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公開日 2019/11/02 21:18
<ヘッドフォン祭>ADVANCED “世界初” 3Dプリント完全ワイヤレス/mimimamo5年ぶり新製品
ヘッドホン用キャリングケースも
11月2日・3日と東京・中野サンプラザで開催しているフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2019」。本記事では、宮地商会 M.I.D.、AIR by MPOW、ブライトーン、カナルワークス、mimimamo、GREEN FUNDING、バンナイズ、JAPAEAR、BitSound、オーディオみじんこなどの模様をレポートする。
■宮地商会 M.I.D.
ADVANCEDは世界初となる3Dプリントを用いた完全ワイヤレスイヤホン「M5-TWS」、MEE audioは4種類のドライバー構成から選べるイヤホン「MX PROシリーズ」、DEKONI Audioは完全ワイヤレス用の低反発イヤーチップ「BULLETZ TWS」など、秋から冬に発予定の新商品を出展した。
「M5-TWS」は、独自のPHPC高忠実度ドライバーやBluetoothチップ「QCC3020」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。コーデックはAAC/aptXに対応し、最大32時間の連続再生が可能だという。ハウジングは同社「M5-1D」と同様に3Dプリントで成形され、ハンドポリッシングで仕上げられる。
価格は25,000円弱、発売は12月予定となる。先述のように手仕上げで生産されるため、担当者によると「初回出荷分はあまり数を多く用意できないかもしれない」とのこと。また、すでに発売されている完全ワイヤレスイヤホン「Model X」のワイヤレス充電対応モデルが参考出展されていた。こちらは価格・発売日ともに未定という。
ブランド初のゲーミングヘッドホン「NSMO」&イヤホン「NSMO Jr.」も登場。定位が把握しやすく忠実に再現されたリアルなサウンドが特徴としている。「NSMO」は13,000円前後、「NSMO Jr.」は3,000円前後で11月下旬から12月上旬の発売を予定する。
そのほか、11月8日発売の本革レザーケーブルタイ「Magnetic Cable Tie」や、11月 - 12月発売予定のポータブルDACアンプのUSB-Cモデル「ACCESSPORT Lite 2nd Generation」とLightningモデル「ACCESSPORT 2」、aptX LLにも対応した今冬発売予定のBluetoothワイヤレスレシーバー「ACCESSPORT Air」も出展されていた。
MEE AUDIOからは、11月8日発売予定の新商品であるプロ向けIEM“MX PROシリーズ”を出展。ドラマー/ベーシスト向け、ステージ上やリハーサルスタジオでのモニター向けなど、各用途や好みを想定した、ドライバー構成の違う4機種がラインナップされる。また同日に発売されるワイヤレスリケーブル「BTC2」に付け替えて試聴することも可能だった。
イヤーパッドやイヤーチップを取り揃えるDEKONI AUDIOからは、遮音性や耐久性に優れるというデコニチョイスレザー(合成皮革)使用の新モデルが出展。完全ワイヤレスイヤホン用のフォームイヤーピース「BULLETZ TWS」も用意された。
参考出展として展示されていたのは、ヘッドホン用のキャリングバッグ。カメラバッグのように内部にクッションがつけられており、ヘッドホンを衝撃などから守ることが可能だ。価格は5,000円前後を予定しているとのこと。
Rhapsodioブランドからは、11月下旬発売予定のイヤホンリケーブル9モデルが並んでいた。各ケーブルとも4.4mm コネクター仕様で、2PIN/MMCXタイプの2種類をラインナップする。
また、イヤホン最新モデル「Zombie MK2」も参考出品。ダイナミックドライバーを1基、高音域をカバーするESTドライバーを2基搭載したハイブリッド構成となっている。前モデルの「Zombie」は金属筐体でアタックが強めの音だったが、今回は「Infinity」のようにナチュラルなサウンドに仕上げたとのこと。価格は16万円前後で、発売時期は未定という。
■AIR by MPOW/BRAGI/LEAR/TFZ
ゲートは、「日本人サウンドエキスパート監修による、日本人向けチューニング」を施したという新ブランド「AIR by MPOW」を展開。サウンドは「明瞭なボーカルと豊かな低域によるパワフルな音質」を特徴としている。
第一弾としてラインナップされたBluetoothイヤホン「X1.1J」、ノイズキャンセリング対応モデル「X2.1J」、ノイズキャンセリング対応ヘッドホン「X4.0J」の試聴が可能なほか、完全ワイヤレスイヤホン「X5.1J」も参考出展された。
X5.1JはQCC3020を搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、コーデックはAACとaptXに対応する。ドライバーは6mmのダイナミック型で、最大再生時間は5.5時間。7,480円前後で12月上旬の発売を予定する。
また同ブースではBRAGIやLEARのイヤホンのほか、参考出展として年内発売を予定するTFZの3モデル「Tx BEAR MONICA(予定価格14,800円前後)」「KING EDITION(予定価格2万円前後)」「SERIES 2 PRO(予定価格6,800円)」を出展していた。
いずれの3機種もダイナミックドライバーを1基搭載するイヤホンで、Tx BEAR MONICAとKING EDITIONはDLCを採用したドライバーを搭載。またSERIES 2 PROには、グラフェンドライバーを採用する。いずれも2pin(0.78mm)を搭載し、リケーブルが可能になっている。
■ブライトーン
ブライトーンは、Alpha&Deltaのダイナミック型イヤホン「KS3」を参考展示。また同じく参考出展として、新規取り扱いブランドLB-acousticsのヘッドホン「MYSPHERE 3」を披露していた。
「KS3」は、他社モデルより20%小さいというユニバーサルカスタムハウジングを採用するイヤホン。15,000円前後での販売を考えているという。カラーはダークブルーとブラックゴールドナゲットの2色を用意する。
ドライバーには6mmのマイクロダイナミックドライバーを備え、様々な音楽ジャンルに合うような暖かいサウンドを目指したとのこと。ブランド初の2pin(0.78mm)によるリケーブルにも対応し、ケーブルには8コアの銀メッキ銅ペアケーブルが付属する。
「MYSPHERE 3」は、ハウジングが空中に浮くように配置された “フルオープン型” のヘッドホン。500,000円前後での販売を考えているという。独特なスタイルが興味をひき、この機種目当てでブースを訪れる方も多いようだった。
サウンドの特長としては、ステレオ効果や空間の広がりが体験できるとアピール。ドライバーはダイナミックだが、振動板は4cm角の角型を採用。素材には蜘蛛の巣構造のグラスフォームが用いられる。また耐久性を重視した設計で、本体は削り出しのアルマイトアルミニウムやステンレスで作られている。
■カナルワークス
カナルワークスでは、8BA搭載の重低音カスタムIEM最上位モデル「CW-L73LV」を出展。本日11月2日より受注を開始しており、会場では特別価格で注文することが可能だ。
同社の重低音再生特化モデルの最上位に位置づけられ、片耳につき高域×4/中域×2/低域×2のBAドライバーの3ウェイ8ドライバー構成を採用。高域に4ドライバーを割り当てることで、さらなるワイドレンジ化と高解像度化を図っている。
試聴用に12月6日に発売する耳型採取が不要のユニバーサルモデル「CW-U73LV」を用意し、そのサウンドを体験することも可能。またSBC/AAC/aptX/aptX LLに対応するBluetoothケーブル「HC-M100BTCW2」に付け替えて試聴できるようになっていた。
■mimimamo
フィフティスクエアは、約5年ぶりとなる新製品を初展示。同社のヘッドホンカバー「mimimamo」の柄付きモデルや、ドーナツ状になったモデルを展示した。
いずれも参考出品で、柄付きのモデルは12色を展示。この中から反応をみて4-7色程度を商品化したいという。また、「男性ユーザーが多いので男性ウケの良い色が採用されるかもしれない。一方でパープルも人気なので検討している」と担当者は話していた。価格は通常モデルと同じくらいで、来年の早い時期に発売したいという。
ドーナツ状のモデルは、従来のmimimamoのように全体にかぶせるのではなく、イヤーパッド部のみにかぶせる構造。ユーザーからの要望が多く開発に至ったとのことだが、内側で広がるようにする構造が難しいと話しており、発売日・価格ともにまだ未定だという。
また今回で21回目となるヘッドホン対応表キャンペーンを開催。同キャンペーンでは、ヘッドホン対応表に記載のないヘッドホンを持参して、mimimamoが使えるかどうかを確認することで機種ごとに先着1名にカバー「mimimamo」がプレゼントされる。
ヘッドホン祭だけではなくポタフェスなど、何回も行われている同キャンペーンだが、担当者によると毎回30ほどの新規登録があるとのこと。記者が訪れたときも、新たなヘッドホンが登録されていた。
■GREEN FUNDING
GREEN FUNDINGでは、BoCoの骨伝導を採用した世界初の完全ワイヤレスイヤホン “earsopen” 「PEACE」を展示。もちろん試聴することが可能で、従来モデルとくらべて振動部が耳に近いため、低音がしっかりと出るなどバランスが良いサウンドとアピールしていた。
また“インエアー方式”を特徴とするイヤホン「INAIR」では、通常の有線モデルに加え、Bluetoothモデル「M360bt」も用意。さらに会場では7月のポタフェスに続き、4.4mmバランスケーブルモデルの試作品も披露された。小型のイヤホンの先端に独自の“AIR TUBE” を配置。その上から柔らかい大柄のスポンジ・イヤーピースを被せることで、ドライバーを耳の中に浮かせるように配置し、通常のイヤホンでは得にくい音場の広がりや定位を実現するとする。
■バンナイズ
バンナイズでは、WF-1000XM3用などの専用キャリングケースやバッグなどを展示。毎回恒例となったイベント限定の特価販売も実施している。
担当者にイチオシを伺ったところ、DAPやスマホ、イヤホンを同時に収納できるキャリングケース(4サイズ)を教えてもらった。同社では「使って良くなかったものは売り出さない」とのことで、実際に使用した上で改良を繰り返しているという。
実際このキャリングケースも、マジックテープでフタを調整することでXperia 1のような長いスマホが収納可能だったり、切込みをいれることでイヤホンの取り出しやすさに配慮していたりと、随所にこだわりが感じられた。
■JAPAEAR/Pri+Do
JAPANイヤホン製造は、新通販サイト「Pri+Do」を本日発表した。その第一弾製品として、姫路レザーを用いたヘッドホン/イヤホンアクセサリーを用意。イヤホンケース(6,500円)、ヘッドホンヘッドバンドカバー(8,500円)など手頃な価格ということもあり、会場では次々と購入されていた。
またJAPAEARブランドでは、前回のヘッドフォン祭で発表した6BAイヤホン「JEG-Aurora6BAMAX」をはじめとしたイヤホンを展示。参考出品のダイナミック1基搭載イヤホンは、フラットなサウンドが特徴とのこと。発売時期や型番など未定だが、来場者からの感想も取り入れ、“低中価格”での発売を目指したいと話していた。
そのほか関東補聴器は、同社が展開するカスタムイヤーピースブランドBitSoundの製品を展開。イベントに合わせて発売したモデルはないものの、前回のヘッドフォン祭の後に追加ラインナップしたFaudio「Major」用、Acoustune「HS1551」用、AZLA「ORTA」用などのサンプルを展示していた。
またオーディオみじんこは、「この日のために、こつこつと造り溜めてきた」という一点物のイヤホンリケーブルの展示即売を実施。毎回のイベント出展同様、多くのリケーブルがブースに並べられていた。
■宮地商会 M.I.D.
ADVANCEDは世界初となる3Dプリントを用いた完全ワイヤレスイヤホン「M5-TWS」、MEE audioは4種類のドライバー構成から選べるイヤホン「MX PROシリーズ」、DEKONI Audioは完全ワイヤレス用の低反発イヤーチップ「BULLETZ TWS」など、秋から冬に発予定の新商品を出展した。
「M5-TWS」は、独自のPHPC高忠実度ドライバーやBluetoothチップ「QCC3020」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。コーデックはAAC/aptXに対応し、最大32時間の連続再生が可能だという。ハウジングは同社「M5-1D」と同様に3Dプリントで成形され、ハンドポリッシングで仕上げられる。
価格は25,000円弱、発売は12月予定となる。先述のように手仕上げで生産されるため、担当者によると「初回出荷分はあまり数を多く用意できないかもしれない」とのこと。また、すでに発売されている完全ワイヤレスイヤホン「Model X」のワイヤレス充電対応モデルが参考出展されていた。こちらは価格・発売日ともに未定という。
ブランド初のゲーミングヘッドホン「NSMO」&イヤホン「NSMO Jr.」も登場。定位が把握しやすく忠実に再現されたリアルなサウンドが特徴としている。「NSMO」は13,000円前後、「NSMO Jr.」は3,000円前後で11月下旬から12月上旬の発売を予定する。
そのほか、11月8日発売の本革レザーケーブルタイ「Magnetic Cable Tie」や、11月 - 12月発売予定のポータブルDACアンプのUSB-Cモデル「ACCESSPORT Lite 2nd Generation」とLightningモデル「ACCESSPORT 2」、aptX LLにも対応した今冬発売予定のBluetoothワイヤレスレシーバー「ACCESSPORT Air」も出展されていた。
MEE AUDIOからは、11月8日発売予定の新商品であるプロ向けIEM“MX PROシリーズ”を出展。ドラマー/ベーシスト向け、ステージ上やリハーサルスタジオでのモニター向けなど、各用途や好みを想定した、ドライバー構成の違う4機種がラインナップされる。また同日に発売されるワイヤレスリケーブル「BTC2」に付け替えて試聴することも可能だった。
イヤーパッドやイヤーチップを取り揃えるDEKONI AUDIOからは、遮音性や耐久性に優れるというデコニチョイスレザー(合成皮革)使用の新モデルが出展。完全ワイヤレスイヤホン用のフォームイヤーピース「BULLETZ TWS」も用意された。
参考出展として展示されていたのは、ヘッドホン用のキャリングバッグ。カメラバッグのように内部にクッションがつけられており、ヘッドホンを衝撃などから守ることが可能だ。価格は5,000円前後を予定しているとのこと。
Rhapsodioブランドからは、11月下旬発売予定のイヤホンリケーブル9モデルが並んでいた。各ケーブルとも4.4mm コネクター仕様で、2PIN/MMCXタイプの2種類をラインナップする。
また、イヤホン最新モデル「Zombie MK2」も参考出品。ダイナミックドライバーを1基、高音域をカバーするESTドライバーを2基搭載したハイブリッド構成となっている。前モデルの「Zombie」は金属筐体でアタックが強めの音だったが、今回は「Infinity」のようにナチュラルなサウンドに仕上げたとのこと。価格は16万円前後で、発売時期は未定という。
■AIR by MPOW/BRAGI/LEAR/TFZ
ゲートは、「日本人サウンドエキスパート監修による、日本人向けチューニング」を施したという新ブランド「AIR by MPOW」を展開。サウンドは「明瞭なボーカルと豊かな低域によるパワフルな音質」を特徴としている。
第一弾としてラインナップされたBluetoothイヤホン「X1.1J」、ノイズキャンセリング対応モデル「X2.1J」、ノイズキャンセリング対応ヘッドホン「X4.0J」の試聴が可能なほか、完全ワイヤレスイヤホン「X5.1J」も参考出展された。
X5.1JはQCC3020を搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、コーデックはAACとaptXに対応する。ドライバーは6mmのダイナミック型で、最大再生時間は5.5時間。7,480円前後で12月上旬の発売を予定する。
また同ブースではBRAGIやLEARのイヤホンのほか、参考出展として年内発売を予定するTFZの3モデル「Tx BEAR MONICA(予定価格14,800円前後)」「KING EDITION(予定価格2万円前後)」「SERIES 2 PRO(予定価格6,800円)」を出展していた。
いずれの3機種もダイナミックドライバーを1基搭載するイヤホンで、Tx BEAR MONICAとKING EDITIONはDLCを採用したドライバーを搭載。またSERIES 2 PROには、グラフェンドライバーを採用する。いずれも2pin(0.78mm)を搭載し、リケーブルが可能になっている。
■ブライトーン
ブライトーンは、Alpha&Deltaのダイナミック型イヤホン「KS3」を参考展示。また同じく参考出展として、新規取り扱いブランドLB-acousticsのヘッドホン「MYSPHERE 3」を披露していた。
「KS3」は、他社モデルより20%小さいというユニバーサルカスタムハウジングを採用するイヤホン。15,000円前後での販売を考えているという。カラーはダークブルーとブラックゴールドナゲットの2色を用意する。
ドライバーには6mmのマイクロダイナミックドライバーを備え、様々な音楽ジャンルに合うような暖かいサウンドを目指したとのこと。ブランド初の2pin(0.78mm)によるリケーブルにも対応し、ケーブルには8コアの銀メッキ銅ペアケーブルが付属する。
「MYSPHERE 3」は、ハウジングが空中に浮くように配置された “フルオープン型” のヘッドホン。500,000円前後での販売を考えているという。独特なスタイルが興味をひき、この機種目当てでブースを訪れる方も多いようだった。
サウンドの特長としては、ステレオ効果や空間の広がりが体験できるとアピール。ドライバーはダイナミックだが、振動板は4cm角の角型を採用。素材には蜘蛛の巣構造のグラスフォームが用いられる。また耐久性を重視した設計で、本体は削り出しのアルマイトアルミニウムやステンレスで作られている。
■カナルワークス
カナルワークスでは、8BA搭載の重低音カスタムIEM最上位モデル「CW-L73LV」を出展。本日11月2日より受注を開始しており、会場では特別価格で注文することが可能だ。
同社の重低音再生特化モデルの最上位に位置づけられ、片耳につき高域×4/中域×2/低域×2のBAドライバーの3ウェイ8ドライバー構成を採用。高域に4ドライバーを割り当てることで、さらなるワイドレンジ化と高解像度化を図っている。
試聴用に12月6日に発売する耳型採取が不要のユニバーサルモデル「CW-U73LV」を用意し、そのサウンドを体験することも可能。またSBC/AAC/aptX/aptX LLに対応するBluetoothケーブル「HC-M100BTCW2」に付け替えて試聴できるようになっていた。
■mimimamo
フィフティスクエアは、約5年ぶりとなる新製品を初展示。同社のヘッドホンカバー「mimimamo」の柄付きモデルや、ドーナツ状になったモデルを展示した。
いずれも参考出品で、柄付きのモデルは12色を展示。この中から反応をみて4-7色程度を商品化したいという。また、「男性ユーザーが多いので男性ウケの良い色が採用されるかもしれない。一方でパープルも人気なので検討している」と担当者は話していた。価格は通常モデルと同じくらいで、来年の早い時期に発売したいという。
ドーナツ状のモデルは、従来のmimimamoのように全体にかぶせるのではなく、イヤーパッド部のみにかぶせる構造。ユーザーからの要望が多く開発に至ったとのことだが、内側で広がるようにする構造が難しいと話しており、発売日・価格ともにまだ未定だという。
また今回で21回目となるヘッドホン対応表キャンペーンを開催。同キャンペーンでは、ヘッドホン対応表に記載のないヘッドホンを持参して、mimimamoが使えるかどうかを確認することで機種ごとに先着1名にカバー「mimimamo」がプレゼントされる。
ヘッドホン祭だけではなくポタフェスなど、何回も行われている同キャンペーンだが、担当者によると毎回30ほどの新規登録があるとのこと。記者が訪れたときも、新たなヘッドホンが登録されていた。
■GREEN FUNDING
GREEN FUNDINGでは、BoCoの骨伝導を採用した世界初の完全ワイヤレスイヤホン “earsopen” 「PEACE」を展示。もちろん試聴することが可能で、従来モデルとくらべて振動部が耳に近いため、低音がしっかりと出るなどバランスが良いサウンドとアピールしていた。
また“インエアー方式”を特徴とするイヤホン「INAIR」では、通常の有線モデルに加え、Bluetoothモデル「M360bt」も用意。さらに会場では7月のポタフェスに続き、4.4mmバランスケーブルモデルの試作品も披露された。小型のイヤホンの先端に独自の“AIR TUBE” を配置。その上から柔らかい大柄のスポンジ・イヤーピースを被せることで、ドライバーを耳の中に浮かせるように配置し、通常のイヤホンでは得にくい音場の広がりや定位を実現するとする。
■バンナイズ
バンナイズでは、WF-1000XM3用などの専用キャリングケースやバッグなどを展示。毎回恒例となったイベント限定の特価販売も実施している。
担当者にイチオシを伺ったところ、DAPやスマホ、イヤホンを同時に収納できるキャリングケース(4サイズ)を教えてもらった。同社では「使って良くなかったものは売り出さない」とのことで、実際に使用した上で改良を繰り返しているという。
実際このキャリングケースも、マジックテープでフタを調整することでXperia 1のような長いスマホが収納可能だったり、切込みをいれることでイヤホンの取り出しやすさに配慮していたりと、随所にこだわりが感じられた。
■JAPAEAR/Pri+Do
JAPANイヤホン製造は、新通販サイト「Pri+Do」を本日発表した。その第一弾製品として、姫路レザーを用いたヘッドホン/イヤホンアクセサリーを用意。イヤホンケース(6,500円)、ヘッドホンヘッドバンドカバー(8,500円)など手頃な価格ということもあり、会場では次々と購入されていた。
またJAPAEARブランドでは、前回のヘッドフォン祭で発表した6BAイヤホン「JEG-Aurora6BAMAX」をはじめとしたイヤホンを展示。参考出品のダイナミック1基搭載イヤホンは、フラットなサウンドが特徴とのこと。発売時期や型番など未定だが、来場者からの感想も取り入れ、“低中価格”での発売を目指したいと話していた。
そのほか関東補聴器は、同社が展開するカスタムイヤーピースブランドBitSoundの製品を展開。イベントに合わせて発売したモデルはないものの、前回のヘッドフォン祭の後に追加ラインナップしたFaudio「Major」用、Acoustune「HS1551」用、AZLA「ORTA」用などのサンプルを展示していた。
またオーディオみじんこは、「この日のために、こつこつと造り溜めてきた」という一点物のイヤホンリケーブルの展示即売を実施。毎回のイベント出展同様、多くのリケーブルがブースに並べられていた。