• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/03/22 11:00

デノン、ケブラーユニットなどで音質を高めた2.1chサウンドバー「HEOS HomeCinema」

サブウーファーはワイヤレス仕様
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
デノンは、サウンドバーとワイヤレス・サブウーファーで構成された2.1chホームシアターシステム「HEOS HomeCinema」を4月下旬から発売する。価格はオープンだが、89,640円前後での実売が予想される。

「HEOS HomeCinema」

デノンのネットワーク/マルチルームオーディオ機能「HEOS」を搭載し、同ブランドを冠した2.1chホームシアターシステムで、4K/HDRに対応したHDMI入出力を搭載。また、HEOS機能によりNASに保存したハイレゾファイルの再生やAirPlay、Spotifyなどの音楽ストリーミング再生も行える。サウンドバーの横幅は1,018mmで、「50インチクラスのテレビに最適なサイズ」と紹介されている。

実際にテレビと合わせてセッティングしたところ

サウンドバー部は、16mmのソフトドーム・トゥイーター2基とアラミド繊維(ケブラー)で強化された楕円形ミッドウーファー2基による2chスピーカーを搭載。伸びの良い高域と締まりの良い低域を実現するとのこと。スピーカー部は低歪かつ高出力のクラスDアンプによってバイアンプ駆動される。

サウンドバー部

サウンドバーの向かって右側面にボリュームボタンを用意

また、ミッドウーファーの前にはディフューザーを備え、スピーカーの特性と指向性を適切に制御。サウンドバー背面にはポートを備え、このポートのチューニングによってより厚みのある中音域を可能にする。

サウンドバー部とワイヤレス接続されるサブウーファーは、縦置き・横置きに両対応。130mmドライバーを2基搭載することで、歪みのない余裕のある低音を再生する。高剛性キャビネットを採用することで、音のクリアネスも向上させた。こちらもクラスDアンプで駆動される。

ワイヤレス・サブウーファー部

デノン独自のアルゴリズムによる2種類のサウンドモードを用意。「Movie」はフロントスピーカーだけでサラウンドを再現する独自のバーチャルサラウンドモード。「Music」はフラットな特性によるHi-Fi音楽再生を狙ったモードとなる。

そのほか、音量を抑えても迫力あるサウンドが楽しめるという「ナイトモード」、セリフやボーカルを3段階で調整できる「ダイアログエンハンサー」を用意。また、低音・高音のイコライジングやサブウーファーの音量の個別設定も可能だ。

なおサラウンドフォーマットは、Dolby Digital Plus、DTS、AACに対応する。

HDMI端子は入力1系統、出力(ARC対応)1系統を搭載。いずれも4K/HDR(HDR10、HLG、Dolby Vision)、HDCP2.2、HDMIスタンバイパススルーに対応する。

背面端子部

光/同軸デジタル入力、アナログAUX入力もそれぞれ1系統搭載する。

なお、本機はリモコンは付属しておらず、HEOSアプリをインストールしたスマートフォンなどの端末で操作・設定を行う。ボリュームについてはCEC対応テレビのリモコンからも調整できる。

HEOS機能により、ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのハイレゾ再生が可能。5.6MHz DSD、192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、ALACの再生に対応。MP3、AAC、WMA等も再生できる。

HEOS Appの画面

また、HEOS対応機器との連携も可能。他のHEOS機器に繋がったUSBメモリーの音源を本機から再生することや、複数のHEOS機器を連動してのマルチルーム再生が可能となっている。

Wi-Fiを内蔵しており、ホームネットワークとはワイヤレスで接続を行う。

Bluetooth、AirPlayにも対応しており、スマートフォンなどの音源を本機からワイヤレス再生ができる。

音楽ストリーミング配信サービスの再生にも対応。Spotify、Amazon Music、AWA、SoundCloudの再生が可能だ。TuneInによるインターネットラジオ再生にも対応している。

サウンドバー部は壁掛けにも対応。また、テレビ台等に設置する場合は付属フットで高さを調整できる(+13mm)。サブウーファーの横・縦置き対応と合わせて、設置性の高さもアピールされている。

サウンドバー部の外形寸法は1,018W×86H×104Dmm(フット含む)、質量は3.1kg。サブウーファー部の外形寸法は172W×311H×332Dmm(縦置き時)、質量は6.6kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX