• ブランド
    特設サイト
公開日 2013/12/21 19:24

<ポタフェス>CHORDのDSD/384対応ポタアン「Hugo」/フォステクス「HP-V1」最終版/JBL新BTヘッドホン

ULTRASONE「Edition 5」やAudiofly新製品も出展
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
東京・秋葉原で12月21日・22日に開催されている「第4回ポータブルオーディオフェスティバル2013 in 秋葉原」。ここではタイムロード、フォステクス、ハーマンインターナショナルのブースの内容を紹介する。

■タイムロード

タイムロードのブースでは、CHORDのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Hugo」が参考出展された。本機は2014年1月の米CESにて正式発表され、2月に日本国内でも発売予定だ。価格については、英国では1000ポンド程度で検討されているものの、現時点では未定とのこと。

CHORDのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Hugo」

入力はデジタルのみで、USB入力を2系統搭載。一方は384kHz/32bit PCM、5.8MHz/2.8MHz DSDの入力に対応。Macについてはドライバーレスで動作可能で、iPhoneやiPadと接続しての192kHz/24bit PCM再生やDSD再生も可能となる。もう一方のUSB入力については44.1kHz/16bitまでの対応で、タブレットやスマートフォンとの接続を想定している。

USB入力は384kHz/DSD対応が1系統、44.1kHz/16bit対応が1系統の合計2系統搭載

出力はヘッドホンが3系統(標準1、ステレオミニ2)、ライン出力を1系統搭載

ヘッドホンはステレオ標準端子を1系統、ステレオミニ端子を2系統搭載。ライン出力も搭載している。なお製品の外観や仕様は最終版ではなく、今後も発売までに変更・改良される可能性があるとのことだ。本機の詳細については、追って別項で紹介する。

同社が取り扱うULTRASONEのヘッドホンも出展。特に12月17日に発売されたばかりのフラグシップヘッドホン「Edition 5」(関連ニュース)が注目を集めていた。

ULTRASONE「Edition 5」

本機は2003年に発売された「edition 7」以来、editionシリーズの10周年を飾るフラグシップとして全世界限定555台が製造、販売される。日本では12月中旬からの発売が予定されており、価格は税込で493,500円。その他、今年発売の密閉型モデル「Edition 12」やイヤホン「IQ」「Tio」なども試聴可能だった。

ULTRASONE「Edition 12」

「IQ」(右)と「Tio」(左)

Audioflayからは新製品「AF120」が参考出展された。価格、発売時期は未定とのこと。本機はダイナミックドライバーとBAドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド構成で、耳かけ方式を採用。また本機以外にも、BAドライバーを4基備えたトップエンド機など3モデルが同シリーズにラインナップ予定とのこと。

Audioflay「AF120」(参考出展)

Audioflay「AF56」

Focal Proからは先日発売されたモニターヘッドホン「Spirit Professional」(関連ニュース)も出展。本機は左右chをマッチングしたマイラー/チタン合金40mmドライバーを搭載。同社の長年にわたるスピーカー設計のノウハウも投入されているという。

Focal Pro「Spirit Professional」

その他、仏Aedleのヘッドホン「VK-1 Classic」やQables.comのポータブルヘッドホンアンプ「iQube V3」「iQube V1」も展示していた。

Aedle「VK-1 Classic」

Qables.comの「iQube V3」(左)と「iQube V1」(右)

■フォステクス

フォステクス・ブースでは、これまでのイベントでも度々デモ機が出展されていた真空管ポータブルヘッドホンアンプ「HP-V1」(関連ニュース)の最終バージョンが出展された。入力はアナログのみとなる。

真空管ポータブルヘッドホンアンプ「HP-V1」

また、ダイナミックドライバー搭載イヤホン「TE-05」の製品版が、パッケージも含めて展示されていた。両モデルともに発売日や価格などの正式発表は2014年1月を予定しているが、HP-V1は2014年2月、TE-05は2014年1月末に発売される見込みだという。

ダイナミック型ドライバー搭載イヤホン「TE-05」。パッケージにもこだわったという

DSDにも対応したUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「HP-A4」(関連ニュース)も登場。専用プレーヤーソフト「FOSTEX Audio Player」と組み合わせてのデモが行われていた。

5.6MHz DSDにも対応したDAC内蔵ヘッドホンアンプ「HP-A4」

専用プレーヤーソフト「FOSTEX Audio Player」と組み合せのデモも行われた

その他、同社のハイエンドヘッドホン「TH900」や「TH600」、秋のヘッドホン祭 2013でも出展されていた平面駆動型ヘッドホン(関連ニュース)のコンシューマー向けモデルのプロトタイプのデモも行われた。

平面駆動型ヘッドホンのデモ機(左)とフラグシップ「TH900」(右)

同社ヘッドホンの上級モデル「TH600」

■ハーマンインターナショナル

ハーマンインターナショナルのブースでは、AKG、harman/kardon、JBLの各ブランドのヘッドホン、イヤホンが出展された。

AKGからはオープン型モデルのトップエンド機「Q701」や、密閉型モデル「K550」、K550のアウトドアユースモデルとなる「K545」などのヘッドホンが出展された。

AKGの開放型ヘッドホン「Q701」

AKGの密閉型ヘッドホン「K550」


AKGの密閉型ヘッドホン「K545」

イヤホンではフラグシップの「K3003」やスタンダードモデルに位置づけられる「K374」、カラーバリエーションが豊富な「K323 XS」などが登場。

AKGのフラグシップイヤホン「K3003」

AKGのスタンダードモデルに位置づけられるイヤホン「K374」

JBLブランドからは、先日発表されたばかりのBluetoothヘッドホン「J56BT」とBluetoothイヤホン「J46BT」(関連ニュース)がイベント初登場となった。

JBLのBluetoothヘッドホン「J56BT」

同じくBluetoothイヤホン「J46BT」

他にも「JBL Synchros」シリーズにラインナップされるモデルが複数展示。独自のDSP機能「LiveStage シグナル・プロセッシング・テクノロジー」を採用した密閉型ヘッドホンである「S700」と「S500」や、イヤホンの「S200」「S100」が出展されていた。

「JBL Synchros」シリーズのヘッドホン「S500」(左)と「S700」(右)

「JBL Synchros」シリーズのイヤホン「S200」

harman/kardonブランドからはオンイヤー型ヘッドホンの新製品「SOHO」が出展。本機は上位モデルで採用されているスクウェアハウジング&金属&革採用デザインを踏襲しながらボディをコンパクト化。3色のカラーを用意している。

harman/kardonのオンイヤー型ヘッドホン「SOHO」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX