公開日 2019/08/28 13:00
キヤノン、上位機に迫る性能実現した一眼レフカメラ「EOS 90D」。世界最高画素APS-C搭載
流し撮りアシスト機能をEOS初搭載
キヤノンは、レンズ交換式カメラの新製品として「EOS 90D」を9月中旬に発売する。またズームレンズ「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM」とのキットも用意される。価格はともにオープンだが、同社直販サイトではボディが150,000円前後、レンズキットが197,500円前後での販売を予定する。
カメラのスペックにもこだわりがあるユーザーと、動体撮影を主にするハイアマチュアをターゲットにしたモデル。従来機「EOS 80D」の後継モデルとしており、「本格一眼レフとしての高性能と先進機能の搭載を手頃な価格で実現させた」とアピールされている。
撮像素子には、APS-Cサイズで世界最高となる約3,250万画素のCMOSセンサーを初搭載。ハイエンドラインのフルサイズセンサー機「EOS 5D Mark IV」や「EOS R」と同レベルのが総数を有するAPS-Cセンサーを搭載した。常用感度はISO100-25600で、拡張ではISO51200に対応する。また画像処理エンジンに搭載するDIGIC 8と連携することで、トリミングしても十分な解像感を保てるという。
連続撮影はファインダー時最高10コマ/秒(AF/AE追従)で、ライブビュー時は最高11コマ/秒(AF固定)・最高7コマ/秒(AF追従)。上位機「EOS 7D Mark II」と同等の高校連続撮影を実現した。シャッタースピードは最高1/8000(メカ/電子先幕)で、ライブビュー時の電子シャッターであれば1/16000での撮影が行える。
光学ファインダー(視野率約100%、倍率約0.95倍)を備えるほか、液晶モニターの解像度は約104万ドットで、大きさは3.0型。バリアングルに対応する。
AFでは従来と同様に45点のオールクロスAFセンサーを搭載する。またAEセンサーには約22万画素のものを新搭載。これによって、ファインダー時においても顔検出によるAEと、顔認識による追尾AF「EOS iTR AF」に対応する。AFモードとして、さらに小さいフレームでフォーカスが可能なスポットAFにも新対応するほか、1点AF、ゾーンAF、ラージゾーンAF、自動選択AFといった従来どおりのモードも備える。
EOS初の新機能として、流し撮りアシスト機能も搭載。被写体との速度、カメラのパンニング速度の計測により、シャッタースピードの自動設定をはじめ、対応レンズでは被写体ブレの抑制にも対応する(対応レンズ;EF24-105mm F4L IS II USM/EF70-200 F4L IS II USM/EF85mm F1.4L IS USM/EF18-135mm F3.5-5.6 IS USM)。この機能はライブビュー/光学ファインダーともに使用できる。
ライブビュー撮影時には像面位相差AF「デュアルピクセルCMOS AF」も利用可能。AF範囲は表示範囲の横約88%・縦約100%をカバーし、従来の横約80%・縦約80%から拡大した。また自動選択時のAFエリア分割数においても、従来の最大99分割から最大143分割まで増加している。低輝度合焦限界はEV-5で、動画撮影時においても4KでEV-2.5、フルHDでEV-3に対応する。
AFエリアの任意選択時には最大5,481ポジションからAFポイントを選ぶことができ、自動選択時には最大143分割で追尾を行うなど、構図の自由さについても配慮される。瞳AFはサーボAF/動画サーボAFともに利用可能。測距エリア選択モードは1点AF、ゾーンAF、顔+追尾優先AF、スポット1点AFの4つから選ぶことができる。
動画性能では、4K 30p/25pの撮影に新対応。クロップする/しないは選択可能だ。またフルHD 120p/100pのハイフレームレート撮影に対応。スマートデバイスとの連携により、4K動画であっても圧縮しながら転送することでSNSなどで、そのまま使いやすい「動画トランスコード転送」にも対応する。
操作性にもこだわったとしており、マルチコントローラーは従来のもに加えて、ジョイスティック型のものを追加で搭載する。さらにシャッターボタンはこれまで上位機種に搭載されていた機構を採用。これは半押しと全押しで圧力が変化するというもので、半押しから全押しに明確なクリック感が無いため、連続撮影時も疲れにくいという。
外形寸法は約140.7W×104.8H×76.8Dmmで、質量は約701g。縦位置撮影用のバッテリーグリップは従来機同様の「BG-E14」に対応する。またネットワーク面では、Wi-Fiに加えてBluetooth Low Energyも備えることで、アプリからの画像取り込みや自動送信も可能。
カメラのスペックにもこだわりがあるユーザーと、動体撮影を主にするハイアマチュアをターゲットにしたモデル。従来機「EOS 80D」の後継モデルとしており、「本格一眼レフとしての高性能と先進機能の搭載を手頃な価格で実現させた」とアピールされている。
撮像素子には、APS-Cサイズで世界最高となる約3,250万画素のCMOSセンサーを初搭載。ハイエンドラインのフルサイズセンサー機「EOS 5D Mark IV」や「EOS R」と同レベルのが総数を有するAPS-Cセンサーを搭載した。常用感度はISO100-25600で、拡張ではISO51200に対応する。また画像処理エンジンに搭載するDIGIC 8と連携することで、トリミングしても十分な解像感を保てるという。
連続撮影はファインダー時最高10コマ/秒(AF/AE追従)で、ライブビュー時は最高11コマ/秒(AF固定)・最高7コマ/秒(AF追従)。上位機「EOS 7D Mark II」と同等の高校連続撮影を実現した。シャッタースピードは最高1/8000(メカ/電子先幕)で、ライブビュー時の電子シャッターであれば1/16000での撮影が行える。
光学ファインダー(視野率約100%、倍率約0.95倍)を備えるほか、液晶モニターの解像度は約104万ドットで、大きさは3.0型。バリアングルに対応する。
AFでは従来と同様に45点のオールクロスAFセンサーを搭載する。またAEセンサーには約22万画素のものを新搭載。これによって、ファインダー時においても顔検出によるAEと、顔認識による追尾AF「EOS iTR AF」に対応する。AFモードとして、さらに小さいフレームでフォーカスが可能なスポットAFにも新対応するほか、1点AF、ゾーンAF、ラージゾーンAF、自動選択AFといった従来どおりのモードも備える。
EOS初の新機能として、流し撮りアシスト機能も搭載。被写体との速度、カメラのパンニング速度の計測により、シャッタースピードの自動設定をはじめ、対応レンズでは被写体ブレの抑制にも対応する(対応レンズ;EF24-105mm F4L IS II USM/EF70-200 F4L IS II USM/EF85mm F1.4L IS USM/EF18-135mm F3.5-5.6 IS USM)。この機能はライブビュー/光学ファインダーともに使用できる。
ライブビュー撮影時には像面位相差AF「デュアルピクセルCMOS AF」も利用可能。AF範囲は表示範囲の横約88%・縦約100%をカバーし、従来の横約80%・縦約80%から拡大した。また自動選択時のAFエリア分割数においても、従来の最大99分割から最大143分割まで増加している。低輝度合焦限界はEV-5で、動画撮影時においても4KでEV-2.5、フルHDでEV-3に対応する。
AFエリアの任意選択時には最大5,481ポジションからAFポイントを選ぶことができ、自動選択時には最大143分割で追尾を行うなど、構図の自由さについても配慮される。瞳AFはサーボAF/動画サーボAFともに利用可能。測距エリア選択モードは1点AF、ゾーンAF、顔+追尾優先AF、スポット1点AFの4つから選ぶことができる。
動画性能では、4K 30p/25pの撮影に新対応。クロップする/しないは選択可能だ。またフルHD 120p/100pのハイフレームレート撮影に対応。スマートデバイスとの連携により、4K動画であっても圧縮しながら転送することでSNSなどで、そのまま使いやすい「動画トランスコード転送」にも対応する。
操作性にもこだわったとしており、マルチコントローラーは従来のもに加えて、ジョイスティック型のものを追加で搭載する。さらにシャッターボタンはこれまで上位機種に搭載されていた機構を採用。これは半押しと全押しで圧力が変化するというもので、半押しから全押しに明確なクリック感が無いため、連続撮影時も疲れにくいという。
外形寸法は約140.7W×104.8H×76.8Dmmで、質量は約701g。縦位置撮影用のバッテリーグリップは従来機同様の「BG-E14」に対応する。またネットワーク面では、Wi-Fiに加えてBluetooth Low Energyも備えることで、アプリからの画像取り込みや自動送信も可能。