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公開日 2024/08/09 10:00

FIIO、24bit R2R DAC回路搭載の据え置きヘッドホンアンプ「K11 R2R」。8/23発売

バランス接続で最大1300mW出力
編集部:成藤 正宣
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エミライは、同社取り扱いブランドFIIOから、24bit R2R DAC回路を採用したUSB-DAC内蔵の据え置きヘッドホンアンプ「K11 R2R」を、8月23日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込29,700円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはブラック/シルバーの2色で、後日レッドカラーも追加予定。

「K11 R2R」(ブラック/シルバー)

独自開発のディスクリート型24bit R2R DAC回路を搭載した、デスクトップサイズのヘッドホンアンプ。R2R DAC回路は4chフルバランス構成で、許容誤差±0.1%/抵抗温度係数30ppmの精密薄膜抵抗器を合計192個使用。汎用DACチップを採用した他のモデルとは異なる魅力的なサウンドキャラクターを実現しているという。

再生フォーマットはPCM 384kHz/24bit、DSD256(11.2MHz)ネイティブまでサポート。NOS(ノン・オーバーサンプリング)モード/OS(オーバーサンプリング)モードの2種類の再生モードも備え、切り替えることでそれぞれ異なる音質を楽しめる。

ヘッドホン出力は、6.35mmシングルエンド/4.4mmバランスジャックを1系統ずつ搭載。シングルエンドで460mW、バランスで1,300mW(どちらも32Ω負荷)のパワフルな出力を備えた。

前面に2系統のヘッドホン出力、ディスプレイ、ノブを配置

音量調節機構には、4つの入力と2つの出力セレクターを備えた4ch抵抗ラダー型電子ボリューム「NJW1195A」を採用し、ノイズや歪みを抑えつつ、精密な音量調整を実現。L/M/Hの3段階ゲインの調整にも対応し、それぞれボリュームの増減値を最適化。多種多様なイヤホン/ヘッドホンに適応するとしている。

電源部には、17個もの低ノイズLDO精密レギュレーター、2個のDC - DCコンバーターを採用し、外部カスタム12Vスイッチング電源を組み合わせることで、純度の高い電源供給を追求。超低ESR/高ノイズ耐性の電解コンデンサーも投入する。

このほかにも、熱伝導シリコンとアルミ合金を組み合わせたアンプ放熱機構、外部干渉を防ぐ金属シールド、機器の異常なDC出力からヘッドホンを守るDC保護機構などを内蔵している。

ノイズ対策の金属シールド、アンプの放熱機構なども搭載

筐体前面には高コントラスト/長寿命のLCDディスプレイを搭載。音源のサンプリングレートや音量、ゲイン、出力モードなどの情報を鮮明に表示する。また隣に配置されたノブは複数の機能を統合しており、音量調整をはじめ電源オン/オフ、メニュー操作、入力切り替えなどを回転/押下によって操作可能。入力ごとに音量を記憶するため、ヘッドホンとスピーカーを使い分ける場合も、切り替えの度に音量調整する手間は不要となっている。

天面には、RGBアンビエントライトを内蔵したFIIOロゴを配置。選びぬかれたLEDや鏡面反射フィルムなどにより、均一な輝きでリスニングを彩るだけでなく、再生中のサンプリングレートを示すインジケーターの役割も担っている。なお、LEDの輝度や色合いはノブによって調整できる。

発光する天面ロゴは、サンプリングレートのインジケーターの役割も

デジタル入力としてUSB Type-C/同軸デジタル音声/光デジタル音声を1系統ずつ搭載。同軸デジタル音声端子はデジタル出力に切り替えて使用することもできる。再生周波数帯域は20Hz - 50kHz、S/Nは>115dB、THD+Nは<0.0025%。外形寸法は147W×32.3H×133Dmm(フット含む)、質量は約420g。ACアダプター、電源ケーブル、USB A to Cケーブル、6.35mm変換アダプターなどが付属する。

背面端子

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