• ブランド
    特設サイト
公開日 2023/04/28 12:00

コルグ、高音質・高画質動画配信を支援するトータルサポートサービス「Live Extreme Showcase」を提供開始

東京藝術大学の配信で活用
編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
コルグは、コンテンツ・ホルダーを対象に、高音質・高画質動画配信サービスに必要なすべてをトータルでサポートするフルマネージドサービス「Live Extreme Showcase」を提供開始した。

「Live Extreme Showcase」

2020年9年に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高音質が好評を博し、発表以来90公演以上ものコンサートやイベントのリアルタイム配信に採用されてきた実績がある。

インターネット動画配信による公演が一般化する中で、従来はDVDやBlu-rayといったフィジカルメディアでしか配給することができなかった「ロスレス・ハイレゾ音声を含んだコンテンツ」「5.1chサラウンドで制作されたコンテンツ」を、多くの視聴者にインターネットを通じて⼿軽に配信したいというニーズが高まっていると同社は説明する。

このような状況に、パートナー企業が提供する配信プラットフォーム、CDN(Content Delivery Network)の機能と、「Live Extreme」のロスレス・ハイレゾ音声配信技術を組み合わせ、配信サーバー、ストリーミング・プレーヤーなどのインフラ準備から、VOD動画変換、著作権処理代行といった運用まで網羅するフルマネージドサービス「Live Extreme Showcase」の提供を開始する。

「Live Extreme Showcase」サービス概要

利用イメージとしては、コンテンツを有する利用者は、配信したいコンテンツを用意するだけ。サーバー準備、ファイル変換・設置などの動画ストリーミング環境の構築、そしてサービス運用まで、同社がトータルでサポートを行う。

サービスの特長として、高音質・高画質動画配信サービスの様々な管理・運用を支援することで、システム管理者の負担を軽減。さらに、4Kやハイレゾ、マルチチャンネル音声コンテンツの作成サポートから、プレーヤー設置、サーバー管理、JASRACなどの著作権処理代行までプラットフォーム運営をトータルでサポートすることで、コンテンツ制作などのコア業務へのシフトを支援できるとアピールしている。

サービス利用のイメージ

本サービスを活用した初めての事例として、東京藝術大学が「藝大ミュージックアーカイブ」のコンサート配信から選りすぐりの公演を高音質化し、「東京藝大デジタルツイン」のサイトにて公開していくことが決定。

Live Extreme Showcaseを使用したコンテンツ第一弾として、2022年7年3月に奏楽堂で行われた「藝大第九〜チャリティコンサート vol.6〜」より「ベートーヴェン: 交響曲 第9番 ニ短調 作品125『合唱付き』より 第4楽章」を4K映像と立体音響(ハイレゾ96kHz/24bit Auro-3D 9.1ch 音声)にて配信する。なお、本コンテンツは、Live Extremeで立体音響(イマーシブ・オーディオ)を配信する初めての事例となる。

Live Extreme Showcaseでの提供機能一覧は下記の通り。

配信サポート
・ハイレゾ音声(リニアPCM, DSD)
・空間オーディオ (最大7.1.4ch)
・副音声同時配信
・音声のみの配信
・4K映像
・ウェブ・ブラウザ再生
・スマホ・STB対応
・低速回線での再生対応 (ABR)
・コンテンツ保護

販売関連拡張機能
・外部プレイガイド連携
・IPアドレスによる視聴制限
・製品封入用シリアルコード発行
・レンタル・サービス
・サブスクリプション・サービス
・クローズドな会員制サービス
・リアルチケット送付サービス

利用可能な想定サービス
・過去のコンサート映像のアーカイブ配信サービス
・ファンクラブ限定コンテンツの配信サービス
・パッケージ・メディア購入者への特典映像配信サービス
・オーディオ製品のプロモーション(音質比較)サイト構築
・音楽教育セミナーの配信サービス

Live Extreme Showcase使用コンテンツ第一弾 公演情報
演奏会名:藝大第九 〜チャリティコンサート vol. 6〜
月時:2022年7年3月(月)15:00開演
会場:東京藝術大学奏楽堂
主催:東京藝術大学音楽学部 同声会
共催:東京藝術大学音楽学部、東京藝術大学演奏藝術センター
協力:LEXUS TOKYO

L.v.ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」より 第4楽章
指揮:迫 昭嘉
ソプラノ:河向来実
アルト:赤間夏海
テノール:村山惇朗
バス:原田 光
管弦楽:藝大第九オーケストラ
合唱:藝大第九合唱団
合唱指揮: 辻 秀幸

配信フォーマット
・4K映像+ロスレス音声 (48kHz/24bit, stereo)
・4K映像+ハイレゾ音声 (96kHz/24bit, Auro-3D 9.1ch)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX