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公開日 2013/05/09 18:50
東芝、'12年度は純利益775億円確保 − テレビ等映像事業は大幅減収に
(株)東芝は、2012年度連結業績決算を発表した。売上高は5.8兆円、営業利益は1,943億円、純利益は775億円。
テレビ/PCなどのデジタルプロダクツ部門は、売上高が1兆4,327億円(前年度比2,283億円減収)。
流通・事務用機器事業が米IBMからの事業買収効果等により増収に。しかしテレビ等の映像事業が、国内市場の更なる需要減や、北米/中国市場における販売不振等もあり、大幅な減収になった。また、PC事業は国内/欧州市場でほぼ横ばいとなったものの、北米市場での需要減をうけた販売台数の減少などにより減収となった。
損益面では、映像事業が国内市場の需要減を受け大幅な改善はならず。PC事業も、コスト削減施策などで一定の利益は確保したものの、減収により減益にとどまった。この結果、部門全体の営業損失は244億円となった(前年度比28億円改善)。
そのほか、2012年3月に東芝モバイルディスプレイ(株)の全株式を譲渡したことなどにより、その他部門の売上高は3,107億円(前年度比1,942億円減少)、営業損益も、前年度比330億円減少し118億円の損失となった。
■2013年度は売上高6.1兆円、純利益1,000億円を見込む
また、2013年度の連結業績予想も発表された。売上高6.1兆円、営業利益2,600億円、純利益1,000億円を見込む。
セグメント別では、デジタルプロダクツ部門は売上高1.5兆円、営業利益250億円(前年度比494億円増収)が目標。流通・事務用機器事業の買収効果による伸長に加え、映像事業の黒字化等により増収・黒字化を狙う。また、量販店向けビジネス偏重の状況から脱却し、確実に収益の確保できる事業体制を目指すとのことだ。
テレビ/PCなどのデジタルプロダクツ部門は、売上高が1兆4,327億円(前年度比2,283億円減収)。
流通・事務用機器事業が米IBMからの事業買収効果等により増収に。しかしテレビ等の映像事業が、国内市場の更なる需要減や、北米/中国市場における販売不振等もあり、大幅な減収になった。また、PC事業は国内/欧州市場でほぼ横ばいとなったものの、北米市場での需要減をうけた販売台数の減少などにより減収となった。
損益面では、映像事業が国内市場の需要減を受け大幅な改善はならず。PC事業も、コスト削減施策などで一定の利益は確保したものの、減収により減益にとどまった。この結果、部門全体の営業損失は244億円となった(前年度比28億円改善)。
そのほか、2012年3月に東芝モバイルディスプレイ(株)の全株式を譲渡したことなどにより、その他部門の売上高は3,107億円(前年度比1,942億円減少)、営業損益も、前年度比330億円減少し118億円の損失となった。
■2013年度は売上高6.1兆円、純利益1,000億円を見込む
また、2013年度の連結業績予想も発表された。売上高6.1兆円、営業利益2,600億円、純利益1,000億円を見込む。
セグメント別では、デジタルプロダクツ部門は売上高1.5兆円、営業利益250億円(前年度比494億円増収)が目標。流通・事務用機器事業の買収効果による伸長に加え、映像事業の黒字化等により増収・黒字化を狙う。また、量販店向けビジネス偏重の状況から脱却し、確実に収益の確保できる事業体制を目指すとのことだ。