公開日 2024/02/22 20:41
<CP+>キヤノンは「VR撮影レンズ」参考出展/ニコン、“レンズのぼけ”アピール/富士フイルム「X100VI」が早速展示
ニコンのテーマは「Nikon Creative Life」
カメラと写真の展示会「CP+2024」が開幕。本日2月22日から25日までの4日間、神奈川県のパシフィコ横浜において実施される。本稿では、キヤノン、ニコン、富士フイルムといったカメラブランドのブースについて、新製品や参考出展を中心にレポートする。
キヤノンは参考出展として3つのVR/3D向けの製品を展示した。会場に展示されていたのは動かないモックとのことだが、発売に向けて動いている途中とのことだ。
まず1つめの「Concept Model 001 APS-C 3D Stereoscopic VR Lens」は、APS-Cフォーマットに対応するVR撮影用レンズ。同社がすでに発売しているフルサイズ向けの「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」と比べて、画角は少し狭くなるとのこと。
続いて「Concept Model 002 APS-C 3D Stereoscopic Lens」は、VRではなく3D撮影に向けたレンズ。会場では隣に裸眼立体視に対応したノートPCが置かれ、3D写真のデモが行われていた。そして最後に「Concept Model 003 360°/180° 3D VR Camera」は、単体でVR撮影が行えるというカメラ。片方のレンズ部分を回転させることで、360°カメラとしても利用できる。
そのほかキヤノンのブースでは、同社が展開するカメラやレンズ製品が一挙展示。会場の中央にはライブパフォーマンスのエリアが設けられ、新体操の様子を実際に撮って試せるようになっていた。
ニコンではNikon Creative Lifeをテーマにブースを展開。昨年同様、ミラーレスの「Zマウントシステム」を中心に展示が行われている。昨年90周年を迎えた「NIKKOR レンズ」の歴史として、過去の名レンズも並べられていた。
機材の撮影が行えるエリアでは、昨年発売したレンズ「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」などを試すことが可能。このレンズはボケの綺麗さに力が入れられており、ボケの丸さもアピールされている。ブース担当者によると、その性能を試せるよう、あえてイルミネーションを用いたディスプレイを行ったとのこと。撮影した写真は、記録メディアがあれば持ち帰ることも可能だ。
そのほかニコンのブースでは、ミラーレス一眼「Z f」および「Z fc」の張替えサービスの全カラーを一挙展示。また望遠レンズを用いた試写、ポートレート撮影を試せるブースなど、多くの体験が行えるようになっていた。
富士フイルムでは、発表されたばかりのデジタルカメラ「X100VI」を早速展示。実際に体験しようと多くの来場者が訪れており、列に並ばなければタッチ&トライも行えないほどの人気だった。
X100VIは、裏面照射型約4020万画素センサーを搭載する、X100シリーズの最新モデル。前モデルと同等のサイズを維持しつつも、シリーズで初めてボディ内手ぶれ補正を搭載している。また画像処理エンジンについても、新たに「X-Processor 5」を搭載した。
ブースでは、同じく発表されたばかりの写真愛好家向けWebメタバース「House of Photography in Metaverse」をアピール。人気の続くINSTAX “チェキ”の展示や、中判デジタル「GFXシリーズ」の撮影体験なども展開されている。
■キヤノン
キヤノンは参考出展として3つのVR/3D向けの製品を展示した。会場に展示されていたのは動かないモックとのことだが、発売に向けて動いている途中とのことだ。
まず1つめの「Concept Model 001 APS-C 3D Stereoscopic VR Lens」は、APS-Cフォーマットに対応するVR撮影用レンズ。同社がすでに発売しているフルサイズ向けの「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」と比べて、画角は少し狭くなるとのこと。
続いて「Concept Model 002 APS-C 3D Stereoscopic Lens」は、VRではなく3D撮影に向けたレンズ。会場では隣に裸眼立体視に対応したノートPCが置かれ、3D写真のデモが行われていた。そして最後に「Concept Model 003 360°/180° 3D VR Camera」は、単体でVR撮影が行えるというカメラ。片方のレンズ部分を回転させることで、360°カメラとしても利用できる。
そのほかキヤノンのブースでは、同社が展開するカメラやレンズ製品が一挙展示。会場の中央にはライブパフォーマンスのエリアが設けられ、新体操の様子を実際に撮って試せるようになっていた。
■ニコン
ニコンではNikon Creative Lifeをテーマにブースを展開。昨年同様、ミラーレスの「Zマウントシステム」を中心に展示が行われている。昨年90周年を迎えた「NIKKOR レンズ」の歴史として、過去の名レンズも並べられていた。
機材の撮影が行えるエリアでは、昨年発売したレンズ「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」などを試すことが可能。このレンズはボケの綺麗さに力が入れられており、ボケの丸さもアピールされている。ブース担当者によると、その性能を試せるよう、あえてイルミネーションを用いたディスプレイを行ったとのこと。撮影した写真は、記録メディアがあれば持ち帰ることも可能だ。
そのほかニコンのブースでは、ミラーレス一眼「Z f」および「Z fc」の張替えサービスの全カラーを一挙展示。また望遠レンズを用いた試写、ポートレート撮影を試せるブースなど、多くの体験が行えるようになっていた。
■富士フイルム
富士フイルムでは、発表されたばかりのデジタルカメラ「X100VI」を早速展示。実際に体験しようと多くの来場者が訪れており、列に並ばなければタッチ&トライも行えないほどの人気だった。
X100VIは、裏面照射型約4020万画素センサーを搭載する、X100シリーズの最新モデル。前モデルと同等のサイズを維持しつつも、シリーズで初めてボディ内手ぶれ補正を搭載している。また画像処理エンジンについても、新たに「X-Processor 5」を搭載した。
ブースでは、同じく発表されたばかりの写真愛好家向けWebメタバース「House of Photography in Metaverse」をアピール。人気の続くINSTAX “チェキ”の展示や、中判デジタル「GFXシリーズ」の撮影体験なども展開されている。