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公開日 2023/08/02 14:17
アメリカザリガニが体験、バーチャルゴルフもBenQプロジェクターならスコアアップ?
高さ方向の投写に違い
ベンキュージャパンは、シミュレーションゴルフ用プロジェクターのメディア向け製品説明会を本日8月2日に実施。一般社団法人日本バーチャルゴルフ協会(JVGA)理事長の柏木勝人氏、お笑い芸人のアメリカザリガニをゲストに迎え、その魅力をアピールした。
現在、ゴルフ用品の世界市場規模は大きく伸びており、2022年には86億米ドルに達し、2030年には最大119億米ドルに達すると予測されている。加えて、R&A(英国ゴルフ協会)によると、2021年時点の世界のゴルフ人口は6,660万人に到達。このうち米国が最多の約2,500万人がゴルフを楽しんでおり、コロナ禍においてはインドアゴルフにも注目が集まったことで、富裕層の間では自宅にゴルフシュミレーターを導入することがトレンドになったという。
こうした背景を受け、米国ではインドア型のシミュレーションゴルフ用途に特化したBenQのレーザープロジェクターは好調な売れ行きを示している。価格は日本円にして約70〜80万円というハイエンドなものだが、直近2年間で合計8,000台、約30億円の売り上げを突破したとのこと。
日本においても、インドアゴルフ施設数は増加傾向にあり、一部の富裕層では自宅にゴルフシュミレーターを導入する例も増えてきたという。実際、Googleで「自宅 シミュレーションゴルフ」に類するキーワードの検索件数は昨年対比で9倍となっており、ゴルフシュミレーターメーカーへの問い合わせも昨年対比で数百件近く増えているそうだ。
本日の説明会はgolfGT&Relaxsh神田店にて行われた。同店はインドアゴルフ施設として、24時間年中無休で営業しており、BenQプロジェクターで投写されたシミュレーション映像によってゴルフの練習ができる。
ではゴルフ専用のプロジェクターと一般的なプロジェクターでどのような違いがあるのかだが、BenQの担当者は「インドアゴルフの映像をインパクトスクリーンにフルサイズで投写できる」と説明する。インパクトスクリーンは通常のシアター向けスクリーンとは縦横比が異なり、ドライバーを振り上げられるよう縦長に設計されることが多いため、通常のプロジェクターでは縦が切れた横長の映像投写になる。
ゴルフ用プロジェクターではそのサイズを調整でき、縦長のスクリーンいっぱいに映像を投写可能。さらに短焦点設計で、レンズシフトにより斜めからの投写ができ、使用者の影が落ちない。そして4K解像度に対応していることもポイントで、インドアゴルフシュミレーターでまだ4K対応しているものは少ないものの、キレイな映像が映し出されることで距離感や奥行きに違いが出てくるとして、実際のゴルフ場に来ているかのような没入感が味わえるとした。さらに長時間投写が可能なメンテナンスフリー設計で、商業施設への導入もしやすいことも特徴となる。
またBenQでは、個人で導入を検討する方には無償の貸出サービスも展開している。なお、個人宅でゴルフシュミレーターの設備を導入する場合、リフォーム込みで700〜1,000万円程度がかかるそうだ。そのうちプロジェクターについてだが、今回紹介されたのは「LK936ST」というモデルで、およそ70万円前後となる。自身もゴルフを趣味としているアメリカザリガニの柳原哲也さんは、「そう聞くと、(プロジェクターは)安い」とコメント。相方の平井善之さんも「スーパーの営業を70回やれば(買える)」と自宅への設備導入をプッシュしていた。
ここでゴルフシミュレーターを通じた「バーチャルゴルフ」に関して、柏木氏から説明が行われた。プロゴルファー出身である柏木氏が「日本バーチャルゴルフ協会はプロゴルファーの活動拠点となり、新たなプロゴルファーを創出することを目的に活動しています。ゴルファーを増やすべく、バーチャルゴルフで競技やイベント、大会などを開いて、ゴルフを楽しむことを広めています」と語るように、バーチャルゴルフは全国を通信でつなぐことで、従来にないゴルフ体験ができる点にも魅力がある。
柳原さんも若手をゴルフに誘ったりするものの、道具の問題などなかなか入り口のハードルが高いと指摘。柏木氏もゴルフ場に行くとお金がかかるが、バーチャルゴルフは「手ぶらで来て、気軽にゴルフを楽しんでいただけることが大前提」であるとして、初心者でも気兼ねなくプレイできるものとアピールする。
またプレイ中に静かにしないといけないことについて、「なんでゴルフだけ野次を飛ばせないのか、観客が止まらないといけないのか、その点が気に入らなくて(笑)」と意見。「音楽をかけて、光の演出もして、MCや観客が野次を飛ばしながら楽しむようなイベントなど、違った視点からゴルフを盛り上げていくことができたら」と意気込みをみせた。
会場では実際に柏木氏と柳原さんがタッグを組んでバーチャルゴルフをプレイ。まずは通常のプロジェクターを用いたシステムでプレイしたところ、柏木氏の第1打はバンカーに、柳原さんは池ポチャに。1打罰をあわせて4打が必要となった。一方、BenQのゴルフ用プロジェクターを用いたシステムでプレイしたところ、お互いに見事なショットを決め、3打で上がることができていた。
ゴルフ用プロジェクターでプレイした感想として、柏木氏は「明らかに見え方が違い、映像が飛び込んでくるよう。ゴルフ場にいるような感覚が、インドアでもより鮮明に体感できました」と述べた。柳原さんも「高さがあるだけでこうも臨場感が違うかと。立ったときに、普通のプロジェクターの方では感じられなかった奥行きや高低差がすごく感じられました」とその差を体感。平井さんが「やはりBenQさんの高性能なプロジェクターがあるからこそ!」と締めくくった。
■BenQゴルフ用プロジェクターは高さ方向の投写に違い
現在、ゴルフ用品の世界市場規模は大きく伸びており、2022年には86億米ドルに達し、2030年には最大119億米ドルに達すると予測されている。加えて、R&A(英国ゴルフ協会)によると、2021年時点の世界のゴルフ人口は6,660万人に到達。このうち米国が最多の約2,500万人がゴルフを楽しんでおり、コロナ禍においてはインドアゴルフにも注目が集まったことで、富裕層の間では自宅にゴルフシュミレーターを導入することがトレンドになったという。
こうした背景を受け、米国ではインドア型のシミュレーションゴルフ用途に特化したBenQのレーザープロジェクターは好調な売れ行きを示している。価格は日本円にして約70〜80万円というハイエンドなものだが、直近2年間で合計8,000台、約30億円の売り上げを突破したとのこと。
日本においても、インドアゴルフ施設数は増加傾向にあり、一部の富裕層では自宅にゴルフシュミレーターを導入する例も増えてきたという。実際、Googleで「自宅 シミュレーションゴルフ」に類するキーワードの検索件数は昨年対比で9倍となっており、ゴルフシュミレーターメーカーへの問い合わせも昨年対比で数百件近く増えているそうだ。
本日の説明会はgolfGT&Relaxsh神田店にて行われた。同店はインドアゴルフ施設として、24時間年中無休で営業しており、BenQプロジェクターで投写されたシミュレーション映像によってゴルフの練習ができる。
ではゴルフ専用のプロジェクターと一般的なプロジェクターでどのような違いがあるのかだが、BenQの担当者は「インドアゴルフの映像をインパクトスクリーンにフルサイズで投写できる」と説明する。インパクトスクリーンは通常のシアター向けスクリーンとは縦横比が異なり、ドライバーを振り上げられるよう縦長に設計されることが多いため、通常のプロジェクターでは縦が切れた横長の映像投写になる。
ゴルフ用プロジェクターではそのサイズを調整でき、縦長のスクリーンいっぱいに映像を投写可能。さらに短焦点設計で、レンズシフトにより斜めからの投写ができ、使用者の影が落ちない。そして4K解像度に対応していることもポイントで、インドアゴルフシュミレーターでまだ4K対応しているものは少ないものの、キレイな映像が映し出されることで距離感や奥行きに違いが出てくるとして、実際のゴルフ場に来ているかのような没入感が味わえるとした。さらに長時間投写が可能なメンテナンスフリー設計で、商業施設への導入もしやすいことも特徴となる。
またBenQでは、個人で導入を検討する方には無償の貸出サービスも展開している。なお、個人宅でゴルフシュミレーターの設備を導入する場合、リフォーム込みで700〜1,000万円程度がかかるそうだ。そのうちプロジェクターについてだが、今回紹介されたのは「LK936ST」というモデルで、およそ70万円前後となる。自身もゴルフを趣味としているアメリカザリガニの柳原哲也さんは、「そう聞くと、(プロジェクターは)安い」とコメント。相方の平井善之さんも「スーパーの営業を70回やれば(買える)」と自宅への設備導入をプッシュしていた。
■バーチャルゴルフは敷居が低く、色々な楽しみ方ができる
ここでゴルフシミュレーターを通じた「バーチャルゴルフ」に関して、柏木氏から説明が行われた。プロゴルファー出身である柏木氏が「日本バーチャルゴルフ協会はプロゴルファーの活動拠点となり、新たなプロゴルファーを創出することを目的に活動しています。ゴルファーを増やすべく、バーチャルゴルフで競技やイベント、大会などを開いて、ゴルフを楽しむことを広めています」と語るように、バーチャルゴルフは全国を通信でつなぐことで、従来にないゴルフ体験ができる点にも魅力がある。
柳原さんも若手をゴルフに誘ったりするものの、道具の問題などなかなか入り口のハードルが高いと指摘。柏木氏もゴルフ場に行くとお金がかかるが、バーチャルゴルフは「手ぶらで来て、気軽にゴルフを楽しんでいただけることが大前提」であるとして、初心者でも気兼ねなくプレイできるものとアピールする。
またプレイ中に静かにしないといけないことについて、「なんでゴルフだけ野次を飛ばせないのか、観客が止まらないといけないのか、その点が気に入らなくて(笑)」と意見。「音楽をかけて、光の演出もして、MCや観客が野次を飛ばしながら楽しむようなイベントなど、違った視点からゴルフを盛り上げていくことができたら」と意気込みをみせた。
会場では実際に柏木氏と柳原さんがタッグを組んでバーチャルゴルフをプレイ。まずは通常のプロジェクターを用いたシステムでプレイしたところ、柏木氏の第1打はバンカーに、柳原さんは池ポチャに。1打罰をあわせて4打が必要となった。一方、BenQのゴルフ用プロジェクターを用いたシステムでプレイしたところ、お互いに見事なショットを決め、3打で上がることができていた。
ゴルフ用プロジェクターでプレイした感想として、柏木氏は「明らかに見え方が違い、映像が飛び込んでくるよう。ゴルフ場にいるような感覚が、インドアでもより鮮明に体感できました」と述べた。柳原さんも「高さがあるだけでこうも臨場感が違うかと。立ったときに、普通のプロジェクターの方では感じられなかった奥行きや高低差がすごく感じられました」とその差を体感。平井さんが「やはりBenQさんの高性能なプロジェクターがあるからこそ!」と締めくくった。