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この1年で7機種にラインナップ拡大

【CES】進化するスマートウェア。ソニーの“ウェアラブル戦略”一問一答インタビュー

公開日 2015/01/13 10:21 折原一也
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2015 International CESを振り返ってみると、「ウェアラブルデバイス」或いは「IoT(Internet of Things)」という言葉でも呼ばれる製品群が主役の一角を占めていたことについては、疑う余地もないだろう。無数のベンチャーや専業メーカーがひしめくこの新興製品カテゴリーに対して、とにかく積極的に挑む姿勢を見せ、7種類ものウェアラブルデバイスを展開していたのがソニーだった。

今回は、CES会場内で初披露となった「Smart B-Trainer」「SmartEyeglass Attach!」の2製品を含めたソニーのウェアラブル戦略について、ソニー(株)UX・商品戦略・セールス&マーケティングプラットフォームUX・商品戦略・セール&マーケティング本部UX企画運営部門 UX企画部プロダクトプランニングマネージャー 近藤博仁氏に、グループ取材でインタビューした際の一問一答をお届けする。

ソニーでUX戦略を担当する近藤氏

■ソニー近藤マネージャーが語る、CESで展示した7つのスマートウェア展開

近藤氏は取材の冒頭で以下のように語った。

「今回紹介するプロダクツについては、ソニー内ではウェアラブルとは呼んでいません。搭載するセンサーによってセンシングを行うウェア商品として、“スマートウェア”という言葉をつけています。

このスマートウェア領域で、ソニーが『SmartBand』の“コア”を発表したのが1年前でした。それから現在までに、IFAで発表した『SmartBand TALK』や『SmartWatch 3』、今春からアメリカでも発売する『Smart Tennis Sensor』のほか、今回のCESで発表した『Smart B-Trainer』『SmartEyeglass Attach!』もあわせると、この1年間で合計7製品にラインナップが拡充しました。

ソニーでは一連のウェアラブル商品をスマートウェアと呼んでいる

ソニーの展開する7つのスマートウェア商品群

ソニーではこれらのスマートウェアを、ファッションの領域やゲーム・エンターテイメントの領域へ拡大しながら、新しい使い道を模索している段階にあります。キッズ向けやトラベル向けなど、新しいユースケースを広げるための取り組みを、今回のCESのスマートウェアの商品群から感じて頂ければと思います」。

では次頁から、近藤氏による製品紹介およびその後に行われた一問一答による質疑応答の模様を、プロダクトのカテゴリーごとにレポートする。

次ページ「SmartBand Talk」「SmartWatch 3」について

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