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公開日 2014/05/27 17:49
NTTぷらら、シニア向けスマートTVのサービストライアルを開始 − テレビを使った対面サポートなど
NTTぷららは、テレビ電話を使ったサポートや健康管理、見守り通知などを盛り込んだシニア向けスマートTVのサービストライアルを5月29日から6月25日まで実施する。本件について本日都内で説明会を開催した。
今回のサービストライアルは、全国約30世帯が対象。それぞれ下記のように違うモデルケースに向け、様々な企業同士で連携してサービス提供テストを行う。各企業同士のシステムはフロントでスマートTVプラットフォームに統合され、スマートフォン/スマートTV/PCなどを連携させて使うすることができる。
・BtoBtoC:サービス付き高齢者住宅(WELLITH新小岩)
・BtoC:全国の一般家庭モニター
・BtoGtoC:自治体(青森県上北郡七戸町)
■サービスの特徴
1.テレビ電話を使ったオペレーターとの対面式による手厚いサポート
ユーザーからのアクションを待つのではなく、オペレーター側からユーザーに「御用聞きコール」というかたちでコールし、ユーザーの日頃の困りごとや、機器の操作方法の案内などを行う。
また、「何でも相談」メニュー(対象時間は11:00〜17:00)を設け、様々な相談を受け付け。物販も行うが、商品一覧画面をリモコンで選ぶというかたちではなく、オペレーターと対話しながら購入することが可能だ。利用方法を案内しながら安否も確認できるので操作にハードルを感じている方にも安心だ。
2.離れて暮らす家族とのコミュニケーション
リモコン操作履歴やメール通知を確認することで安否を知れるメニューや、写真共有やテレビ電話などの機能も勿論備えている。
3.地域情報等をテレビからチェック
自治体や住宅施設からの情報をテレビ画面から確認できるメニューも用意。地域のイベントのお知らせをチェックしやすくなることで外出などの行動につなげる。また、自治体等のホームページも閲覧することができる。特に七戸町では、行政サービスの告知や地域イベントの配信などを実施。役場に通うことが困難な方々に対しては、テレビ電話を活用した遠隔相談サービスも行う。
4.健康管理システム
血圧計と組み合わせて使うことで日々の数値をグラフに記録できる健康管理サービスも。こちらは離れた家族も閲覧できるので安否確認も可能。気になる症状はテレビ電話を使って健康相談することもできる。
5.その他
SDカードスロットを備え、自分で撮った写真や、全国から寄せられた写真をテレビで見たりするといった楽しみ方もできる。
■本サービスの利用方法
本サービスを利用するには「ST-3200」をベースに、UIをシニア向けにカスタマイズしたSTBとカメラが必要。設置はひかりTVの社員が実際に赴いて行う。その際、困っていることがないかなどのヒアリングも行うとのこと。
バンドルされる健康管理用の血圧計は、STBにタッチすることで連携されるしくみ。今後はSTBとの直接連携も検討状況だという。家族向けのスマートフォンアプリも用意する。
今回のトライアルをビジネスモデル確立の手がかりとすることで、正式ローンチ後の利用料金やプル型コンテンツの需要探り、安否確認等対応の線引きなどを検討していくという。
◇ ◇ ◇
日本は現在4人に1人が高齢者という世界でも随一の超高齢社会であり、この対策が求められている。最も高齢化の進む日本における高齢者ビジネスの成功は、今後の輸出産業にもつながるのではないかと見ているという。
内閣府の調査によると、高齢者の娯楽の30%以上は「テレビ/ラジオ」。高齢社会ならではの、デジタルデバイドや独居老人対策、高齢者福祉・介護などという課題を、スマートTVサービスで解決する可能性を探るべく今回の取り組みに至ったと説明していた。
今回のサービストライアルは、全国約30世帯が対象。それぞれ下記のように違うモデルケースに向け、様々な企業同士で連携してサービス提供テストを行う。各企業同士のシステムはフロントでスマートTVプラットフォームに統合され、スマートフォン/スマートTV/PCなどを連携させて使うすることができる。
・BtoBtoC:サービス付き高齢者住宅(WELLITH新小岩)
・BtoC:全国の一般家庭モニター
・BtoGtoC:自治体(青森県上北郡七戸町)
■サービスの特徴
1.テレビ電話を使ったオペレーターとの対面式による手厚いサポート
ユーザーからのアクションを待つのではなく、オペレーター側からユーザーに「御用聞きコール」というかたちでコールし、ユーザーの日頃の困りごとや、機器の操作方法の案内などを行う。
また、「何でも相談」メニュー(対象時間は11:00〜17:00)を設け、様々な相談を受け付け。物販も行うが、商品一覧画面をリモコンで選ぶというかたちではなく、オペレーターと対話しながら購入することが可能だ。利用方法を案内しながら安否も確認できるので操作にハードルを感じている方にも安心だ。
2.離れて暮らす家族とのコミュニケーション
リモコン操作履歴やメール通知を確認することで安否を知れるメニューや、写真共有やテレビ電話などの機能も勿論備えている。
3.地域情報等をテレビからチェック
自治体や住宅施設からの情報をテレビ画面から確認できるメニューも用意。地域のイベントのお知らせをチェックしやすくなることで外出などの行動につなげる。また、自治体等のホームページも閲覧することができる。特に七戸町では、行政サービスの告知や地域イベントの配信などを実施。役場に通うことが困難な方々に対しては、テレビ電話を活用した遠隔相談サービスも行う。
4.健康管理システム
血圧計と組み合わせて使うことで日々の数値をグラフに記録できる健康管理サービスも。こちらは離れた家族も閲覧できるので安否確認も可能。気になる症状はテレビ電話を使って健康相談することもできる。
5.その他
SDカードスロットを備え、自分で撮った写真や、全国から寄せられた写真をテレビで見たりするといった楽しみ方もできる。
■本サービスの利用方法
本サービスを利用するには「ST-3200」をベースに、UIをシニア向けにカスタマイズしたSTBとカメラが必要。設置はひかりTVの社員が実際に赴いて行う。その際、困っていることがないかなどのヒアリングも行うとのこと。
バンドルされる健康管理用の血圧計は、STBにタッチすることで連携されるしくみ。今後はSTBとの直接連携も検討状況だという。家族向けのスマートフォンアプリも用意する。
今回のトライアルをビジネスモデル確立の手がかりとすることで、正式ローンチ後の利用料金やプル型コンテンツの需要探り、安否確認等対応の線引きなどを検討していくという。
日本は現在4人に1人が高齢者という世界でも随一の超高齢社会であり、この対策が求められている。最も高齢化の進む日本における高齢者ビジネスの成功は、今後の輸出産業にもつながるのではないかと見ているという。
内閣府の調査によると、高齢者の娯楽の30%以上は「テレビ/ラジオ」。高齢社会ならではの、デジタルデバイドや独居老人対策、高齢者福祉・介護などという課題を、スマートTVサービスで解決する可能性を探るべく今回の取り組みに至ったと説明していた。