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公開日 2018/08/29 15:55
’18年上半期の映像ソフト市場、数量は縮小幅が改善され金額は増。『嵐』など音楽ソフトが牽引
音楽がBDソフトの中で最大ジャンルに
GfKジャパンは、2018年上半期のセル映像ソフトの販売動向を発表した。2018年の上半期の映像ソフト市場は数量前年比4%減となったが、金額は2%増となった。アイドル系作品などを含む音楽ジャンルは10%増と伸長。Blu-rayソフトの金額構成比は前年同期の51%から54%へ拡大したという。
2018年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-rayなど全て含む)は数量では前年比4%減の1,646万枚、金額では同2%増の842億円となり、税抜き平均価格は前年同期から7%上昇し5,100円となった。
2017年通期と比較して、販売数量の縮小幅が改善され、金額では2013年上半期以来5年ぶりにプラス成長に転じた。主な要因としては、音楽ジャンルの伸長があげられる。人気アーティスト『嵐』等、アイドル系作品の販売好調により、同ジャンルの金額構成比は前年通期から11%ポイント拡大し43%を占めた。そのほか洋画では『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『グレイテスト・ショーマン』等のヒット作がリリースされ、盛り上がりを見せた。販売チャネル別金額構成比は、前年からほぼ変化がなく、Eコマースが59%、メディアストアが26%、家電量販店が6%を占めた。
4K Ultra HD Blu-ray含むBlu-rayソフト市場では、数量前年比1%増の747万枚、金額前年比6%増の452億円となり、平均価格は前年同期から5%上昇し6,060円となった。また映像ソフト市場(金額ベース)全体に占める割合は前年同期から3%ポイント拡大し54%となった。販売チャネル別金額構成比では、Eコマースが66%、メディアストアが21%、家電量販店が7%となった。
ジャンル別金額構成比では、音楽が前年通期から10%ポイント拡大し30%を占め、Blu-rayソフトの中でも最大ジャンルとなった。4K UHD Blu-rayソフトは上半期時点で230タイトル以上リリースされ、金額規模も13億円を超えるなど順調に推移している。
同社では、「2018年下半期のセル映像ソフト市場は、昨年大きな話題となった『君の名は。』等の大ヒット作の販売の反動により、再び縮小傾向に転じると見込む。」と分析。「8月29日発売の「安室奈美恵」のファイナル・ツアー作品をはじめ、市場の浮揚要因となりうる作品のリリースにより、減少幅としては小さくなる可能性もある」としている。
2018年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-rayなど全て含む)は数量では前年比4%減の1,646万枚、金額では同2%増の842億円となり、税抜き平均価格は前年同期から7%上昇し5,100円となった。
2017年通期と比較して、販売数量の縮小幅が改善され、金額では2013年上半期以来5年ぶりにプラス成長に転じた。主な要因としては、音楽ジャンルの伸長があげられる。人気アーティスト『嵐』等、アイドル系作品の販売好調により、同ジャンルの金額構成比は前年通期から11%ポイント拡大し43%を占めた。そのほか洋画では『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『グレイテスト・ショーマン』等のヒット作がリリースされ、盛り上がりを見せた。販売チャネル別金額構成比は、前年からほぼ変化がなく、Eコマースが59%、メディアストアが26%、家電量販店が6%を占めた。
4K Ultra HD Blu-ray含むBlu-rayソフト市場では、数量前年比1%増の747万枚、金額前年比6%増の452億円となり、平均価格は前年同期から5%上昇し6,060円となった。また映像ソフト市場(金額ベース)全体に占める割合は前年同期から3%ポイント拡大し54%となった。販売チャネル別金額構成比では、Eコマースが66%、メディアストアが21%、家電量販店が7%となった。
ジャンル別金額構成比では、音楽が前年通期から10%ポイント拡大し30%を占め、Blu-rayソフトの中でも最大ジャンルとなった。4K UHD Blu-rayソフトは上半期時点で230タイトル以上リリースされ、金額規模も13億円を超えるなど順調に推移している。
同社では、「2018年下半期のセル映像ソフト市場は、昨年大きな話題となった『君の名は。』等の大ヒット作の販売の反動により、再び縮小傾向に転じると見込む。」と分析。「8月29日発売の「安室奈美恵」のファイナル・ツアー作品をはじめ、市場の浮揚要因となりうる作品のリリースにより、減少幅としては小さくなる可能性もある」としている。