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公開日 2016/04/29 21:13

<ヘッドホン祭>FitEar、MH334の中低域強化アップグレード/テクニクスが初参戦

オーディオテクニカ/AKG//JBLなど
編集部:小澤 麻実
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4月29日(金・祝)、30日(土)と中野サンプラザで開催されている「春のヘッドホン祭2016」。本稿ではオーディオテクニカ、パナソニック、FitEar、ハーマンインターナショナルのブースについてお伝えしよう。

オーディオテクニカ

オーディオテクニカは今回、音楽制作向けヘッドホン/イヤホンを中心に出展を行っていた。

なかでも注目を集めていたのは、4月15日に発売したばかりの楽器向けモニターイヤホン「ATH-E70」「ATH-E50」「ATH-E40」。E70は低中高3基、E50はフルレンジのバランスド・アーマチュアドライバーを搭載。E40はダイナミック型ドライバーを搭載したモデルだ。いずれもケーブルは着脱に対応。コネクターは同社独自開発のA2DCコネクターとなる。

楽器向けモニターイヤホンの最上位機種「ATH-E70」

3機種を取り揃え、試聴することができた

ヘッドホンは楽器向けのモデルをフルラインナップして試聴デモ。オープン型のリファレンスモデル「ATH-R70x」と、密閉型モニターモデル「ATH-M70x」「ATH-M50x」を揃えていた。

オープン型のリファレンスモデル「ATH-R70x」

密閉型モニターモデル「ATH-M70x」「ATH-M50x」も用意


パナソニック

パナソニックは今回がヘッドホン祭初出展。ハイレゾ対応ヘッドホン「RP-HD10」や「RP-HD5」、ハイレゾ対応イヤホン「RP-HDE10」、そしてテクニクスのヘッドホン「EAH-T700」などを用意し、試聴デモを行っていた。

そしてテクニクスのヘッドホン「EAH-T700」。リケーブルの試聴もできた

RP-HD10(手前)、RP-HD5(奥)

なかでもEAH-T700は、付属ケーブルをバランス接続用に改造したものや、onsoのリケーブルと付け替えて音の違いを楽しめるシステムが用意されていた。


FitEar

FitEarは、「MH334 Studio Reference」のアップグレードモデルを参考出展。ヘッドホン祭の会場で先行受付を行っていた。

「MH334 Studio Reference」は業務用カスタムモニターをベースに、より音楽を楽しめるように設計されたモデル。低域と高域にそれぞれ1基づつ、低中域に2基のドライバーを搭載。マスタリングエンジニア・原田光晴氏が開発・設計アドバイザーを務めている。

「MH334 Studio Reference」のアップグレードモデルを先行受付。試聴もでき、開場直後から行列ができていた

アップグレードサービスでは、内部のネットワークを変更することで、周波数レンジの拡大と中低域の解像度が向上するという。受付後、納期は2週間ほど。費用は27,000円(税込)。ただし、旧型フェイスプレートのモデルの場合はフェイスプレートの交換が必要なため、37,800円(税込)となる。

FitEarのブースにはアップグレードを施した試聴機が用意され、開場直後から多くの来場者が訪れ、そのサウンドを確かめるべく試聴を行っていた。なお、現時点でMH334新規制作時にアップグレードを適用することはできないという。

そのほか、「TO GO!334 プレミアムエディション」も8台限定で販売していた。こちらは「TO GO!334」をベースに、ケーブルをハンドメイドのハイエンドモデルにグレードアップしたもの。価格は16万円(税抜)だが、今後の販売は未定とのことだ。

「TO GO!334 プレミアムエディション」。ケーブルがハンドメイドのものになっている

こちらはxDuoo X3のOEM DAO「FitEar 442」。背面のロゴ等以外は「xDuoo X3」と同じで、ノベルティ的に作っただけのものとのこと



ハーマンインターナショナル

ハーマンインターナショナルは、AKGの主力ヘッドホンやJBLの新ヘッドホン“EVEREST”シリーズを中心に出展していた。

JBL“EVEREST”シリーズは、家庭用ハイエンドスピーカーのフラグシップモデルに冠していた名前が付けられたモデル。2016年に70周年を迎えるJBLの新ヘッドホンシリーズが次世代を担うフラグシップとなることから命名されたという。

JBLの新ヘッドホン“EVEREST”シリーズをずらりと展示

AKGも「Y30U」など新モデルを筆頭に主力製品を取り揃えていた

Bluetooth対応の「EVEREST」と、Bluetoothおよびノイズキャンセリング機能を備えた「EVEREST ELITE」で構成。上位機種の「EVEREST ELITE」はオートキャリブレーション機能を備え、ひとりひとりの耳の形状に応じて最適な音にセットアップしてくれるのが特徴。「EVEREST」は、聴いている音楽を別のヘッドホンとワイヤレスで共有できる「ShareMe 2.0」機能を備えている。

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