• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/06/12 10:07

ソニー、電子ペーパー採用で“柄を変えられる”腕時計「FES Watch U」 ー アプリでオリジナル柄作成も

専用アプリ「FES Closet」を用意
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、スタートアッププロジェクト“Fashion Entertainments”の第二弾モデルとして、文字盤とベルトが1枚の電子ペーパーでできた腕時計「FES Watch U」を6月12日より発売する。

FES Watch U(Silver)

左からWhite、Premium Black、Silver

FES Watch U
・Premium Black(FES-WA1/B) ¥60,000(税抜)
・Silver(FES-WA1/S) ¥46,000(税抜)
・White(FES-WA1/W) ¥46,000(税抜)

“Fashion Entertainments”は、新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」としてスタートしたプロジェクト。「ファッションのデジタル化」によって「ファッションをもっと自由にもっと楽しく」することをコンセプトとして、2015年11月には第一弾製品「FES Watch」を発売した(関連ニュース)。FES Watch Uはその第二弾モデルで、今後はFES Watchと併売されていく。

「FES Watch U」(左、専用クレドールに置いたところ)と従来の「FES Watch」

なお、FES Watch Uは、クラウドファンディングとEコマースのサービスを兼ね備えたソニーのサイト「First Flight」にて、先行してクラウドファンディングを実施。こちらで販売した分については先行して出荷が開始されている。

専用アプリからデザインを変更できる

FES Watch Uは、従来のFES Watchからデザインを刷新。上記のように3モデルを用意する。文字盤とベルトが1枚の電子ペーパーからできており、様々なデザイン(柄)を表示・変更できるのは同様だ。ちなみにソニーはFES Watch U/FES Watchを“ディスプレイウォッチ”と呼称している。

背面から見たところ

サイドから見たところ

加えて本機の大きな特徴となるのは、プリセットの柄だけでなく、専用のスマートフォンアプリ「FES Closet」とBluetooth接続することでデザインの追加ができる点だ。デザインは国内外のクリエーターが手がけたものをダウンロードでき、さらには自分が撮影した写真をFES Closetで加工してオリジナルデザインとして表示させることもできる。

FES Closetで、スマホで撮影した写真をFES Watch Uの形状に合わせ込む

Instagramのような要領で写真を加工することも可能


完成したデザインをFES Watch Uに転送

転送が完了したところ

またFES Watch Uに合わせて、「TOKYO MONOCHROME」コレクションとして、10名のクリエーターがTOKYO MONOCHROMEをコンセプトに制作したデザインが順次提供される。6月時点でアートディレクターの井上嗣也、デザイナーの森永邦彦、書道家の万美の3名のデザインが提供。さらに7月にはイラストレーターの長場雄、8月にはイラストレーターのエドツワキ、9月にはデザイナーの堀川達郎、10月にはデザイナーのDJ DARMAの4名のデザインが順次提供されていく。11月、12月に提供される残り3名については、追ってアナウンスされる。

なお、「TOKYO MONOCHROME」については、以下のようなコンセプトムービーも公開されている。



デザインについては、発売時点でテキスタイル5種、TOKYO MONOCHROMEによるデザイン3種を含む、合計24種類が用意される。クラウドファンディングで購入したユーザー用には、限定デザイン8種も提供される。

デザインは、時間によって変化するものもある。また、FES Watch Uに一度にプリセットできるデザインは12個で、プリセットはFES Closetから変更することができる。

デザインはPremium Black、Silver、Whiteの3種類。Premium Blackはその名の通りのプレミアム仕様で、風防に反射防止加工を施したサファイアガラスを採用。ブラック部分の表面には、チタン化合物をコーティングしたイオンプレーティング処理を施して、ファッション性と耐傷性能の高さを両立させたという。残りの2機種は、風防にミネラルガラスを用いている。ベルトの材質は、いずれも表面がシリコン、裏面がポリウレタンエラストマーとなる。

時計本体はIPX5/IPX7の防水機能も備えている。バッテリーはリチウムイオン電池で、充電時間は約2.5時間、連続動作時間は約2週間充電用のクレードルが付属する。BluetoothはVer4.1 Low Energyで、独自のプロファイルで通信する。時計本体の文字盤径は43mm、質量は75g。FES Closetの対応OSは、iOS9以上、Android5.0以上となる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 もう間違えない!iOS 18でロック画面ボタンを入れ替えるとこんなに便利
2 デザインも音質も◎。しかも安い!フランス発のスピーカー・エリプソンで始める“おしゃれ”音楽ライフ
3 Amazonプライム感謝祭、イヤホンやサウンドバーなどJBL製品が最大36%オフ
4 Shanling、ポケットサイズの小型DAP「M0Pro」に新色ブルーを追加
5 M2TECH、クラシカルスタイルのプリメインアンプ「Classic Integrated Amplifier」
6 Sonos、新プレミアムサウンドバー「Arc Ultra」発表。最新技術で従来機の2倍の重低音を実現
7 高音質&低遅延なBluetoothオーディオの今とこれから。「Snapdragon」特別イベントの模様をお届け!
8 MSB、約2000万円の3筐体式D/Aコンバーターシステム「Cascade DAC」
9 JMGOの中核機が正統進化!4Kプロジェクター「N1S Pro 4K」は映画ファンの期待に応える完成度
10 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
10/18 10:55 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX