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公開日 2021/04/21 00:00

Softears、独自BAドライバー採用のハイブリッドイヤホン「CERBERUS」/10BAイヤホン「RS10」

「スマホで聴いても満足」の5BAモデルも
編集部:成藤 正宣
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(同)地球世界は、同社取り扱いブランド・Softears(ソフトイヤーズ)から、ブランド独自のBAドライバーを搭載したイヤホン3モデルを4月23日より発売する。価格はいずれもオープン。ラインナップおよび市場での予想実売価格は以下の通り。

・「CERBERUS(ケルベロス)」:税込218,970円前後

「CERBERUS」

・「RS10」:税込218,970円前後

「RS10」

・「RSV」:税込78,930円

「RSV」


「CERBERUS」は、高域に静電型ドライバー×2基/中域にBAドライバー×4基/低域にダイナミックドライバー×1基を搭載するハイブリッドモデル。3種類のドライバーユニットを組み合わせたことから、ギリシャ神話の3首の怪物・ケルベロスになぞらえている。

3種類のドライバーユニットを計7基組み合わせる

中域のBAドライバーは独自にカスタマイズしたもので、他種類のドライバーと補い合うよう設計。10mm口径のダイナミックドライバーは長年ダイナミック型イヤホンを開発してきた関係企業が手掛けたもので、グラファイト繊維糸入りのペーパードームをソフトサスペンションリングで囲んだ振動板が、深くスピード感のある低域を再生するという。

さらに、ドライバーとは別に特注のパッシブユニットを内蔵。空気圧や摩耗圧力を緩和し、低音の品質を高めると同時に聴覚疲労を軽減する。ほか、内部配線にはOFC線やSn-Ag-Cu系はんだを採用するなど細部でも音質を追究。ケーブルは6Nリッツ24AWG単結晶銅同軸ケーブルが付属。マイナス極に4Nリッツ銀メッキ無酸素銅の遮断層を設け、インダクタンスを低減したとのこと。

これらを音響工学/心理学に基づいてチューニングすることで自然な音色と音場を実現し、気持ちよく、柔く、自然的に感じられるとしている。

再生周波数帯域は10Hz - 80kHz、感度は104dB、インピーダンスは5Ω。2pin端子によるケーブル着脱に対応する。

「RS10」は、高域×2基/低域×4基/フルレンジ×4基の独自BAドライバーを搭載するマルチBAのフラグシップモデル。マスタリングエンジニアが聴くスタジオサウンドを再現するため、「ハイエンドスピーカーのクロスオーバーに匹敵する」という5ウェイ・クロスオーバーを設計、搭載する。

スタジオサウンドを実現するため、10基のBAに加えて複雑なクロスオーバーを搭載した

クロスオーバーは2バンドパス/1ローパス/4次LCフィルターを備え、インピーダンスと周波数特性を正確に調整。全周波数帯でほぼ完全な位相/インピーダンスの一貫性を実現。また、15のコンポーネントで構成される2つのモジュールに設計を簡素化し、駆動の難しさやコンポーネント間の干渉といった問題を最小限に抑えたという。

ほか、空気圧などを緩和するパッシブユニットも搭載。「鮮やかなディテールと卓越したサウンドの明瞭さを備えたリファレンスレベルのスタジオサウンド」を楽しめるとしている。

透明なハウジングは人間工学に基づいてデザインされ、快適なフィット感を実現。2pin端子によりケーブル着脱が可能で、6Nリッツ24AWG単結晶銅同軸ケーブルが付属する。

再生周波数帯域は20Hz - 40kHz、感度は100dB、インピーダンスは25Ω。

「RSV」は、高域×2基/低域×2基/フルレンジ×1基の独自BAドライバーを搭載するマルチBAモデル。RS10をベースにドライバー構成とクロスオーバーを新規設計し、低インピーダンス/高感度を実現。スマートフォンで音楽を聴いても満足できるパフォーマンスが得られるとする。

低インピーダンス/高感度設計により、スマホでも満足できるパフォーマンスを発揮できるという

計6つのコンポーネントで構成するクロスオーバーや3Dプリンター製の音響フィルター、音響ダンパーを組み合わせたチューニングにより、広い周波数帯域や良好な位相、豊かなディテールを再現。「現代の音楽に必要な雰囲気とダイナミクスを考慮しながら、リファレンスレベルのオリジナルサウンドを追求」したとのこと。

ハウジングの素材には医療グレードの樹脂を採用。サテンカーボン、ファイバーフラグメント、金箔を組み合わせた手作りのフェイスプレートを装着する。

再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、感度は125dB、インピーダンスは8Ω。2pin端子によるケーブル着脱に対応する。

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