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公開日 2016/09/01 10:27
<IFA>サムスン、“アナログ腕時計”のようなルックスの新スマートウォッチ「Gear S3」
バリエーションは2機種を用意
サムスン電子は「IFA2016」のプレイベント期間となる8月31日に、ベルリン市内の特設会場でスマートウォッチの新製品「Gear S3」の記者発表会を開催した。
サムスンは例年、IFAを舞台にスマートフォンやタブレット、ウェアラブル関連の新製品を数多く発表してきた。過去、プレイベント期間中に開催したモバイル関連製品の発表会は「Galaxy Note Edge」や「Gear VR」など注目製品のワールドプレミアになったこともあることから、今年はどんな製品がヴェールを脱ぐのか期待されていた。フタを開けてみれば、発表された新製品はスマートウォッチ「Gear S3」のバリエーション2機種のみとなった。
発表されたの、スポーツタイプの樹脂バンドを採用し、LTE/3G通信機能を内蔵する「Gear S3 frontier」と、革ベルトとステンレススチールのフレームを採用するシックな外観の「Gear S3 classic」。発売される地域、時期や価格については明らかにされなかった。
文字盤には1.3インチのサークル型有機ELディスプレイを採用。解像度は360×360画素、密度は278ppiであフルカラー表示に対応する。操作状態がアクティブではない時に画面を暗くしながらも常時オンにする「Always On Display」を特徴としてアピール。電池持続は2〜3日間前後を実現している。
プロセッサーはデュアルコア構成で処理速度は1GHz。プラットフォームにはサムスンが開発するTizen OSを採用。「Gear S2」と同じく、ディスプレイ周囲のサークル形状のフレームがダイアルになっていて、アプリの切り替え操作などが素速くできるのがUIの特徴だ。もちろん画面そのものへのスワイプ、タップ操作にも対応するほか、側面には決定・戻る操作のための物理ボタンも配置した。
Gear S3 frontierには埋め込みSIMが採用されており、LTE/3Gでのスタンドアローンの通信が可能だ。マイクにスピーカーも搭載しているので、単体で電話ができたり、アプリの追加、メールの送信なども可能。音楽配信アプリを入れれば、Bluetoothイヤホンなどをペアリングしてスマートウォッチ単体で音楽リスニングが楽しめる。日本には導入されていないサービスだが、Spotifyアプリがプリインストールされていることが本日の発表会で確認できた。
これもまだ日本国内では使えない機能だが、Samsung Pay対応のモバイル電子決済機能も備えている。NFCやMST(Magnetic Secure Transmission)と呼ばれる磁気カードの読み取り機による電子決済にも対応しているのも特徴だ。
ベルトは22mm幅のものであれば市販の製品と自由に交換して楽しめる。ウォッチフェイスも多彩な種類を揃えているという。
会場で実機に触れる機会を得たが、Gear S2から採用するダイアルとボタン、タッチパネルによる操作のレスポンスがさらに向上して使いやすくなった印象だ。まだスマートウォッチが世に出たての頃はその質感がチープな製品も多かったものだが、Gear S3のルックスはまさに“ホンモノのアナログ腕時計”そのものだ。やや文字盤周囲のフレームが大柄なようにも感じるが、装着感は悪くない。有機ELディスプレイも発色が鮮やかで見やすい。あとは発売時の価格がどれぐらいになるのか気になるところだ。
スタンドアロンでの通信はできるに越したことはないが、今どき日常生活の大半の時間をスマホと一緒に過ごしているという方も多いと思うので、価格の差によってはWi-Fi単体の“クラシック”を選択するのもアリだと思う。
サムスンは例年、IFAを舞台にスマートフォンやタブレット、ウェアラブル関連の新製品を数多く発表してきた。過去、プレイベント期間中に開催したモバイル関連製品の発表会は「Galaxy Note Edge」や「Gear VR」など注目製品のワールドプレミアになったこともあることから、今年はどんな製品がヴェールを脱ぐのか期待されていた。フタを開けてみれば、発表された新製品はスマートウォッチ「Gear S3」のバリエーション2機種のみとなった。
発表されたの、スポーツタイプの樹脂バンドを採用し、LTE/3G通信機能を内蔵する「Gear S3 frontier」と、革ベルトとステンレススチールのフレームを採用するシックな外観の「Gear S3 classic」。発売される地域、時期や価格については明らかにされなかった。
文字盤には1.3インチのサークル型有機ELディスプレイを採用。解像度は360×360画素、密度は278ppiであフルカラー表示に対応する。操作状態がアクティブではない時に画面を暗くしながらも常時オンにする「Always On Display」を特徴としてアピール。電池持続は2〜3日間前後を実現している。
プロセッサーはデュアルコア構成で処理速度は1GHz。プラットフォームにはサムスンが開発するTizen OSを採用。「Gear S2」と同じく、ディスプレイ周囲のサークル形状のフレームがダイアルになっていて、アプリの切り替え操作などが素速くできるのがUIの特徴だ。もちろん画面そのものへのスワイプ、タップ操作にも対応するほか、側面には決定・戻る操作のための物理ボタンも配置した。
Gear S3 frontierには埋め込みSIMが採用されており、LTE/3Gでのスタンドアローンの通信が可能だ。マイクにスピーカーも搭載しているので、単体で電話ができたり、アプリの追加、メールの送信なども可能。音楽配信アプリを入れれば、Bluetoothイヤホンなどをペアリングしてスマートウォッチ単体で音楽リスニングが楽しめる。日本には導入されていないサービスだが、Spotifyアプリがプリインストールされていることが本日の発表会で確認できた。
これもまだ日本国内では使えない機能だが、Samsung Pay対応のモバイル電子決済機能も備えている。NFCやMST(Magnetic Secure Transmission)と呼ばれる磁気カードの読み取り機による電子決済にも対応しているのも特徴だ。
ベルトは22mm幅のものであれば市販の製品と自由に交換して楽しめる。ウォッチフェイスも多彩な種類を揃えているという。
会場で実機に触れる機会を得たが、Gear S2から採用するダイアルとボタン、タッチパネルによる操作のレスポンスがさらに向上して使いやすくなった印象だ。まだスマートウォッチが世に出たての頃はその質感がチープな製品も多かったものだが、Gear S3のルックスはまさに“ホンモノのアナログ腕時計”そのものだ。やや文字盤周囲のフレームが大柄なようにも感じるが、装着感は悪くない。有機ELディスプレイも発色が鮮やかで見やすい。あとは発売時の価格がどれぐらいになるのか気になるところだ。
スタンドアロンでの通信はできるに越したことはないが、今どき日常生活の大半の時間をスマホと一緒に過ごしているという方も多いと思うので、価格の差によってはWi-Fi単体の“クラシック”を選択するのもアリだと思う。