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公開日 2015/11/11 14:34
マスプロ、4K・360度撮影に対応したアクションカム「Kodak PIXPRO SP360 4K」
価格は約6万円
マスプロ電工は、4Kでの360度撮影が可能なアクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360 4K」を11月27日より発売する。価格はオープンだが、59,500円前後での実売が予想される。本記事では、本日開催された製品発表会の模様も合わせてお伝えしていく。
本機は「Kodak PIXPRO SP360」の上位モデルで、4K画質で360度撮影できるアクションカメラ。同社は本機を“世界初の4K対応360度撮影が可能なアクションカメラ”としている。なお、今後は「Kodak PIXPRO SP360」も併売される。
本機は4K動画を最大55分撮影可能。水平方向に360度、垂直方向に235度の全方位撮影ができるGLOBALモードにおいて、2,880×2,880(約800万画素)での撮影が可能となる。
発表会では本機発売に至った背景も紹介。日本ではYouTubeのユーザー数が多いが、そのYouTubeが360度動画に対応したことで、360度撮影が可能なアクションカメラにも改めて注目が集まっているとのこと。アクションカメラの市場も拡大し、2016年の出荷台数予測が500万台に迫る勢い中で、4K対応のハイスペックモデル「SP360 4K」を提案していくという。
またSP360 4Kの特徴として「360度撮影」「4K画質」「多彩な表示モード」「優れた操作性」の4つが挙げられた。
360度撮影については、高性能な非球面レンズによって実現。水平方向360度に加えて、垂直方向も235度までの撮影が可能。「レンズより下までの撮影でき、一台で“ほぼ全方位”の撮影が可能」とアピールしていた。
なお、オプションとして2016年1月下旬発売予定のダブルベースマウントに、SP360 4Kを2台装着して撮影、専用ソフトウェアで編集することで、水平・垂直両方向360度の全天球動画を撮影することも可能となる。
4K画質については、撮像素子1/2.3型 BSI CMOSセンサー(有効画素数:約1,240万画素、総画素数:1,276万画素)を搭載。約8M(2,880×2,880、Grobal mode時)で4K・360度画像を記録することができる。また撮影モードは、360度撮影を行うGLOBALモードと、前方撮影を行うFRONTモードを用意する。
360度撮影した映像は、多彩な映像表現で楽しむことができる。円上に360度を表現するGlobal、前方のみを再現する「Front 16:9」「Front 4:3」、360度の前後を分割2画面で表示する「Seg」、前後左右を分割4画面で表示する「Quad」、360度映像をリング状に表示する「Ring」、パノラマ状に表示する「Panorama」、その他「Throw-out」「Extraction」「Dome」「Magic flat」と全11種類の映像表現からセレクトすることができる。
アクションカメラとしての優れた操作性もアピールされた。まず撮影した映像については、専用編集ソフトを用意しており、簡単に再生・編集が可能。本ソフトはYouTubeの360度動画規格にも対応。YouTubeへのアップロード用の動画のエンコードはもちろん、YouTubeへのアップロードまでボタンひとつでできることが紹介された。
アウトドアなどでの用途も考慮して耐久性も高めた。防滴性能はIPX5、防塵性能はIP6X、帯落下性能は高さ2mまで(レンズカバー付き)、耐低温性能は-10度となる。
本体はWi-Fi対応しており、NFCによるワンタッチ接続にも対応。スマートフォンとWi-Fi接続して、専用アプリから本機を遠隔操作したり、撮影画面を確認しりすることができる。録画操作や、撮影した画像の再生も可能で、SNSへの映像アップロードにも対応している。
また、別売りのリモコン「RR-BK01」を用いることで、遠隔での動画や静止画の撮影操作も可能。また、リモコンから複数のSP360 4Kを操作することもできる。
動画・静止画の記録については、内蔵メモリーは搭載しておらず、記録メディアはmicroSDカード(128GBまでサポート)となる。インターフェースはUSB2.0とmicro HDMI端子を搭載する。
HDMI端子でテレビと接続してのライブビューモードにも対応。映像を確認しながら撮影を行うことができる。ビデオチャットやビデオストリーミングに最適なウェブカメラモードも搭載。またHDMI CECにも対応している。
その他の機能として、夜景モード、設定した時間ごとに撮影を行うタイムラプス機能などを搭載する。
SP360 4K用に別売りアクセサリーも用意。標準ケースや防水ケース、吸着マウント、バーマウント、レンズカバーが12月下旬より順次発売される。
発表会冒頭ではマスプロ電工(株)代表取締役 社長 端山佳誠氏が挨拶。JKイメージング社との日本総販売代理店契約を結び、昨年11月に「Kodak PIXPRO SP360」を発売したが、好調な売れ行きを記録したことから、今回さらにハイスペックな4K対応360度アクションカメラを発売するに至ったとコメントしていた。
同社カメラ事業プロジェクト 総括 取締役の近藤真人氏は、マスプロ電工の4K・8Kに対するスタンスもアピール。「地デジ移行後にテレビ需要が大幅縮小する中で、4Kテレビの需要は確実にアップしており、アクションカムの市場もこれに合わせて伸びていくと予想しています。また我が社はテレビ受信機関連製品機器において、他社に先駆けて4K・8K対応を行ってきましたが、同様にアクションカメラでも高解像度化が求められていると考えています」と述べた。
また同社取締役 営業本部長の河合清彦氏は、SP360 4Kの今後の展開についても紹介。昨年11月発売の360SPは量販店のおいて約8,000台の販売実績があったとのこと。本機についてもさらに高い販売計画をもって挑むと意気込みを語っていた。
SP360 4K発売を記念した「Kodak PIXPRO ウインターキャンペーン」を実施することも紹介。2015年11月27日から2016年1月31日までの期間中に「SP360 4K」「SP360」「SP1」のいずれかを購入すると「専用バッテリー」がプレゼントされる。また、「Kodak PIXPRO SP360 動画コンテスト」の開催もアナウンスされた。
本機は「Kodak PIXPRO SP360」の上位モデルで、4K画質で360度撮影できるアクションカメラ。同社は本機を“世界初の4K対応360度撮影が可能なアクションカメラ”としている。なお、今後は「Kodak PIXPRO SP360」も併売される。
本機は4K動画を最大55分撮影可能。水平方向に360度、垂直方向に235度の全方位撮影ができるGLOBALモードにおいて、2,880×2,880(約800万画素)での撮影が可能となる。
発表会では本機発売に至った背景も紹介。日本ではYouTubeのユーザー数が多いが、そのYouTubeが360度動画に対応したことで、360度撮影が可能なアクションカメラにも改めて注目が集まっているとのこと。アクションカメラの市場も拡大し、2016年の出荷台数予測が500万台に迫る勢い中で、4K対応のハイスペックモデル「SP360 4K」を提案していくという。
またSP360 4Kの特徴として「360度撮影」「4K画質」「多彩な表示モード」「優れた操作性」の4つが挙げられた。
360度撮影については、高性能な非球面レンズによって実現。水平方向360度に加えて、垂直方向も235度までの撮影が可能。「レンズより下までの撮影でき、一台で“ほぼ全方位”の撮影が可能」とアピールしていた。
なお、オプションとして2016年1月下旬発売予定のダブルベースマウントに、SP360 4Kを2台装着して撮影、専用ソフトウェアで編集することで、水平・垂直両方向360度の全天球動画を撮影することも可能となる。
4K画質については、撮像素子1/2.3型 BSI CMOSセンサー(有効画素数:約1,240万画素、総画素数:1,276万画素)を搭載。約8M(2,880×2,880、Grobal mode時)で4K・360度画像を記録することができる。また撮影モードは、360度撮影を行うGLOBALモードと、前方撮影を行うFRONTモードを用意する。
360度撮影した映像は、多彩な映像表現で楽しむことができる。円上に360度を表現するGlobal、前方のみを再現する「Front 16:9」「Front 4:3」、360度の前後を分割2画面で表示する「Seg」、前後左右を分割4画面で表示する「Quad」、360度映像をリング状に表示する「Ring」、パノラマ状に表示する「Panorama」、その他「Throw-out」「Extraction」「Dome」「Magic flat」と全11種類の映像表現からセレクトすることができる。
アクションカメラとしての優れた操作性もアピールされた。まず撮影した映像については、専用編集ソフトを用意しており、簡単に再生・編集が可能。本ソフトはYouTubeの360度動画規格にも対応。YouTubeへのアップロード用の動画のエンコードはもちろん、YouTubeへのアップロードまでボタンひとつでできることが紹介された。
アウトドアなどでの用途も考慮して耐久性も高めた。防滴性能はIPX5、防塵性能はIP6X、帯落下性能は高さ2mまで(レンズカバー付き)、耐低温性能は-10度となる。
本体はWi-Fi対応しており、NFCによるワンタッチ接続にも対応。スマートフォンとWi-Fi接続して、専用アプリから本機を遠隔操作したり、撮影画面を確認しりすることができる。録画操作や、撮影した画像の再生も可能で、SNSへの映像アップロードにも対応している。
また、別売りのリモコン「RR-BK01」を用いることで、遠隔での動画や静止画の撮影操作も可能。また、リモコンから複数のSP360 4Kを操作することもできる。
動画・静止画の記録については、内蔵メモリーは搭載しておらず、記録メディアはmicroSDカード(128GBまでサポート)となる。インターフェースはUSB2.0とmicro HDMI端子を搭載する。
HDMI端子でテレビと接続してのライブビューモードにも対応。映像を確認しながら撮影を行うことができる。ビデオチャットやビデオストリーミングに最適なウェブカメラモードも搭載。またHDMI CECにも対応している。
その他の機能として、夜景モード、設定した時間ごとに撮影を行うタイムラプス機能などを搭載する。
SP360 4K用に別売りアクセサリーも用意。標準ケースや防水ケース、吸着マウント、バーマウント、レンズカバーが12月下旬より順次発売される。
発表会冒頭ではマスプロ電工(株)代表取締役 社長 端山佳誠氏が挨拶。JKイメージング社との日本総販売代理店契約を結び、昨年11月に「Kodak PIXPRO SP360」を発売したが、好調な売れ行きを記録したことから、今回さらにハイスペックな4K対応360度アクションカメラを発売するに至ったとコメントしていた。
同社カメラ事業プロジェクト 総括 取締役の近藤真人氏は、マスプロ電工の4K・8Kに対するスタンスもアピール。「地デジ移行後にテレビ需要が大幅縮小する中で、4Kテレビの需要は確実にアップしており、アクションカムの市場もこれに合わせて伸びていくと予想しています。また我が社はテレビ受信機関連製品機器において、他社に先駆けて4K・8K対応を行ってきましたが、同様にアクションカメラでも高解像度化が求められていると考えています」と述べた。
また同社取締役 営業本部長の河合清彦氏は、SP360 4Kの今後の展開についても紹介。昨年11月発売の360SPは量販店のおいて約8,000台の販売実績があったとのこと。本機についてもさらに高い販売計画をもって挑むと意気込みを語っていた。
SP360 4K発売を記念した「Kodak PIXPRO ウインターキャンペーン」を実施することも紹介。2015年11月27日から2016年1月31日までの期間中に「SP360 4K」「SP360」「SP1」のいずれかを購入すると「専用バッテリー」がプレゼントされる。また、「Kodak PIXPRO SP360 動画コンテスト」の開催もアナウンスされた。