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公開日 2024/05/24 10:00
FIIO、約25万円の最上位デスクトップオーディオ「K19」。31バンドロスレスPEQ、AC/DCデュアル電源など搭載
5/31発売
エミライは、同社が取り扱うFIIOのデスクトップオーディオシステム“Kシリーズ”最上位モデル「K19」を5月31日より発売する。価格はオープンだが、税込247,500円前後での実売が想定される。
USB-DACやヘッドホンアンプなど多数の機能を備えた、デスクトップオーディオの最新フラグシップモデル。今年4月の春のヘッドフォン祭では今夏発売予定として参考出展されていたが、その詳細が明らかとなったかたちだ。
DACにはESS社の次世代フラグシップチップ「ES9039SPRO」をデュアル構成で採用。これによって最大8,000mW(バランス出力時)の超高出力とTHD+N 0.0002%以下の超低歪を両立したという。
ヘッドホンアンプには、FIIOとTHX社の共同開発による回路技術「THX-AAA 788+」を採用した新開発のアンプ回路を搭載。片chに計4基のアンプ回路を用いることで、先述した最大8,000mWの超高出力を発揮すると説明。
また、オーディオ回路はフルバランス設計で、主要なブロックに「OPA2211」「OPA1602」といった高精度のオーディオグレードオペアンプを採用することで高ダイナミックレンジと低クロストークを実現、高品位なオーディオ再生を可能にしたとのこと。
クロックは、ジッターをフェムト秒(1,000兆分の1)クラスまで抑制可能なAccusilicon製クロックジェネレーター「AS318-B」を2基採用する。入力されたソースに応じて45.1584MHz/49.1520MHzの2系統から最適なものを使用することで、録音に極めて忠実なD/A変換ができるという。
特徴的な機能として、31バンドの高精度ロスレスPEQ(パラメトリックイコライザー)を搭載。ADI製オーディオ向けDSPチップ「ADSP-21565」を採用したことで、サンプリングレート変換を一切行わず、PCM 44.1 - 192kHzまでのオーディオ信号をダイレクトに調整できるとしている。
また「DEL(Dual Engine Limiter)」テクノロジーにより、独自アルゴリズムによるダイナミックレンジの圧縮/拡大、クリッピング回避のためのリミッターなど、さまざまな機能を利用可能。このEQ設定はインポート/エクスポートができるため、ユーザー間で設定を共有することも可能だ。
USB-C/同軸デジタル/光デジタルのデジタル入力に加え、HDMIの入出力(出力はARC対応)、Bluetooth入力にも対応。XMOS製USBレシーバーチップ「XU316」採用により、USB-DACとしては最大PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)のネイティブ再生とMQAフルデコード再生をサポートする。
BluetoothチップにはQualcomm製「QCC5125」を採用し、SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDACコーデックをサポート。
さらに、これらデジタルデータ処理のためにFIIOでは初めてクアッドコアのFPGAを採用。入力されたデータに対し、DACが最も真価を発揮するよう緻密な処理を行い、データ処理の過程で発生する歪みや損失を極限まで抑制するとのこと。
デジタル/アナログ回路はそれぞれ異なる基板上に配置し、完全に絶縁。加えてDSPモジュール部とデジタルデータ処理部はアルミニウム合金で分離し、DACやDSPモジュール、ヘッドホンアンプといった主要な回路ブロックにはシールドを施すことで、クロストークや外部ノイズの干渉を極限まで抑制した。
電源には低ノイズ、高効率、長寿命を兼ね備えた産業用レベルの40W電源を搭載。AC100Vだけでなく、DC15V入力にも対応するデュアル電源構造を採用しており、高効率DCパワーサプライを組み合わせて音質向上を図ることもできる。アナログ/デジタル回路の電源供給は分離されているほか、アナログオーディオ回路はDAC、ローパスフィルターなど各回路ブロックごとに細かく段階的に、かつLDOレギュレーターを用いて供給するなど、徹底した設計がなされていという。
筐体はアルミダイキャスト鋳造シャーシをCNCマシンで磨き上げた一体成型フレームで、横置きのみならず、付属スタンドを用いた縦置きにも対応。縦置き時は付属パーツを装着することでヘッドホンスタンドとしても活用できる。
また発熱にも配慮しており、ICチップに直接触れる熱伝導材や対流を生みだすハニカムメッシュデザインなどを採用することで、加熱によるパフォーマンスの低下を気にすることなく音楽体験に集中できるとしている。
アナログ出力は、前面に4ピンXLR/6.3mmステレオ標準/4.4mmバランスを、背面にRCA×2/XLRを装備。出力モードも複数備え、前面/背面どちらの端子からも音声出力する「PO + PRE OUT」、前面出力のみ有効な「PO」、背面出力のみ有効な「PRE OUT」、背面出力のみ有効かつ最大音量に固定する「LO」の4種類を選択可能だ。
ほか、12Vトリガーやグラウンドリフトスイッチ、1.3型フルカラーディスプレイ、デュアルインジケーターライトを搭載。赤外線リモコンが同梱し、また「FIIO Control」アプリからの操作にも対応する。外形寸法は約250×225×36.7mmで、質量は約1.8kg。
USB-DACやヘッドホンアンプなど多数の機能を備えた、デスクトップオーディオの最新フラグシップモデル。今年4月の春のヘッドフォン祭では今夏発売予定として参考出展されていたが、その詳細が明らかとなったかたちだ。
DACにはESS社の次世代フラグシップチップ「ES9039SPRO」をデュアル構成で採用。これによって最大8,000mW(バランス出力時)の超高出力とTHD+N 0.0002%以下の超低歪を両立したという。
ヘッドホンアンプには、FIIOとTHX社の共同開発による回路技術「THX-AAA 788+」を採用した新開発のアンプ回路を搭載。片chに計4基のアンプ回路を用いることで、先述した最大8,000mWの超高出力を発揮すると説明。
また、オーディオ回路はフルバランス設計で、主要なブロックに「OPA2211」「OPA1602」といった高精度のオーディオグレードオペアンプを採用することで高ダイナミックレンジと低クロストークを実現、高品位なオーディオ再生を可能にしたとのこと。
クロックは、ジッターをフェムト秒(1,000兆分の1)クラスまで抑制可能なAccusilicon製クロックジェネレーター「AS318-B」を2基採用する。入力されたソースに応じて45.1584MHz/49.1520MHzの2系統から最適なものを使用することで、録音に極めて忠実なD/A変換ができるという。
特徴的な機能として、31バンドの高精度ロスレスPEQ(パラメトリックイコライザー)を搭載。ADI製オーディオ向けDSPチップ「ADSP-21565」を採用したことで、サンプリングレート変換を一切行わず、PCM 44.1 - 192kHzまでのオーディオ信号をダイレクトに調整できるとしている。
また「DEL(Dual Engine Limiter)」テクノロジーにより、独自アルゴリズムによるダイナミックレンジの圧縮/拡大、クリッピング回避のためのリミッターなど、さまざまな機能を利用可能。このEQ設定はインポート/エクスポートができるため、ユーザー間で設定を共有することも可能だ。
USB-C/同軸デジタル/光デジタルのデジタル入力に加え、HDMIの入出力(出力はARC対応)、Bluetooth入力にも対応。XMOS製USBレシーバーチップ「XU316」採用により、USB-DACとしては最大PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)のネイティブ再生とMQAフルデコード再生をサポートする。
BluetoothチップにはQualcomm製「QCC5125」を採用し、SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDACコーデックをサポート。
さらに、これらデジタルデータ処理のためにFIIOでは初めてクアッドコアのFPGAを採用。入力されたデータに対し、DACが最も真価を発揮するよう緻密な処理を行い、データ処理の過程で発生する歪みや損失を極限まで抑制するとのこと。
デジタル/アナログ回路はそれぞれ異なる基板上に配置し、完全に絶縁。加えてDSPモジュール部とデジタルデータ処理部はアルミニウム合金で分離し、DACやDSPモジュール、ヘッドホンアンプといった主要な回路ブロックにはシールドを施すことで、クロストークや外部ノイズの干渉を極限まで抑制した。
電源には低ノイズ、高効率、長寿命を兼ね備えた産業用レベルの40W電源を搭載。AC100Vだけでなく、DC15V入力にも対応するデュアル電源構造を採用しており、高効率DCパワーサプライを組み合わせて音質向上を図ることもできる。アナログ/デジタル回路の電源供給は分離されているほか、アナログオーディオ回路はDAC、ローパスフィルターなど各回路ブロックごとに細かく段階的に、かつLDOレギュレーターを用いて供給するなど、徹底した設計がなされていという。
筐体はアルミダイキャスト鋳造シャーシをCNCマシンで磨き上げた一体成型フレームで、横置きのみならず、付属スタンドを用いた縦置きにも対応。縦置き時は付属パーツを装着することでヘッドホンスタンドとしても活用できる。
また発熱にも配慮しており、ICチップに直接触れる熱伝導材や対流を生みだすハニカムメッシュデザインなどを採用することで、加熱によるパフォーマンスの低下を気にすることなく音楽体験に集中できるとしている。
アナログ出力は、前面に4ピンXLR/6.3mmステレオ標準/4.4mmバランスを、背面にRCA×2/XLRを装備。出力モードも複数備え、前面/背面どちらの端子からも音声出力する「PO + PRE OUT」、前面出力のみ有効な「PO」、背面出力のみ有効な「PRE OUT」、背面出力のみ有効かつ最大音量に固定する「LO」の4種類を選択可能だ。
ほか、12Vトリガーやグラウンドリフトスイッチ、1.3型フルカラーディスプレイ、デュアルインジケーターライトを搭載。赤外線リモコンが同梱し、また「FIIO Control」アプリからの操作にも対応する。外形寸法は約250×225×36.7mmで、質量は約1.8kg。