• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/10/07 17:13

<CEATEC>シャープ、85型“フルスペック”8K液晶テレビを参考出展

120Hz駆動や22.2ch音声再生に対応
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
10月7日から11日まで幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2014」。本記事では、85型のフルスペック8Kテレビが注目を集めたシャープのブースをレポートする。

シャープ・ブースの外観

同社の最新液晶テレビも一堂に会した

参考出展されたフルスペック8Kテレビは、サイズが85インチ。“フルスペック”を謳った理由は、解像度7,680×4,320の8Kパネルの採用に加えて、120Hz駆動への対応、BT.2020の大半をカバーする広色域(カバー率は非公開)を実現したためとのこと。サウンドについても最大22.2chに対応。64個のフルレンジスピーカーと2基のサブウーファーを組み合わせた波面合成スピーカーを採用した。実用最大出力は1,000Wとなる。また、このフルスペック8Kテレビは、CEATEC AWARD 2014において総務大臣賞を受賞したとのことだ。

最も注目を集めたのはやはり、85型フルスペック8Kテレビだった

シャープの最新液晶テレビも一堂に展示。4K対応AQUOS「UD20」シリーズや、4K相当の表示を可能とする“AQUOS クアトロン プロ”XL20シリーズになどが出展されていた。また、4K IGZO液晶を採用した32型4K対応テレビも参考出展されていた。

や“AQUOS クアトロン プロ”XL20シリーズ

4K対応AQUOS「UD20


4K IGZO液晶を採用した32型4K対応テレビ

また、10月27日より配信が開始される「ひかりTV 4K」に対応したテレビのデモや、4K試験放送の録画・再生に対応したAQUOS 4Kレコーダー「TH-UD1000」の展示も行われた。

「ひかりTV 4K」のデモ

AQUOS 4Kレコーダー「TH-UD1000」

昨日発表された法人向けのMEMS-IGZO搭載7.0型タブレット(関連ニュース)も出展。本機は米クアルコム社の子会社であるPixtronix社とシャープの共同開発により実用化したMEMS-IGZOディスプレイを搭載。ディスプレイの解像度は1,280×800(WXGA)。発売は2015年の上半期となる。

MEMS-IGZO搭載7.0型タブレット

Pixtronix社のMEMSディスプレイ技術と同社のIGZO技術を融合させることで、一般的な液晶ディスプレイに比べ、一層の低消費電力化と高い色再現性を実現したという。会場では、高輝度性能のデモや、光の高透過性とシャッター技術による省電力のデモを披露。本機も来場者の関心を集めていた。

光の高透過性とシャッター技術による省電力のデモ

高輝度性能もアピールしていた

ブースでは、同社の手がけるスマートフォンのデモも多数行われていた。フレームレス構造を採用した「AQUOS CRYSTAL/CRYSTAL X」のデモは、狭額ベゼルを活かして同一機種2台でひとつの画像を表示する“SWIPE PAIR”機能を披露。特別なソフトウェアを用いて、複数台の「AQUOS CRYSTAL/CRYSTAL X」で画像を表示するデモも行われていた。

「AQUOS CRYSTAL/CRYSTAL X」を多数組み合わせての映像表示

「AQUOS CRYSTAL」を2台用いての“SWIPE PAIR”機能も披露

また、シャープの家電製品に搭載されている人工知能“ココロエンジン”をベースに、感情があるかのように話しかけて生活をサポートしてくれる「エモパー」も大きくフィーチャーされていた。

シャープ製のスマートフォンやタブレットも多数展示

人工知能による「エモパー」も大きく取り上げられていた

シャープのブース内では、“スマート・スイートホーム”と銘打ったゾーンも展開。ソーラー、蓄電池、HEMSなどのエネルギーソリューションに加え、ココロエンジンを搭載した“ともだち家電”によるライフスタイルを提案していた。

、“スマート・スイートホーム”と銘打ったゾーンも展開

カー関連の展示に大きなスペースを割いていたことも今回の特徴。独自技術のフリーフォームディスプレイや、4台のカメラの映像から360度のパノラマ俯瞰映像や視点変更映像を合成する「360度フリービューシステム」など、同社のデバイス技術を活かした車載技術を紹介していた。

同社の液晶技術を活かして、様々な形状の液晶ディスプレイを実現するフリーフォームディスプレイ

4台のカメラの映像から360度のパノラマ俯瞰映像や視点変更映像を合成する「360度フリービューシステム」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「サウンドバーだぞ、これは」。ピュアなサウンド、背中に回る “包まれ感” ……。「Sonos Arc Ultra」に評論家も衝撃
2 【特別インタビュー】100年続く「音」の企業でありたい。FIIOのデスクトップオーディオ開発責任者が語る未来図
3 コルグ、Nutube真空管フォノアンプ搭載のポータブルレコードプレーヤー「handytraxx tube」
4 満場一致でVGP2025金賞! “トゥルーサウンド” に磨きをかけたBowers & Wilkins「Pi8」「Pi6」の魅力に迫る
5 【インタビュー】LUMIXは常にチャレンジャー。「S9」の購入層はスマホからのステップアップが実に約3割、新たな価値を連打する
6 <2025年オーディオ業界提言>世代交代の核となるエントリー製品とアクセサリーの充実に期待
7 立体音響を叶える高級サウンドバーvsコンパクトでも本格派のHi-Fiシステム、テレビと組み合わせるならどっち!?
8 知ってた? iOS 18で登場した「操作ミスせず電源を切る」便利な方法
9 【moraアニソンTOP10】『薬屋のひとりごと』OPが連続トップ! 星街すいせい3rdアルバムも配信開始
10 ベイヤーダイナミック、音楽制作用イヤモニ「DT IEシリーズ」発表。用途ごとに特化した4モデル
1/23 10:53 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX