• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/01/16 12:34

<CES>コンプライ、AirPodsやEcho Buds用など日本未導入イヤーピース/その他会場で見つけたあんなものこんなもの

NC耳栓やヒアラブルBTイヤホン4K動画配信など
編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
今年も米ラスベガスにて開催された国際見本市「CES2020」。本稿では、その会場で取材班が見かけた出展製品の数々を紹介する。

コンプライは、海外で展開中のイヤーピースラインナップを網羅的に展示。昨年、従来よりも高密度で滑らかな新フォーム素材を採用した完全ワイヤレスイヤホン向けモデル「TrueGrip」が日本国内でも取り扱いを開始したが、海外ではさらにダストフィルターを追加した「TrueGrip Pro」や、apple「AirPods」に取り付けることができる専用形状の「SoftCONNECT」といったモデルが販売されている。

コンプライは日本でまだ発売されていないモデルも含め多数のラインナップを展示

アップル「AirPods」に取り付けられる専用モデルも

日本でまだ取り扱いが開始されていない、Amazonの完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」にも専用モデルを用意している。サイズごとに色分けされたコア(取り付け部の軸)、1つパッケージに2種類のサイズを同梱するなど(S/Mサイズ、M/Lサイズ)、従来モデルと違った新機軸が盛り込まれており、米Amazonでは2ペアが9.99ドル、3ペアが14.99ドルで販売されている。

サイズごとに色分けされたコアなど、新しい仕様が盛り込まれた「Echo Buds」用コンプライフォーム

同社では現在、Sony用、Jabra用、Jaybird用といったような、ブランド別モデルの拡充に力を入れているという。イヤーピース取り付け部が独特なアップル「AirPods Pro」用モデルも開発中とのことなので、装着感にもっと選択肢が欲しいと考えているAirPods Proユーザーは続報に注目だ。

フィンランドのQuietOnが出展したのは、“ノイズキャンセリング耳栓”の最新モデル「QuietOn Sleep」。充電機能付きの専用ケースをふくめ、見た目は完全ワイヤレスイヤホンのようだが、音楽を再生する機構はいっさい搭載していない純粋な耳栓だ。クラウドファンディングを行った後、昨年末から国外で一般販売を開始している。日本国内でも、3万円前後にて販売予定という。

ノイズキャンセル内蔵耳栓「QuietOn Sleep」

約20時間連続して使用できるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているため、耳を塞ぐだけでは低減しにくい、航空機のエンジン音のような低い周波数もカットできることが特徴。本体のボタンを押すことで、外音取り込みモードに切り替えることもできる。また、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べてもコンパクトな為、横向きに寝ても邪魔になりにくいのが強みとのことだ。

日本でも発売されている従来モデル(左)より更に小型化。外音取り込み機能も加わった

完全ワイヤレスイヤホンと比べてもより小さく、寝返りをうったりしても引っかかりにくそうだ

日本企業のfreecleからは、独自技術によるユニークな外音取り込み機能を搭載したBluetoothイヤホン「able aid」が出展された。4基のマイクにより外部の音を収集し、ノイズキャンセリングや外音取り込みを行うのだが、音の解析に独自のアルゴリズムを採用。周波数帯域だけでなく音の聴こえてくる方向まで特定し、「聴きたい音」を選択して強調できるのだという。同社はこの技術について、聴力が弱った方のサポートや、騒がしい場所でのミーティングなどビジネス用途での活用を想定しているそうだ。

独自の外音取り込み機能を搭載した「abel aid」

今回展示していたネックバンド型の「able aid」は、今年3月より3万円前後で国内販売を開始する予定とのこと。ブース担当者はこれを皮切りに、メガネ型、完全ワイヤレス型といったバリエーションモデルにも繋げていきたいと語っていた。

独自技術により、方向や周波数帯など「聞きたい音」のフィルタリングができるとのこと。専用アプリも用意されている


2次元キャラクターを立体的に表示できるデバイス「Gatebox」も出展。海外では実在の人物をモデルにしたキャラクターを表示させ、ジムのインストラクターや施設の館内ガイドとして普及させたいとのこと



VinylRecorder.comが販売しているDIY アナログレコードカッティングマシン。カッティングと同時に再生するデモが行われていた

次ページ日本でおなじみのサービスについて気になる情報も

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ピュアにこだわり続けたサウンドバーの集大成。デノン「DHT-S218」のスゴさをVGP審査員3名が語る
2 33、45、78……アナログプレーヤーの「回転数」で何が変わる?
3 なにわ男子、8/14サブスク・DL配信解禁! 全シングル&最新アルバムの計7作が聴き放題に
4 <香港ショウ>DITA、ヘッドバンド型イヤホンのプロト「KA-1」展示/FIIO初のCDプレーヤー「DM13」
5 4K高画質で怖さ倍増!暑さ吹き飛ぶホラー映画・UHD BDから厳選7タイトルをレビュー
6 AZLA、10mmベリリウムコーティングドライバー搭載のイヤホン「HORIZON II」。3in1マルチプラグも採用
7 Amazonとヨドバシcom、AirPods ProやiPadが超特価!8月18日まで限定
8 【ミニレビュー】オーディオ機器に “貼るだけ”。アドパワー・ソニック「Hexagon」
9 ハイコスパ&多機能プレーヤーの決定版。Apple MusicもAmazon Musicも楽しめるeversoloのストリーマーをチェック
10 その充電器、iPhoneを急速充電できる?見分ける方法をチェック
8/14 10:48 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.193
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX