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公開日 2015/01/08 12:28
【CES】SVP今村氏が語る“BRAVIA”「Android採用」「HDR・ハイレゾ対応」の戦略図
分社化による好影響にも言及
ソニーは2015年のCES会場で、液晶テレビ“ブラビア”の新製品を発表した。現地時間の7日に開催されたソニービジュアルプロダクツ(株)代表取締役社長の今村昌志氏による記者会見では、「Android TV」を採用した背景や今後のブラビアの商品展開に関連する戦略が語られた。
今村氏は「これは繰り返し述べてきたこと」と前置きしながら、ソニーのテレビ製品が目指す“3つの方向性”について改めて言及した。ひとつはテレビの本質的な価値である「画質」「音質」のクオリティを徹底追求すること。ふたつめはリビング空間に溶け込むような美しい佇まいを磨き上げること。最後の3つめは誰もが簡単に使える操作性を高めることであり、ブラビアはこの3つを進化させてきたテレビだと今村氏は強調した。
CESに展示したブラビアの新製品については「プラットフォーム、コンテンツ事業者との協業の中で魅力的なテレビ製品を発表した。テレビ事業のターンアラウンド(業績回復)には、オペレーションの改革と商品力の向上が鍵になるが、そのコンビネーションが実際にどう表れたか、ひとつの成果をお見せできた」と今村氏はコメント。
「業界のプラットフォームを効率よく使いながら、ソニー独自の差異化をどのように求めていくか。業界標準が横糸だとすれば、自社の独立技術を縦糸とした場合に、これをいかに織り込むかが重要である。縦横を織り込んだタペストリーの一端を、2015年の始まりとともにご紹介することができた」とした。
決算発表が間近に控えていることから、今村氏は「本日のタイミングで詳細を言明することは控えたい」としつつも、先進国各地の年末商戦で「4K」の市場は確実に伸びつつあり、ソニー製品の販売が好調であるとコメントした。
「特に北米ではベストバイにおいて、技術陣と一体になってお客様に4Kコンテンツを見ていただき、製品の魅力を感じてもらえる“ショップinショップ”の体験型展示に注力してきた。いまその手応えが出始めている」という今村氏。単純にシェアを追いかけるのではなく、商品の高い付加価値を伝えながら感動を生み出す技術で市場をリードしていくことに努めてきたことが、ユーザーに評価されているのだと述べた。
以下、今村氏による記者会見の一問一答をご紹介する。
今村氏は「これは繰り返し述べてきたこと」と前置きしながら、ソニーのテレビ製品が目指す“3つの方向性”について改めて言及した。ひとつはテレビの本質的な価値である「画質」「音質」のクオリティを徹底追求すること。ふたつめはリビング空間に溶け込むような美しい佇まいを磨き上げること。最後の3つめは誰もが簡単に使える操作性を高めることであり、ブラビアはこの3つを進化させてきたテレビだと今村氏は強調した。
CESに展示したブラビアの新製品については「プラットフォーム、コンテンツ事業者との協業の中で魅力的なテレビ製品を発表した。テレビ事業のターンアラウンド(業績回復)には、オペレーションの改革と商品力の向上が鍵になるが、そのコンビネーションが実際にどう表れたか、ひとつの成果をお見せできた」と今村氏はコメント。
「業界のプラットフォームを効率よく使いながら、ソニー独自の差異化をどのように求めていくか。業界標準が横糸だとすれば、自社の独立技術を縦糸とした場合に、これをいかに織り込むかが重要である。縦横を織り込んだタペストリーの一端を、2015年の始まりとともにご紹介することができた」とした。
決算発表が間近に控えていることから、今村氏は「本日のタイミングで詳細を言明することは控えたい」としつつも、先進国各地の年末商戦で「4K」の市場は確実に伸びつつあり、ソニー製品の販売が好調であるとコメントした。
「特に北米ではベストバイにおいて、技術陣と一体になってお客様に4Kコンテンツを見ていただき、製品の魅力を感じてもらえる“ショップinショップ”の体験型展示に注力してきた。いまその手応えが出始めている」という今村氏。単純にシェアを追いかけるのではなく、商品の高い付加価値を伝えながら感動を生み出す技術で市場をリードしていくことに努めてきたことが、ユーザーに評価されているのだと述べた。
以下、今村氏による記者会見の一問一答をご紹介する。