• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/06/08 13:30

パナソニック、日本初のUltra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」。約13万円

Netflix等の4Kネット動画も視聴可能
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」を6月24日に発売する。オープン価格だが13万円前後での実売が予想される。

DMP-UB900

■日本初のUltra HD Blu-rayプレーヤー

Ultra HD Blu-rayを再生できる機器としては、同社の「DMR-UBZ1」があったが、本機は単体プレーヤーとして初めてUltra HD Blu-rayの再生に対応した。4K/HDRコンテンツを最高の状態で楽しめる製品を示すための、UHD Allianceによる認証「Ultra HD Premium」ロゴも取得している。

単体プレーヤーとして初めてUltra HD Blu-rayの再生に対応

Ultra HD Blu-rayロゴ

また、4Kコンテンツでは、Netflix、YouTube、Amazonビデオの4K動画視聴にも対応。なお、ネット動画のHDRへの対応は今後検討するという。

本機のリモコン

世界初のUltra HD Blu-ray再生対応レコーダー“DIGA”「DMR-UBZ1」(関連ニュース)と同様に、「4Kリアルクロマプロセッサplus」技術を搭載。同社が長年培ってきたノウハウをもとに、Ultra HD Blu-rayに収録される4K/4:2:0映像の輝度信号と色信号のうち、色信号だけを2倍にアップコンバートする。

本体側面のようす

本体脚部のようす

改めて説明すると、Ultra HD Blu-rayに収録される4K素材はプログレッシブ映像のみで、I/P変換処理やアップコンバート処理は発生しない。つまり、Ultra HD Blu-rayの4K再生を行う場合にプレーヤー側で必須となる基本処理は、色信号4:2:0のクロマアップサンプリングのみであり、その性能でプレーヤーの基本画質が決定されるともいえる。

この部分において、本機は「4Kリアルクロマプロセッサplus」技術によって4KもHDRも独自のクロマ処理を施し、自然な質感と立体感を実現するとしている。

同技術は4Kネット動画にも有効。エッジのオーバーシュートが出ないようにケアするなど、動画配信サービスでの4Kコンテンツもより高画質に再生できるよう配慮している。

また、Ultra HD ブルーレイに収録されたHDR映像にも適用されるため、同社の“ビエラ”「DX950シリーズ」などのHDR対応テレビとの組み合わせにおいて「圧倒的に豊かな映像表現を楽しめる」としている。

なお、HDR非対応テレビと接続してUltra HD Blu-rayのHDR映像を再生した場合にも、独自のダイナミックレンジ変換を自動で処理。さらに、使っているテレビに合わせてダイナミックレンジ変換を手動で調整することもできる。

4K超解像/W超解像機能も搭載。4K映像の輝度信号と色信号を画素単位で分析・補正し、4K映像の鮮鋭感や精細感を自在に調整することが可能だという。輝度信号と色信号の両方に対して輪郭とテクスチャを補正することにより、圧縮や伝送で失われた成分をクリアに再現するしている。本機能はハイビジョン映像を4Kアップコンバート出力する際にも有効だという。

そのほか4Kに関しては、ビデオカメラやデジタルカメラで撮影してSDカードやUSBメモリーに保存した4K動画の再生にも対応。1,920×1,080/120p、3,840×2,160/30p、4,096×2,160/24pまでの動画ファイルが再生できる。なお、Wi-Fiも内蔵し、高速通信規格の11acに対応している。

■ハイレゾ再生にも対応/アナログ7.1ch出力も装備

HDMI出力は、AV分離出力可能な2系統を搭載。HDMIの音声端子に接続することでHDCP2.2、4K、HDRに非対応のAVアンプも利用できる。また、映像と音声の信号を分離することで互いの信号の干渉を最低限に抑え、より低ノイズに信号を伝送できるよう配慮している。

次ページUltra HD Blu-rayソフトの全員プレゼントキャンペーンも

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルBDプレーヤー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMP-UB900
  • 発売日2016年6月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)
【SPEC】●再生可能メディア:BD-ROM(Ultra HD Blu-ray)/-RE/-R、DVD-ROM/-RAM/-R/-R(DL)/-RW/+R/+R(DL)/+RW、CD-DA、CD-R/-RW ●接続端子:HDMI出力×2、光デジタル音声出力×1、同軸デジタル音声出力×1、アナログ音声出力…2ch×1/7.1ch×1、SDメモリーカードスロット×1、USB2.0×1、LAN×1 ●消費電力:22W ●外形寸法:435W×68H×199Dmm(突起部含まず) ●質量:2.4kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX