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公開日 2019/04/23 13:00
ソニー、最上位4K有機ELテレビ“ブラビアMASTER”「A9G」。4Kチューナー内蔵/画音質強化/Apple連携も
新UIや新リモコンで使い勝手も向上
ソニーは、同社製テレビ“4K BRAVIA”(ブラビア)新モデルを大量発表。本稿では、新4K衛星放送(BS 4K)チューナーを内蔵し、同放送用に処理アルゴリズムを進化させた映像プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載した新フラグシップ有機ELテレビ「A9Gシリーズ」を紹介する。
77型/65型/55型の3サイズ展開で、65型「KJ-65A9G」と55型「KJ-55A9G」を先行して6月8日発売。77型「KJ-77A9G」は6月15日に発売する。オープン価格だが77型モデルが100万円前後、65型モデルは55万円前後、55型モデルは35万円前後での実売が予想される。
1月にアメリカで開催されたCES2019で海外発表されていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好。「A1シリーズ」以来およそ2年ぶりに77型の大画面モデルがラインナップに復活した。クリエイターの制作意図を忠実に再現し、スタジオレベルの画質をユーザーに届けられるモデルであることを表す“ブラビアMASTERシリーズ”の製品として展開する。
地デジ/BS/110度CSチューナー2基に加えて、新たにBS/110度CS 4Kチューナーを2基搭載。4K放送を本機単体で受信できることに加え、裏番組録画も行える。なお各チューナーとも1基は視聴専用、1基が録画専用となる。また、HDR信号はHDR10/HLG/ドルビービジョンに対応している。
映像プロセッサーは前述のように「X1 Ultimate」を搭載。新たに4K放送向けの処理アルゴリズムを向上させるなど、2018年モデルに搭載していた同プロセッサーから進化させている。
独自の有機ELパネル制御技術「ピクセル コントラスト ブースター」も引き続き搭載。同技術で高コントラストを実現するとともに、上記「X1 Ultimate」プロセッサーでの高精細かつノイズを抑制した映像を実現するとし、「ソニーは大画面でこそ差が出る高画質技術を持っている」とアピールしている。そのほか、高画質技術では映像エンジン「4K X-Reality PRO」やトリルミナスディスプレイ技術も備えている。
音声面では、画面自体を振動させて音を出すことで映像と音の一体感向上を図る「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載。アクチュエーターの構造変更で音の明瞭感と広がりの向上を図ったほか、サブウーファーも新開発して大幅な薄型化を実現させた。
アクチュエーターは1基で出力20Wのものを新開発。昨年モデル「A9F」では13Wのアクチュエーターを2基1対として左右それぞれに搭載していたが、出力数が高い一方で音が混濁するケースもあったと同社は説明。1基で高出力のアクチュエーター搭載に変更することで、音の明瞭感と広がりの改善を図ったという。
サブウーファーは10W+10Wという出力を従来から維持しつつも、厚みを60mmから30mmへと半減。大幅な薄型化を成功させた。なお、スピーカーはアクチュエーター2基とサブウーファー2基による最大出力60Wの2.2chで、2019年内に予定しているアップデートによってドルビーアトモスにも対応する。
そのほか、AVアンプや外部スピーカーと組み合わせてサラウンド環境を構築する際に本機のスピーカーをセンタースピーカーとして利用する「センタースピーカーモード」にも引き続き搭載。スピーカー端子を背面に装備している。
機器入力の切り替え時やEPG(番組表)などのUIも新たなデザインに変更。リモコンも新たに無線リモコンに変更し、先端をテレビに向けずにチャンネル変更を始めとする各種操作が行えるようにするなど、使い勝手の改善を図っている。
AppleのAirplay 2やHomeKitにも2019年内のアップデートに対応予定で、iTunesやiPhoneで撮影した写真をテレビの大画面で視聴したり、「ヘイSiri、ブラビアの電源をつけて」などのようにHomeKit搭載デバイスからブラビアを操作できるようになる。また、Googleアシスタントによる音声でのハンズフリー操作や、IFTTT対応などのIoT機器連携にも対応。なお、Chromecast built-inなどAndroidデバイスとの連携機能も引き続き搭載している。
そのほか、ネット動画アプリの起動時間を従来の最大1/4に短縮するなど「サクサク操作」も搭載。Netflixアプリなら約1秒で高速起動できるほか、YouTubeアプリも起動時間を従来の1/2に短縮した。加えて、電源オンや入力切替、音量切替の時間も最大で約1/2になったという。
77型/65型/55型の3サイズ展開で、65型「KJ-65A9G」と55型「KJ-55A9G」を先行して6月8日発売。77型「KJ-77A9G」は6月15日に発売する。オープン価格だが77型モデルが100万円前後、65型モデルは55万円前後、55型モデルは35万円前後での実売が予想される。
1月にアメリカで開催されたCES2019で海外発表されていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好。「A1シリーズ」以来およそ2年ぶりに77型の大画面モデルがラインナップに復活した。クリエイターの制作意図を忠実に再現し、スタジオレベルの画質をユーザーに届けられるモデルであることを表す“ブラビアMASTERシリーズ”の製品として展開する。
地デジ/BS/110度CSチューナー2基に加えて、新たにBS/110度CS 4Kチューナーを2基搭載。4K放送を本機単体で受信できることに加え、裏番組録画も行える。なお各チューナーとも1基は視聴専用、1基が録画専用となる。また、HDR信号はHDR10/HLG/ドルビービジョンに対応している。
映像プロセッサーは前述のように「X1 Ultimate」を搭載。新たに4K放送向けの処理アルゴリズムを向上させるなど、2018年モデルに搭載していた同プロセッサーから進化させている。
独自の有機ELパネル制御技術「ピクセル コントラスト ブースター」も引き続き搭載。同技術で高コントラストを実現するとともに、上記「X1 Ultimate」プロセッサーでの高精細かつノイズを抑制した映像を実現するとし、「ソニーは大画面でこそ差が出る高画質技術を持っている」とアピールしている。そのほか、高画質技術では映像エンジン「4K X-Reality PRO」やトリルミナスディスプレイ技術も備えている。
音声面では、画面自体を振動させて音を出すことで映像と音の一体感向上を図る「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載。アクチュエーターの構造変更で音の明瞭感と広がりの向上を図ったほか、サブウーファーも新開発して大幅な薄型化を実現させた。
アクチュエーターは1基で出力20Wのものを新開発。昨年モデル「A9F」では13Wのアクチュエーターを2基1対として左右それぞれに搭載していたが、出力数が高い一方で音が混濁するケースもあったと同社は説明。1基で高出力のアクチュエーター搭載に変更することで、音の明瞭感と広がりの改善を図ったという。
サブウーファーは10W+10Wという出力を従来から維持しつつも、厚みを60mmから30mmへと半減。大幅な薄型化を成功させた。なお、スピーカーはアクチュエーター2基とサブウーファー2基による最大出力60Wの2.2chで、2019年内に予定しているアップデートによってドルビーアトモスにも対応する。
そのほか、AVアンプや外部スピーカーと組み合わせてサラウンド環境を構築する際に本機のスピーカーをセンタースピーカーとして利用する「センタースピーカーモード」にも引き続き搭載。スピーカー端子を背面に装備している。
機器入力の切り替え時やEPG(番組表)などのUIも新たなデザインに変更。リモコンも新たに無線リモコンに変更し、先端をテレビに向けずにチャンネル変更を始めとする各種操作が行えるようにするなど、使い勝手の改善を図っている。
AppleのAirplay 2やHomeKitにも2019年内のアップデートに対応予定で、iTunesやiPhoneで撮影した写真をテレビの大画面で視聴したり、「ヘイSiri、ブラビアの電源をつけて」などのようにHomeKit搭載デバイスからブラビアを操作できるようになる。また、Googleアシスタントによる音声でのハンズフリー操作や、IFTTT対応などのIoT機器連携にも対応。なお、Chromecast built-inなどAndroidデバイスとの連携機能も引き続き搭載している。
そのほか、ネット動画アプリの起動時間を従来の最大1/4に短縮するなど「サクサク操作」も搭載。Netflixアプリなら約1秒で高速起動できるほか、YouTubeアプリも起動時間を従来の1/2に短縮した。加えて、電源オンや入力切替、音量切替の時間も最大で約1/2になったという。