公開日 2014/03/25 17:29
パナソニック、4K動画撮影対応のミラーレス一眼「DMC-GH4」
新開発の4/3型 Live MOSセンサーを採用
パナソニック(株)は、4K動画撮影が可能なミラーレス一眼カメラ「DMC-GH4」を4月24日より発売する。詳細は以下の通り。
・DMC-GH4(ボディ) ¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)
・DMC-GH4H(レンズキット) ¥OPEN(予想実売価格230,000円前後)
本機は、ミラーレス一眼として世界初となる4K動画撮影に対応したモデル。SDIやXLRの入出力端子を備えた業務用インターフェースユニット(別売)との組み合わせも可能で、映像製作分野での用途も視野に入れているという。
撮像素子には新開発の4/3型 Live MOSセンサーを採用。高感度、広ダイナミックレンジに合わせて、高速読み出し処理が可能となり、連写性能の向上、動画や電子シャッター時の歪み現象(ローリングシャッター現象)を低減できるようになった。総画素数は1,720万画素、有効画素数は1,605万画素となる。
映像エンジンには「新ヴィーナスエンジン」を採用。ノイズの周波数に応じた最適なノイズリダクション処理を施す「新マルチプロセスNR」により、従来よりも自然なノイズ感を可能とした。特に高感度において、従来機「DMC-GH3」比でISO感度1段分(平均)のS/N改善を実現したという。さらに、最適設計を施した「ローパスフィルター」と「広帯域輪郭強調(アパーチャ)フィルター」の組み合わせで、LUMIXレンズの解像性能をさらに引き出すとしている。階調性能、色再現性も強化した。
AFについては、パナソニック独自の空間認識技術「DFD(Depth From Defocus)テクノロジー」による新方式「空間認識AF」を搭載。AF速度・精度ともに向上させ、AF合焦速度は0.07秒を実現。AF追従性能も向上させた。連写性能は12コマ/秒を実現。さらにAF追従連写では、7コマ/秒を可能とした。連続撮影枚数も、カメラ内部のメモリーバッファ増量により、JPEGで100コマ、RAWで40コマを実現している。
ファインダーには約236万画素の有機ELディスプレイを採用。背面のバリアングルモニターには、約104万画素の静電容量方式タッチ有機ELを採用した。カメラボディの素材はマグネシウム合金、各部をシーリング構造による防塵・防滴設計とした。
4K撮影機能については、撮影した4K動画を再生中に8Mの静止画として切り出すことが可能。フルHD動画についても、ビットレート200Mbps(ALL-Intra)および100Mbps(IPB)の記録にまで対応した。新たに、システム周波数設定を導入し、NTSC(59.94Hz)/PAL(50.00Hz)/CINEMA(24.00Hz)などをそれぞれサポートする。
対応する4K動画スペックは、MOV形式で3,840×2,160/29.97p/100Mbps、3,840×2,160/23.98p/100Mbps(システム周波数59.94Hz時)など。MP4形式で3,840×2,160/29.97p/100Mbps、3,840×2,160/23.98p/100Mbps(システム周波数59.94Hz時)などとなる
スロー/クイック効果を得られるVFR(バリアブルフレームレート)撮影では、最大96fpsのセンサー読み出し、最大13パターンのフレームレート設定が可能だ。HDMI出力モニタリングスルー機能も搭載。カメラ本体で動画記録中に4:2:2/8bitを同時出力できるだけでなく、動画記録をしない場合は4:2:2/10bit映像の出力に対応する。
Wi-Fiを内蔵し、NFCにも対応。外形寸法は約132.9W×約93.4H×83.9Dmm(突起部を除く)、質量は約560g(バッテリー、メモリーカード含む)となる。
また、同社はマイクロフォーサーズ用交換レンズ「H-X015」を5月15日より発売する。価格は70,000円(税抜)。30mmの単焦点レンズで、ライカの光学基準によるF1.7「SUMMILUX(ズミルックス)」の明るさを実現している。レンズ構成は非球面レンズ3枚を含む7群9枚。カメラを構えたままでフォーカスモードの変更ができる「AF・MF切換スイッチ」も採用する。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
・DMC-GH4(ボディ) ¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)
・DMC-GH4H(レンズキット) ¥OPEN(予想実売価格230,000円前後)
本機は、ミラーレス一眼として世界初となる4K動画撮影に対応したモデル。SDIやXLRの入出力端子を備えた業務用インターフェースユニット(別売)との組み合わせも可能で、映像製作分野での用途も視野に入れているという。
撮像素子には新開発の4/3型 Live MOSセンサーを採用。高感度、広ダイナミックレンジに合わせて、高速読み出し処理が可能となり、連写性能の向上、動画や電子シャッター時の歪み現象(ローリングシャッター現象)を低減できるようになった。総画素数は1,720万画素、有効画素数は1,605万画素となる。
映像エンジンには「新ヴィーナスエンジン」を採用。ノイズの周波数に応じた最適なノイズリダクション処理を施す「新マルチプロセスNR」により、従来よりも自然なノイズ感を可能とした。特に高感度において、従来機「DMC-GH3」比でISO感度1段分(平均)のS/N改善を実現したという。さらに、最適設計を施した「ローパスフィルター」と「広帯域輪郭強調(アパーチャ)フィルター」の組み合わせで、LUMIXレンズの解像性能をさらに引き出すとしている。階調性能、色再現性も強化した。
AFについては、パナソニック独自の空間認識技術「DFD(Depth From Defocus)テクノロジー」による新方式「空間認識AF」を搭載。AF速度・精度ともに向上させ、AF合焦速度は0.07秒を実現。AF追従性能も向上させた。連写性能は12コマ/秒を実現。さらにAF追従連写では、7コマ/秒を可能とした。連続撮影枚数も、カメラ内部のメモリーバッファ増量により、JPEGで100コマ、RAWで40コマを実現している。
ファインダーには約236万画素の有機ELディスプレイを採用。背面のバリアングルモニターには、約104万画素の静電容量方式タッチ有機ELを採用した。カメラボディの素材はマグネシウム合金、各部をシーリング構造による防塵・防滴設計とした。
4K撮影機能については、撮影した4K動画を再生中に8Mの静止画として切り出すことが可能。フルHD動画についても、ビットレート200Mbps(ALL-Intra)および100Mbps(IPB)の記録にまで対応した。新たに、システム周波数設定を導入し、NTSC(59.94Hz)/PAL(50.00Hz)/CINEMA(24.00Hz)などをそれぞれサポートする。
対応する4K動画スペックは、MOV形式で3,840×2,160/29.97p/100Mbps、3,840×2,160/23.98p/100Mbps(システム周波数59.94Hz時)など。MP4形式で3,840×2,160/29.97p/100Mbps、3,840×2,160/23.98p/100Mbps(システム周波数59.94Hz時)などとなる
スロー/クイック効果を得られるVFR(バリアブルフレームレート)撮影では、最大96fpsのセンサー読み出し、最大13パターンのフレームレート設定が可能だ。HDMI出力モニタリングスルー機能も搭載。カメラ本体で動画記録中に4:2:2/8bitを同時出力できるだけでなく、動画記録をしない場合は4:2:2/10bit映像の出力に対応する。
Wi-Fiを内蔵し、NFCにも対応。外形寸法は約132.9W×約93.4H×83.9Dmm(突起部を除く)、質量は約560g(バッテリー、メモリーカード含む)となる。
また、同社はマイクロフォーサーズ用交換レンズ「H-X015」を5月15日より発売する。価格は70,000円(税抜)。30mmの単焦点レンズで、ライカの光学基準によるF1.7「SUMMILUX(ズミルックス)」の明るさを実現している。レンズ構成は非球面レンズ3枚を含む7群9枚。カメラを構えたままでフォーカスモードの変更ができる「AF・MF切換スイッチ」も採用する。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドPANASONIC
- 型番DMC-GH4
- 発売日4月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)
【SPEC】●撮影素子:4/3型 Live MOS センサー ●有効画素数:1605万画素 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●液晶モニター:3.0型 / 約104万ドット有機EL(OLED)モニター ●デジタルズーム:2倍/4倍 ●外形寸法:約132.9W×93.4H×83.9Dmm(突起部除く) ●質量:約560g(バッテリー、メモリーカード含む)