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アップルは2月20日(米現地時間)サポート文書を更新し、iPhone 15シリーズの「バッテリーの最大容量が80%になるまでのフル充電サイクル回数」をこれまでの500回から1000回に改めた。要はバッテリー寿命を、突如として倍増させた格好だ。
従来のサポート文書では、全てのiPhoneはモデルに関係なく「フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計」と説明していた。
しかし、最新のドキュメントでは「iPhone 15モデルのバッテリーは、理想的な条件下で1000回のフル充電サイクルで本来の蓄電容量の最大80%を維持するように設計」との記述が追加。iPhone 14以前のモデルについては、従来通りの記述が確認できる。
ここでいう「フル充電サイクル」とは、合計で100%になる放電を行った回数のこと。iPhoneのバッテリー寿命を測る目安となるものだ。たとえば75%を1日で消費して、夜のうちにフル充電。その翌日に25%消費して合計100%に達すると、2日で1回の充電サイクルになる。
米9to5Macが問い合わせたところ、アップルは一般的なユースケースを示す特定の条件下でバッテリーを1000回充放電を繰り返すテストを行った結果だと回答。同社が何年にもわたりバッテリー部材や電源管理システムを改良し続けた成果だという。
このバッテリー寿命の変更は、iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、およびiPhone 15 Pro Maxのみ。ただし、以前のモデルについても調査中だと付け加えている。
iPhoneのバッテリー状態は、設定アプリを開いて「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できる。またiPhone 15シリーズは当初からバッテリーの充放電回数を確認できたが、次期iOS 17.4ベータでは「バッテリー」画面のメニューが変更され、「理想的な条件下で1000サイクルで80%の容量を保持するように設計されている」との説明が追加されている。
昨年末、アップルはiPhone 15 Plusの新CMを公開し「電源コンセントとなかなか会えなくて寂しい」と歌いあげてバッテリー持続時間の長さを強調していた。今後は、ますますバッテリー持ちとバッテリー寿命(交換が必要となるまでの期間)の長さをアピールするのかもしれない。
Source: Apple
via: 9to5Mac
従来のサポート文書では、全てのiPhoneはモデルに関係なく「フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計」と説明していた。
しかし、最新のドキュメントでは「iPhone 15モデルのバッテリーは、理想的な条件下で1000回のフル充電サイクルで本来の蓄電容量の最大80%を維持するように設計」との記述が追加。iPhone 14以前のモデルについては、従来通りの記述が確認できる。
ここでいう「フル充電サイクル」とは、合計で100%になる放電を行った回数のこと。iPhoneのバッテリー寿命を測る目安となるものだ。たとえば75%を1日で消費して、夜のうちにフル充電。その翌日に25%消費して合計100%に達すると、2日で1回の充電サイクルになる。
米9to5Macが問い合わせたところ、アップルは一般的なユースケースを示す特定の条件下でバッテリーを1000回充放電を繰り返すテストを行った結果だと回答。同社が何年にもわたりバッテリー部材や電源管理システムを改良し続けた成果だという。
このバッテリー寿命の変更は、iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、およびiPhone 15 Pro Maxのみ。ただし、以前のモデルについても調査中だと付け加えている。
iPhoneのバッテリー状態は、設定アプリを開いて「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できる。またiPhone 15シリーズは当初からバッテリーの充放電回数を確認できたが、次期iOS 17.4ベータでは「バッテリー」画面のメニューが変更され、「理想的な条件下で1000サイクルで80%の容量を保持するように設計されている」との説明が追加されている。
昨年末、アップルはiPhone 15 Plusの新CMを公開し「電源コンセントとなかなか会えなくて寂しい」と歌いあげてバッテリー持続時間の長さを強調していた。今後は、ますますバッテリー持ちとバッテリー寿命(交換が必要となるまでの期間)の長さをアピールするのかもしれない。
Source: Apple
via: 9to5Mac