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公開日 2015/12/20 14:22
<ポタフェス>エミライ、HERUS+を披露/WIREWORLDのヘッドホンケーブル/ミスウルトラゾーン大活躍
LUMIN AppのiPhone版が発表
12月19日・20日の2日間にわたって開催中のポータブルオーディオの祭典「ポタフェス 2015」。本稿では地下1階に出展した各ブースの模様をお伝えする。
■タイムロード(ULTRASONE/CHORD)
タイムロードのブースには、秋のヘッドホン祭 2015に引き続いて「ミスウルトラゾーン」に就任した延時成実さんが登場。自らULTRASONEのヘッドホンのアピールを行っていた。
延時成実さんは、オーディオライターの野村ケンジ氏と共に、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのフジムラトヲルさんをゲストに迎えて、ポタフェス会場内の模様を伝えるUstream中継も実施。各ブースの見所をリアルタイムで伝えていた。
タイムロードのブースには、ULTRASONEのヘッドホンやCHORDのD/Aコンバーターが出展。ULTRASONEからは、トップエンドの「Edition」シリーズをはじめ、「Performance」シリーズ、「PROシリーズなどの各モデルが展示され、実際にその音を確かめることができた。
また、CHORDからは据え置き型のDAC/ヘッドホンアンプ「Hugo TT」が登場。ULTRASONEのヘッドホンアンプと組み合わせたデモが行われていた。
■OPPO Digital Japan
OPPO Digital Japanは、ポータブル型の平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-3」とポータブルヘッドホンアンプ「HA-2」のカラーバリエーションを今回も出展(HA-2のカラバリは参考出展)。そのほか平面磁界駆動型ヘッドホンの旗艦モデル「PM-1」やヘッドホンアンプ「HA-1」を軸としたデモを行っていた。
■エミライ(MrSpeakers/exaSound/Resonessence Labs/etc)
エミライは、19日発売となったResonessence LabsのポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「HERUS+」を出展。通常版「HERUS」に低消費電力モードを搭載することで、音質はそのままにさらなるポータブル用途での使いやすさを追求したモデルだ。
同社が取り扱うexaSound Audio Designからは10月に発売された11.2MHz DSD対応のUSB-DAC「e22 mk2」が出展。本機はe22をベースに、専用DCアダプターによって電源強化を図った日本独自仕様モデルだ。
この秋のヘッドホン新製品の中でも注目を集めたモデルのひとつ、米MrSpeakersのV-Planar振動板を搭載した平面磁界駆動型ヘッドホン「ETHER」「ETHER C」も登場。2.5mm4極端子を搭載したバランス駆動用オプションケーブルも併せて展示されていた。
■ブライトーン(LUMIN/Bright-tone)
ブライトーンはブースにて、同社が取り扱うLUMINネットワークプレーヤーの専用コントロールアプリ「LUMIN App」のiPhone版を発表した。本アプリはその操作性や閲覧性の高さで高い評価を得てきたが、長きにわたってiPad向けのみの提供となっていた(最近になってAndroid向けはリリース)。そしてiPhone版が12月17日から提供開始。iPad版と同等の機能を搭載しており、確認した限りiPad版の優れたレスポンスも継承している。LUMIN AppのiPad版の完成度は極めて高いのだが、ちょっとした操作をiPhoneからも行いたいというユーザーも多かったはず。iPhone版登場は朗報だ。
同社ブースでは、Bright-toneブランドのネットワークプレーヤー「BT-NMP-01」とヘッドホンアンプ「BT-HPA-01」に、LUMINのNAS「L1」を組み合わせてのデモも実施されていた。
■完実電気(WOREWORLD/NORTH STAR DESIGHN/etc)
完実電気のブースでは、ナスペックが取り扱うケーブルブランドWIREWORLD社のヘッドホン用ケーブルが参考出展された。出展されたのは、「Nano-Platinum Eclipse Headphone」「Nano-Silver Eclipse Headphone」「Nano Eclipse Headphone」「Pulse」の4機種で、いずれも3.5mm端子 - 3.5mm端子のケーブルとなる。価格順は上から前掲の製品順となる。
いずれも日本での発売日は未定。今回を含めたイベントでの反応を見ながら、今後の展開を検討していくという。また、ナスペックが本ケーブルをMMCXに改造した試作品も展示されていた。
ユニークだったのはWIREWORLDの社長であるデビッド・ザルツ氏が考案したという3.5mmプラグを2個直接繋げた検証用端子によるデモ。ケーブルを廃して、“端子”のみでプレーヤーとヘッドホンを繋げた音が確認できるということだ。同社では“ケーブルが介在しない音”をこうした方法で確認しながら、ケーブル開発を行っているとのことだ。
■ORB
ORBはFitEar向けおよび2pinイヤホン(カスタムIEM)向けのリケーブルを出展。 また、同社据え置き型ヘッドホン「JADE Casa」のスタジオ/プロ仕様モデルである「JADE stage」も出展された。本機はプロ用途を想定してcue box(ミキサー付きのヘッドホンモニター)として使用することが可能。例えばエレキギターの練習時に、オケとギターの音を個別に入力・ミックスしてモニターし、音量も個々で調整するといった使い方が可能となっている。同社ブースでは、秋のヘッドホン祭 2015で実施された“ケーブル総選挙”の上位ケーブルの販売も行われた。
■MERIDIAN
MERIDIANのコンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「Explorer2」は、従来モデル「Explorer」からDSPによるデジタル信号の処理能力を大幅に向上させたモデルで、新ハイレゾフォーマット MQAにも対応予定のモデル。従来機はデジタル出力兼用としていた出力をアナログ出力に特化させたことも特徴で、音量固定のプリアンプ出力にも対応する。
また据え置き型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「PRIME」を、別筐体の強化電源とセットにしたモデルも参考出展。また、本機のステレオ標準端子×2によるバランス出力を4pin XLR端子に変換するショートケーブルも出展された。本ケーブルはオヤイデ電気による設計で、近日中に発売予定とのことだ。
■KORG
KORGは、アナログレコードのデジタル化にも対応したUSBオーディオインターフェース「DS-DAC-10R」を出展。会場では実際にアナログレコードプレーヤーと組み合わせての試聴ができた。また、iOS端末用のDSD対応ミュージックプレーヤーアプリ「iAudioGate」をApple Watchから操作するデモも行われていた。
■KEF
KEFのブースでは、光沢アルミ仕上げのコンパクトなヘッドホン「M400」やカナル型イヤホンの最新モデル「M200」を聴くことができた。Uni-Qドライバー搭載のaptX対応Bluetoothスピーカー「MUO」も展示されていた。
■KRIPTON
クリプトンはUSB入力を搭載したハイレゾ対応アクティブスピーカーのトップエンドモデル「KS-7HQM」と、同シリーズのミドルレンジモデル「KS-3HQM」を出展。両モデルによるハイレゾ再生のデモを実施した。
■くみたてLab
くみたてLabの「KL-REF」はダイナミック型ドライバー×2、BAドライバー×3のハイブリッド構成を採用したカスタムIEM。2基のダイナミック型ドライバーを収めるために、専用設計して3Dプリンターで出力したハウジングを採用している。排圧機構の設置により振動板と鼓膜を保護する機構を搭載した点や、低域の量感を調節できるボリュームオプションを用意した点も特徴だ。
会場にはリケーブルの新製品も登場。取り回しを向上させるために細身の線材を採用。皮膜を厚くすることでケーブルに透明感を出してルックスにもこだわっている。
■コンチネンタルファーイースト(ADAM Audio/KRYNA)
コンチネンタルファーイーストはADAM Audioのアクティブスピーカーを出展。スタジオ/プロ用途で人気を誇るADAMのスピーカーだが、ハイルドライバーによる50kHz再生に対応していることから、今後はハイレゾ対応スピーカーとしてコンシューマーにも積極的に展開していくとのこと。同ブースでは、ANALYSIS PLUSのUSBケーブルも出展。本ケーブルは高度な解析技術によって設計され、より正確で安定した信号データを伝送することが可能だという。
■inMusic Japan
本ブースに先行出展されていたのは、M-AUDIOブランドのコンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「TRANSIT PRO」だ。本機は5.6MHz DSDや384kHz/32bit PCMに対応。ステレオ標準/ミニのヘッドホン出力に加えて、ライン出力、光デジタル出力を搭載する。
■タイムロード(ULTRASONE/CHORD)
タイムロードのブースには、秋のヘッドホン祭 2015に引き続いて「ミスウルトラゾーン」に就任した延時成実さんが登場。自らULTRASONEのヘッドホンのアピールを行っていた。
延時成実さんは、オーディオライターの野村ケンジ氏と共に、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのフジムラトヲルさんをゲストに迎えて、ポタフェス会場内の模様を伝えるUstream中継も実施。各ブースの見所をリアルタイムで伝えていた。
タイムロードのブースには、ULTRASONEのヘッドホンやCHORDのD/Aコンバーターが出展。ULTRASONEからは、トップエンドの「Edition」シリーズをはじめ、「Performance」シリーズ、「PROシリーズなどの各モデルが展示され、実際にその音を確かめることができた。
また、CHORDからは据え置き型のDAC/ヘッドホンアンプ「Hugo TT」が登場。ULTRASONEのヘッドホンアンプと組み合わせたデモが行われていた。
■OPPO Digital Japan
OPPO Digital Japanは、ポータブル型の平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-3」とポータブルヘッドホンアンプ「HA-2」のカラーバリエーションを今回も出展(HA-2のカラバリは参考出展)。そのほか平面磁界駆動型ヘッドホンの旗艦モデル「PM-1」やヘッドホンアンプ「HA-1」を軸としたデモを行っていた。
■エミライ(MrSpeakers/exaSound/Resonessence Labs/etc)
エミライは、19日発売となったResonessence LabsのポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「HERUS+」を出展。通常版「HERUS」に低消費電力モードを搭載することで、音質はそのままにさらなるポータブル用途での使いやすさを追求したモデルだ。
同社が取り扱うexaSound Audio Designからは10月に発売された11.2MHz DSD対応のUSB-DAC「e22 mk2」が出展。本機はe22をベースに、専用DCアダプターによって電源強化を図った日本独自仕様モデルだ。
この秋のヘッドホン新製品の中でも注目を集めたモデルのひとつ、米MrSpeakersのV-Planar振動板を搭載した平面磁界駆動型ヘッドホン「ETHER」「ETHER C」も登場。2.5mm4極端子を搭載したバランス駆動用オプションケーブルも併せて展示されていた。
■ブライトーン(LUMIN/Bright-tone)
ブライトーンはブースにて、同社が取り扱うLUMINネットワークプレーヤーの専用コントロールアプリ「LUMIN App」のiPhone版を発表した。本アプリはその操作性や閲覧性の高さで高い評価を得てきたが、長きにわたってiPad向けのみの提供となっていた(最近になってAndroid向けはリリース)。そしてiPhone版が12月17日から提供開始。iPad版と同等の機能を搭載しており、確認した限りiPad版の優れたレスポンスも継承している。LUMIN AppのiPad版の完成度は極めて高いのだが、ちょっとした操作をiPhoneからも行いたいというユーザーも多かったはず。iPhone版登場は朗報だ。
同社ブースでは、Bright-toneブランドのネットワークプレーヤー「BT-NMP-01」とヘッドホンアンプ「BT-HPA-01」に、LUMINのNAS「L1」を組み合わせてのデモも実施されていた。
■完実電気(WOREWORLD/NORTH STAR DESIGHN/etc)
完実電気のブースでは、ナスペックが取り扱うケーブルブランドWIREWORLD社のヘッドホン用ケーブルが参考出展された。出展されたのは、「Nano-Platinum Eclipse Headphone」「Nano-Silver Eclipse Headphone」「Nano Eclipse Headphone」「Pulse」の4機種で、いずれも3.5mm端子 - 3.5mm端子のケーブルとなる。価格順は上から前掲の製品順となる。
いずれも日本での発売日は未定。今回を含めたイベントでの反応を見ながら、今後の展開を検討していくという。また、ナスペックが本ケーブルをMMCXに改造した試作品も展示されていた。
ユニークだったのはWIREWORLDの社長であるデビッド・ザルツ氏が考案したという3.5mmプラグを2個直接繋げた検証用端子によるデモ。ケーブルを廃して、“端子”のみでプレーヤーとヘッドホンを繋げた音が確認できるということだ。同社では“ケーブルが介在しない音”をこうした方法で確認しながら、ケーブル開発を行っているとのことだ。
■ORB
ORBはFitEar向けおよび2pinイヤホン(カスタムIEM)向けのリケーブルを出展。 また、同社据え置き型ヘッドホン「JADE Casa」のスタジオ/プロ仕様モデルである「JADE stage」も出展された。本機はプロ用途を想定してcue box(ミキサー付きのヘッドホンモニター)として使用することが可能。例えばエレキギターの練習時に、オケとギターの音を個別に入力・ミックスしてモニターし、音量も個々で調整するといった使い方が可能となっている。同社ブースでは、秋のヘッドホン祭 2015で実施された“ケーブル総選挙”の上位ケーブルの販売も行われた。
■MERIDIAN
MERIDIANのコンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「Explorer2」は、従来モデル「Explorer」からDSPによるデジタル信号の処理能力を大幅に向上させたモデルで、新ハイレゾフォーマット MQAにも対応予定のモデル。従来機はデジタル出力兼用としていた出力をアナログ出力に特化させたことも特徴で、音量固定のプリアンプ出力にも対応する。
また据え置き型のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「PRIME」を、別筐体の強化電源とセットにしたモデルも参考出展。また、本機のステレオ標準端子×2によるバランス出力を4pin XLR端子に変換するショートケーブルも出展された。本ケーブルはオヤイデ電気による設計で、近日中に発売予定とのことだ。
■KORG
KORGは、アナログレコードのデジタル化にも対応したUSBオーディオインターフェース「DS-DAC-10R」を出展。会場では実際にアナログレコードプレーヤーと組み合わせての試聴ができた。また、iOS端末用のDSD対応ミュージックプレーヤーアプリ「iAudioGate」をApple Watchから操作するデモも行われていた。
■KEF
KEFのブースでは、光沢アルミ仕上げのコンパクトなヘッドホン「M400」やカナル型イヤホンの最新モデル「M200」を聴くことができた。Uni-Qドライバー搭載のaptX対応Bluetoothスピーカー「MUO」も展示されていた。
■KRIPTON
クリプトンはUSB入力を搭載したハイレゾ対応アクティブスピーカーのトップエンドモデル「KS-7HQM」と、同シリーズのミドルレンジモデル「KS-3HQM」を出展。両モデルによるハイレゾ再生のデモを実施した。
■くみたてLab
くみたてLabの「KL-REF」はダイナミック型ドライバー×2、BAドライバー×3のハイブリッド構成を採用したカスタムIEM。2基のダイナミック型ドライバーを収めるために、専用設計して3Dプリンターで出力したハウジングを採用している。排圧機構の設置により振動板と鼓膜を保護する機構を搭載した点や、低域の量感を調節できるボリュームオプションを用意した点も特徴だ。
会場にはリケーブルの新製品も登場。取り回しを向上させるために細身の線材を採用。皮膜を厚くすることでケーブルに透明感を出してルックスにもこだわっている。
■コンチネンタルファーイースト(ADAM Audio/KRYNA)
コンチネンタルファーイーストはADAM Audioのアクティブスピーカーを出展。スタジオ/プロ用途で人気を誇るADAMのスピーカーだが、ハイルドライバーによる50kHz再生に対応していることから、今後はハイレゾ対応スピーカーとしてコンシューマーにも積極的に展開していくとのこと。同ブースでは、ANALYSIS PLUSのUSBケーブルも出展。本ケーブルは高度な解析技術によって設計され、より正確で安定した信号データを伝送することが可能だという。
■inMusic Japan
本ブースに先行出展されていたのは、M-AUDIOブランドのコンパクトなUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「TRANSIT PRO」だ。本機は5.6MHz DSDや384kHz/32bit PCMに対応。ステレオ標準/ミニのヘッドホン出力に加えて、ライン出力、光デジタル出力を搭載する。