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公開日 2018/10/29 13:05
<ヘッドホン祭>WAGNUS、NOBLE AUDIOとのコラボ「セミカスタムIEM」。カスタムの音質とユニバーサルの手軽さを両立
納期はカスタムIEMより短めに
WAGNUS.は、東京・中野サンプラザで開催された「秋のヘッドフォン祭り2018」において、同社がカスタムIEMの輸入代理店業務を務めるNOBLE AUDIOと協業して制作する「セミカスタムIEM」の発表会を開催(関連ニュース)。
同社代表の久米春如氏と、NOBLE AUDIO創業者のひとりで“Wizard” の愛称で知られるジョン・モールトン氏が取り組みについて説明した。
NOBLE AUDIOのカスタムIEMは、日本はもちろん海外のオーディオ愛好家にも認められる音質に加え、独自の素材とモールトン氏オリジナルデザインにより一点物のカスタムIEMを制作するオプション「Wizard Design」など、高いデザイン性でも知られている。その一方、カスタムIEMの注文は、耳型採取の行程や、1 - 2ヶ月かかることもある製作期間などが存在し、一般的なユニバーサルイヤホンに比べれば敷居が高いと言える。
久米氏はセミカスタムIEMのコンセプトはそこから生まれたとし、「カスタムIEMのハイクオリティなサウンドと高いデザイン性を、ユニバーサルイヤホンの手軽さで楽しむことができる」と語った。
セミカスタムIEMのデザインは、NOBLE AUDIOのユニバーサルIEMのハウジングを下敷きにしており、イヤーピースをはめて耳に装着する形式。しかし製作は「Wizard Design」のカスタムIEM同様、注文を受けてからモールトン氏がデザインから組み立てまですべて自身で製作する。納期は通常のカスタムIEMよりは短く、注文が集中していなければ1ヶ月前後で完成するという。
フェイスプレートの材質は10種類前後から選ぶことができ、入手の難しい木材、貝などのプレミアムマテリアルが用意される。同じ素材でも模様は少しずつ異なり、在庫が無くなった素材は新しいものに入れ替わっていくため、同じモデルでもユーザーごとに異なるデザインに仕上がるという。耳の内側にあたるシェル部分は基本的に樹脂製だが、シェルもプレミアムマテリアルで製作できるオプションを検討しているとのこと。
販売開始時のラインナップは5ドライバーモデルと2ドライバーモデルの2種類。モールトン氏によれば、いずれも従来のNOBLE AUDIOのサウンドを元に新設計したもので、5ドライバーモデルは「エッジを立てたシャープな切れ味のある音」、2ドライバーモデルは「従来の2ドライバーモデルをさらにステップアップさせた、濃密でエネルギッシュな音」に仕上げているという。
また、セミカスタムIEM独自の特徴として、WAGNUS.が販売しているイヤホンケーブルのフラグシップモデル「Sheepシリーズ」と同等の線材を内部配線に採用。注文時に3種の中から選択でき、圧倒的なワイドレンジが得られるという純銀メッキ線ケーブル「Frosty Sheep」、全体的に見通しがよく中低域のコシが特徴的なClass 1 OFC線ケーブル「Silence Sheep」、前述の2種類をプラス側・マイナス側で使い分けるハイブリッド配線を用意する。どの線材を使用しているかは、シェルにマークを印して見分けることができる。ケーブルもWAGNUS. オリジナルモデルを同梱する。
久米氏はセミカスタムIEMのラインナップを順次充実させていき、貴重な素材やチューニングを変えたバリエーションモデルなど、限定モデルも発表していきたいと語った。
同社代表の久米春如氏と、NOBLE AUDIO創業者のひとりで“Wizard” の愛称で知られるジョン・モールトン氏が取り組みについて説明した。
NOBLE AUDIOのカスタムIEMは、日本はもちろん海外のオーディオ愛好家にも認められる音質に加え、独自の素材とモールトン氏オリジナルデザインにより一点物のカスタムIEMを制作するオプション「Wizard Design」など、高いデザイン性でも知られている。その一方、カスタムIEMの注文は、耳型採取の行程や、1 - 2ヶ月かかることもある製作期間などが存在し、一般的なユニバーサルイヤホンに比べれば敷居が高いと言える。
久米氏はセミカスタムIEMのコンセプトはそこから生まれたとし、「カスタムIEMのハイクオリティなサウンドと高いデザイン性を、ユニバーサルイヤホンの手軽さで楽しむことができる」と語った。
セミカスタムIEMのデザインは、NOBLE AUDIOのユニバーサルIEMのハウジングを下敷きにしており、イヤーピースをはめて耳に装着する形式。しかし製作は「Wizard Design」のカスタムIEM同様、注文を受けてからモールトン氏がデザインから組み立てまですべて自身で製作する。納期は通常のカスタムIEMよりは短く、注文が集中していなければ1ヶ月前後で完成するという。
フェイスプレートの材質は10種類前後から選ぶことができ、入手の難しい木材、貝などのプレミアムマテリアルが用意される。同じ素材でも模様は少しずつ異なり、在庫が無くなった素材は新しいものに入れ替わっていくため、同じモデルでもユーザーごとに異なるデザインに仕上がるという。耳の内側にあたるシェル部分は基本的に樹脂製だが、シェルもプレミアムマテリアルで製作できるオプションを検討しているとのこと。
販売開始時のラインナップは5ドライバーモデルと2ドライバーモデルの2種類。モールトン氏によれば、いずれも従来のNOBLE AUDIOのサウンドを元に新設計したもので、5ドライバーモデルは「エッジを立てたシャープな切れ味のある音」、2ドライバーモデルは「従来の2ドライバーモデルをさらにステップアップさせた、濃密でエネルギッシュな音」に仕上げているという。
また、セミカスタムIEM独自の特徴として、WAGNUS.が販売しているイヤホンケーブルのフラグシップモデル「Sheepシリーズ」と同等の線材を内部配線に採用。注文時に3種の中から選択でき、圧倒的なワイドレンジが得られるという純銀メッキ線ケーブル「Frosty Sheep」、全体的に見通しがよく中低域のコシが特徴的なClass 1 OFC線ケーブル「Silence Sheep」、前述の2種類をプラス側・マイナス側で使い分けるハイブリッド配線を用意する。どの線材を使用しているかは、シェルにマークを印して見分けることができる。ケーブルもWAGNUS. オリジナルモデルを同梱する。
久米氏はセミカスタムIEMのラインナップを順次充実させていき、貴重な素材やチューニングを変えたバリエーションモデルなど、限定モデルも発表していきたいと語った。