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公開日 2023/09/26 07:00

ゼンハイザー、ANCオンで50時間持つワイヤレスヘッドホン「ACCENTUM Wireless」。約3万円

ゼンハイザーサウンドと豊富な機能性をより手頃な価格で
編集部:成藤 正宣
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Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドのノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドホン新モデル「ACCENTUM Wireless(アクセンタム ワイヤレス)」を2023年11月上旬から順次発売する。価格はオープンだが、市場では税込29,920円前後での実売が予想される。

カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色を展開。ブラックは2023年11月上旬、ホワイトは2023年末〜2024年初頭に発売予定となる。

「ACCENTUM Wireless」(ブラック/ホワイト)

最上位モデル“MOMENTUM Wirelessシリーズ”の弟分に位置づけられる、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載のBluetoothヘッドホン。価格をより手頃に抑えつつ、独自開発のドライバーユニットによるこだわりの音質と、周囲の騒音をカットするハイブリッド式ANCや長時間のバッテリー持ちといった豊富な機能性を兼ね備えたとしている。

ドライバーユニットは、ブランド独自開発の高性能37mmトランスデューサーを搭載。既存のトランスデューサーにANC性能などのブラッシュアップを加えたものとのことで、音質についても高域から低域まで幅広い周波数を豊かに再生できると謳っている。

ANC性能などをブラッシュアップしたという、独自開発の37mmトランスデューサーを搭載する

ANCは、フィードフォワード/フィードバック2種類の方式を組み合わせるハイブリッド式を採用。外側の騒音を検知するアウターマイク2基(うち1基は通話マイク兼用)、イヤーカップ内側のノイズを検知するインナーマイク2基の計4基のマイクを搭載し、騒音を高精度に低減する。

一時的な会話や施設内アナウンスを聞き取りたい場合などに役立つ外音取り込み機能や、風切り音防止機能も搭載。なお、ANCの効き具合を自動調整するアダプティブノイズキャンセリングには非対応となる。

通話用マイクも、ANC兼用を含め2基搭載。cVc技術により周囲の騒音を抑えつつ装着者の声をしっかりと拾い上げ、クリアな声を通話相手に伝えられるとする。

ANCオンの状態で最長約50時間という長時間のバッテリー持ちを確保。急速充電にも対応し、10分の充電で約5時間分の再生が可能だとしている。Bluetoothはバージョン5.2、コーデックはaptX HD/aptX/AAC/SBCをサポート。2台のデバイスと同時にペアリングし、スムーズに切り替えられるマルチポイントにも対応する。

人間工学に基づくデザインを採用するとともに、プロテインレザーを用いたソフトなイヤーパッドとヘッドバンド内側を覆うシリコン製カバー、222gの質量によって長時間心地よい装着感を確保。直感的に操作できるという4つの物理ボタンも搭載した。

約222gに抑えた質量や、ソフトなイヤーパッド、ヘッドバンド内側のシリコンカバーなどにより快適な装着感を確保。4つのボタンも搭載する

スマートフォンアプリ「Smart Control」にも対応。イコライザーによるサウンドカスタマイズやファームウェアアップデート、位置情報に応じて自動的にイコライザー設定を切り替える「サウンドゾーン」といった豊富な機能を利用できる。

このほか、サステナビリティへの取り組みも促進。プラスチック不使用のパッケージの採用をはじめ、本体素材のリサイクルしやすさ、経年劣化が予想されるパーツの修理/交換のしやすさにも配慮したとのこと。

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