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公開日 2015/07/31 14:00
OPPOから日本限定モデル「BDP-105D JAPAN LIMITED」。 筐体強化、11.2MHz DSDにも対応
DSD 11.2MHz再生にも対応
OPPO Digital Japanは、BDプレーヤーの新製品として、日本限定モデル「BDP-105D JAPAN LIMITED」を2015年8月中旬より発売する。価格はオープンだが、25万円前後での実売が予想される。
本機はOPPOのBDプレーヤー「BDP-105DJP」の基本設計を踏襲しつつ、各種強化パーツの追加や水晶発振器の交換によってさらなる高画質化・高音質化を実現したモデル。機能面では、USB-DACがDSD 11.2MHzファイルの再生に対応した。詳細については以下に説明していく。
■筐体やドライブに強化パーツを追加して振動対策を徹底
BDP-105D JAPAN LIMITEDは振動対策を徹底。不要振動を抑えた「オプティマル・バイブレーション・コントロール・アラインメント」設計を採用。XY平面上で重心をセット中心に一致させるだけでなく、Z軸方向の重心位置もディスククランプ部に極力近づけることで、ディスク由来の振動や外部振動に対して、免震構造の建物のように構造全体を動かし、特定部分の振幅が過大にならない設計を徹底した。なお、本体質量については通常モデル「BDP-105DJP」が7.9kgなのに対し、本機は10.7kgとなっている。
BDドライブは、ローダーメカ部の天板は非磁性体3mm厚ステンレス金属加工部品に変更し、各種ディスクメディアの読み取りの安定性と音質改善を実現。さらに電源部の鋼板カバーの上部にも非磁性体3o厚ステンレス金属加工部品を追加し、重量バランスの調整および電磁波対策を行っている。
シャーシ下には3mm厚の強化ボトムプレートを追加。このプレートには、強度向上に加えて重量バランスや排熱も考慮し、強度重量比が高く熱伝導性の高いアルミ合金を使用している。
インシュレータには、振動減衰性能に優れたTAOC製グラデーション鋳鉄インシュレーターを使用。従来品以上に安定した設置性を確保するとともに、内部の振動を効果的に減衰させつつ、外部振動の影響を受けにくい構造を実現させたという。
■クロックを改善してジッターをさらに低減。ノイズ対策も徹底
DACチップには「ES9018S」を使用するが、D/A変換ブロックが入力信号と非同期で動作するこのDACの特性を生かすためには、D/A変換の基準となるマスタークロックの周波数を限界まで高め変換性能を向上させることが必要あったという。そのため本機ではES9018Sの再生品質に影響する水晶発振器の動作周波数をより高い動作周波数に設定することで、さらに高品位な再生を実現。また、D/Aコンバーターのマスタークロックには低位相雑音水晶発振器を使用し、クロックジッターによる音質劣化を最小化。従来モデルを大幅に超える高音質を実現したとしている。
旭化成せんい製のノイズ抑制素材「PULSHUT」を採用し、さらなる電磁波対策を施したことも特徴。BDプレーヤーは音楽専用プレーヤーと異なり、各種基板やプロセッサー、電源部において高い周波数の信号のやりとりが行われる。そのため筐体内の電磁波対策にもさらに着目。筐体内の電磁波を金属板だけで遮断することは容易ではないため、非磁性体ながら効果的な電磁波吸収能力を持つ「PULSHUT」を採用。可聴帯域(20Hz〜20,000Hz)から、MHz帯〜GHz帯までの広い周波数帯域におけるノイズ対策を実施した。結果、聴感上はもちろん、測定においても100Hz帯で約10dB、それ以上の可聴帯域でも平均約3dBのS/Nの改善を実現したという。
■USB-DAC機能によるDSD 11.2MHz再生に対応
対応メディア/ソースは、上述の11.2MHz DSDを除けば基本的にBDP-105DJPと同様だ。ディスクメデイアはBD(Blu-ray 3D含む)、SACD、CD、DVDオーディオなどの再生に対応。LANによるネットワーク再生、USB-B端子によるUSB-DAC機能、USB-A端子によるUSBメモリー再生等にも対応している。ヘッドホン出力も搭載する。
DSD 11.2MHzについては、USB-DAC機能を使っての再生時のみ対応。ネットワーク、USB-AについてはDSD 2.8MHzまでの対応となる。PCMについては、384kHz/32bitまで対応する(USB-DAC再生時)。
DACチップは、BDP-105DJPと同様にESS Technologyの32bit DAC「ES9018S」を使用。さらにESSの特許技術「Hyperstream DACアーキテクチャー」と「ダイムドメイン・ジッターエリミネーター」により、徹底したノイズ対策、ジッター対策を行っている。
音声出力についても、引き続き、ステレオ出力専用基板、7.1chアナログ出力専用基板をそれぞれ搭載。ステレオ出力はXLR端子、RCA端子を各1系統備えており、XLR出力についてはDACの差動出力を用い、コモンモードノイズを低減させるフルバランス設計を採用している。
■高画質機能「Darbee Visual Presence」を搭載
2系統のHDMI 1.4a出力端子を搭載。映像・音声信号を様々な組み合わせで出力することが可能。映像/音声スプリット機能により、映像と音声を分離して2系統のHDMIでそれぞれ伝送して、より高品位な再生を行うこともできる。
4kアップスケーリング機能を搭載し、フルHD信号を3840×2160の4K信号にアップスケーリングして出力することが可能。あらゆる入力信号に対して4Kアップスケーリングが可能だ(対応解像度は480i・480p・720p・1080i・1080p・4k)。
BDP-105DJPに引き続き、2Dや3Dの映像においても実際の人間の見方を基にした両眼立体情報を付加する「Darbee Visual Presence」テクノロジーを採用。よりダイナミックで自然な奥行き感をクリアに表現する。また,映像処理の強さは調整が可能で、ユーザーの好みに応じてカスタマイズすることできる。
外形寸法は430W×131H×311Dmm、質量は10.7kg。
本機はOPPOのBDプレーヤー「BDP-105DJP」の基本設計を踏襲しつつ、各種強化パーツの追加や水晶発振器の交換によってさらなる高画質化・高音質化を実現したモデル。機能面では、USB-DACがDSD 11.2MHzファイルの再生に対応した。詳細については以下に説明していく。
■筐体やドライブに強化パーツを追加して振動対策を徹底
BDP-105D JAPAN LIMITEDは振動対策を徹底。不要振動を抑えた「オプティマル・バイブレーション・コントロール・アラインメント」設計を採用。XY平面上で重心をセット中心に一致させるだけでなく、Z軸方向の重心位置もディスククランプ部に極力近づけることで、ディスク由来の振動や外部振動に対して、免震構造の建物のように構造全体を動かし、特定部分の振幅が過大にならない設計を徹底した。なお、本体質量については通常モデル「BDP-105DJP」が7.9kgなのに対し、本機は10.7kgとなっている。
BDドライブは、ローダーメカ部の天板は非磁性体3mm厚ステンレス金属加工部品に変更し、各種ディスクメディアの読み取りの安定性と音質改善を実現。さらに電源部の鋼板カバーの上部にも非磁性体3o厚ステンレス金属加工部品を追加し、重量バランスの調整および電磁波対策を行っている。
シャーシ下には3mm厚の強化ボトムプレートを追加。このプレートには、強度向上に加えて重量バランスや排熱も考慮し、強度重量比が高く熱伝導性の高いアルミ合金を使用している。
インシュレータには、振動減衰性能に優れたTAOC製グラデーション鋳鉄インシュレーターを使用。従来品以上に安定した設置性を確保するとともに、内部の振動を効果的に減衰させつつ、外部振動の影響を受けにくい構造を実現させたという。
■クロックを改善してジッターをさらに低減。ノイズ対策も徹底
DACチップには「ES9018S」を使用するが、D/A変換ブロックが入力信号と非同期で動作するこのDACの特性を生かすためには、D/A変換の基準となるマスタークロックの周波数を限界まで高め変換性能を向上させることが必要あったという。そのため本機ではES9018Sの再生品質に影響する水晶発振器の動作周波数をより高い動作周波数に設定することで、さらに高品位な再生を実現。また、D/Aコンバーターのマスタークロックには低位相雑音水晶発振器を使用し、クロックジッターによる音質劣化を最小化。従来モデルを大幅に超える高音質を実現したとしている。
旭化成せんい製のノイズ抑制素材「PULSHUT」を採用し、さらなる電磁波対策を施したことも特徴。BDプレーヤーは音楽専用プレーヤーと異なり、各種基板やプロセッサー、電源部において高い周波数の信号のやりとりが行われる。そのため筐体内の電磁波対策にもさらに着目。筐体内の電磁波を金属板だけで遮断することは容易ではないため、非磁性体ながら効果的な電磁波吸収能力を持つ「PULSHUT」を採用。可聴帯域(20Hz〜20,000Hz)から、MHz帯〜GHz帯までの広い周波数帯域におけるノイズ対策を実施した。結果、聴感上はもちろん、測定においても100Hz帯で約10dB、それ以上の可聴帯域でも平均約3dBのS/Nの改善を実現したという。
■USB-DAC機能によるDSD 11.2MHz再生に対応
対応メディア/ソースは、上述の11.2MHz DSDを除けば基本的にBDP-105DJPと同様だ。ディスクメデイアはBD(Blu-ray 3D含む)、SACD、CD、DVDオーディオなどの再生に対応。LANによるネットワーク再生、USB-B端子によるUSB-DAC機能、USB-A端子によるUSBメモリー再生等にも対応している。ヘッドホン出力も搭載する。
DSD 11.2MHzについては、USB-DAC機能を使っての再生時のみ対応。ネットワーク、USB-AについてはDSD 2.8MHzまでの対応となる。PCMについては、384kHz/32bitまで対応する(USB-DAC再生時)。
DACチップは、BDP-105DJPと同様にESS Technologyの32bit DAC「ES9018S」を使用。さらにESSの特許技術「Hyperstream DACアーキテクチャー」と「ダイムドメイン・ジッターエリミネーター」により、徹底したノイズ対策、ジッター対策を行っている。
音声出力についても、引き続き、ステレオ出力専用基板、7.1chアナログ出力専用基板をそれぞれ搭載。ステレオ出力はXLR端子、RCA端子を各1系統備えており、XLR出力についてはDACの差動出力を用い、コモンモードノイズを低減させるフルバランス設計を採用している。
■高画質機能「Darbee Visual Presence」を搭載
2系統のHDMI 1.4a出力端子を搭載。映像・音声信号を様々な組み合わせで出力することが可能。映像/音声スプリット機能により、映像と音声を分離して2系統のHDMIでそれぞれ伝送して、より高品位な再生を行うこともできる。
4kアップスケーリング機能を搭載し、フルHD信号を3840×2160の4K信号にアップスケーリングして出力することが可能。あらゆる入力信号に対して4Kアップスケーリングが可能だ(対応解像度は480i・480p・720p・1080i・1080p・4k)。
BDP-105DJPに引き続き、2Dや3Dの映像においても実際の人間の見方を基にした両眼立体情報を付加する「Darbee Visual Presence」テクノロジーを採用。よりダイナミックで自然な奥行き感をクリアに表現する。また,映像処理の強さは調整が可能で、ユーザーの好みに応じてカスタマイズすることできる。
外形寸法は430W×131H×311Dmm、質量は10.7kg。