JVC、「論よりスマホ」な小型ドラレコ“Everio”「GC-DR20」

JVCケンウッドは、Wi-Fi内蔵によってスマートフォンですぐに撮影映像を再生したり映像をスマホに転送することができるドライブレコーダー“Everio（エブリオ）”「GC-DR20」をJVCブランドで7月上旬より発売する。ブルー、ブラック、ブラウンの3色をラインナップし、15,000円前後での実売が予想される。

フルHDでの撮影に対応したドライブレコーダー。Wi-Fi機能を搭載し、本機で撮影した映像をカメラ本体からSDカードを抜くことなく、スマートフォンなどへの転送が可能。万が一の際も、スマートフォンの画面で映像を見ながら状況を確認することができる。

専用のiOS/Androidアプリ「JVC Dashcam」により、本機とスマホをWi-Fiでダイレクト接続し、本機に記録された映像をそのままストリーミング再生可能。加えて、その中から必要な動画ファイルを選んでスマホに転送することもできる。映像を見ながらすぐに状況を確認することができることを受け、同社では「論よりスマホ」だとアピールしている。

定番色のブラックだけでなく、ブルー、ブラウンを加えた3色展開である点も特徴。車の内装にコーディネートできるだけでなく、フロントガラス側から見た存在感で、防犯対策としても効果を発揮するとしている。

約63W×51H×28Dmmの薄型でコンパクトサイズのボディ設計を採用し、小型車にも対応するよう配慮。また、フロントガラスとレンズとの距離が短く設置できるため、ダッシュボードなどの映りこみを低減し、より鮮明な撮影を実現するとしている。

衝撃を検出する「Gセンサー」を搭載し、衝撃を検出した10秒前から50秒後までを録画。映像は上書きがされない「イベント」フォルダに保存される。

そのほか、1秒間に撮影するコマ数を適正に設定することでLED信号機の無点灯記録を防止する機能も装備。WDR（ワイドダイナミックレンジ）機能によって急激な明るさの変化にも対処できるようにしているほか、地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計も採用している。

高耐久MLCタイプのmicroSDHCカード（8GB）を付属。設置・配線をする際に利用できるコードクリップも5個付属する。