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公開日 2019/04/23 16:58

オンキヨー、IMAX Enhanced対応予定の9.2ch AVアンプ「TX-RZ840」。14.8万円

出力130W/ch
編集部:小澤貴信
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オンキヨー&パイオニアは、ONKYO(オンキヨー)ブランドより、「IMAX Enhanced」に対応した9.2ch AVアンプ「TX-RZ840」を5月中旬より発売する。価格は148,000円(税抜)。

「TX-RZ840」

ドルビーアトモスやDTS:Xにも対応。9chアンプを内蔵しており、5.1.4chおよび7.1.2chシステムを単体で構築できる。11chプリアウト端子も搭載しており、パワーアンプの追加で7.1.4chシステムへの発展も可能だ。

「IMAX」のサウンドを家庭で再現する最新規格「IMAX Enhanced」にもアップデートで対応予定。IMAX Enhancedコンテンツの再生に最適化された「IMAX モード」を用意している。

背面端子部

THX社によるホームシアターのサウンド認証「THX Certified Select」も取得。THXラボにより2,000項目(14,000箇所)に及ぶテストをクリアしているという。

トップスピーカーやサラウンドスピーカーのない環境でも高さ方向に広がる音場を仮想的に作り出すバーチャルサラウンド技術「Dolby Atmos Height Virtualizer」も搭載する。

アンプについては、出力130W/chの9chパワーアンプを搭載。実用最大出力は215W/ch。同社のAVアンプ上位となる「RZシリーズ」として独自の音質対策も盛り込まれており、アナログ電源部には本機用に厳選されたカスタムメイドの電源トランスと15,000μFの大容量コンデンサー2基を採用。5Hzから100kHzの超広帯域再生周波数特性を確保しつつ、安定した大電流供給を行うことで、瞬間的な信号変動にも追従するスピーカー駆動を実現したとする。

また、インピーダンスが4Ω〜16Ωのスピーカーに適応し、さらに電源ラインのインピーダンスを下げることで、従来以上に強力なドライブが可能になったとしている。

位相ずれを防ぐ「ノンフェーズシフト」設計も採用。明確な音像の再現を可能にするとともに、パルスノイズを除去するデジタルノイズ除去回路「VLSC」の搭載により、細部の情報まで引き出して、個々の音の存在感や楽曲全体の音場感を向上させた。さらにHDMI基板のデジタル回路も新規設計、より徹底したノイズ対策が行われた。

ネットワーク/USBメモリー経由でのハイレゾ再生は、11.2MHz DSDのネイティブ再生に対応。192kHz/24bitまでのWAV/FLAC/AIFF/ALACファイルを再生することも可能だ(ネットワーク経由ではALACは96kHz/24bitまで対応)。

AirPlay 2にも対応。iOSデバイスからの音楽再生や、複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生も行える。

HDMI端子はHDCP 2.2に対応。映像については、4K/60p映像、HDR10、Dolby Vision、HLG(Hybrid Log-Gamma)のHDR規格、BT.2020の広色域信号のパススルー伝送に対応する。eARC(Enhanced ARC)にも対応。

音場補正機能は、独自の音場設定機能「AccuEQ Advance」に加え、イネーブルドスピーカーに対応する「AccuReflex」も搭載する。

HDMI端子は入力7/出力2を搭載。音声入力は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ×7(PHONO×1含む)を搭載。音声出力は11chプリアウト端子に加えて、アナログ(プリ/ライン)×2を搭載する。そのほか、ヘッドホン端子、USB-A端子を備える。

外形寸法は435W×201.5H×398Dmm、質量は14.0kg。


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