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公開日 2021/09/02 10:46
Apple、電子書籍や音楽配信などのアプリ内に外部サイトへのリンク設置を許可へ
公取委と合意
Appleは、電子書籍や音楽/動画配信サービス等を再生する「リーダー」アプリについて、アプリ内から運営元の自社サイトへのリンクを設置できるようにApp Storeの規約を変更すると発表した。2022年初めからの適用を予定しているという。
公正取引委員会による調査が入っていた件に関し、App Storeの規約を変更することで調査終了に合意。日本の公正取引委員会との合意だが、これを全世界の規約に適用する。
現在のApp Storeのガイドラインでは、アプリ開発者にAppleのアプリケーション内決済システムを利用してデジタルサービスおよびサブスクリプションを販売することを義務付けている。しかし、Appleの決済システム利用には手数料が必要となることなどから、iOSアプリ内決済を提供していないアプリも存在し、また、アプリ内にリンク設置も許可されていないため、アプリとは別にウェブブラウザを起ち上げてコンテンツを購入したりする必要がある状況になっている。
今回の規約変更については、アプリ内からサービス運営元の自社ウェブサイトへのリンクを1つ設置できるようにすることでAppleと公正取引委員会が合意。これにより、そのサービスのウェブサイトにアプリから直接移動して、アカウント設定や管理が行えるようになる。アプリ開発者がアップルによる手数料徴収を回避できることにもつながる。
Appleでは、この変更が2022年初めに適用される前に、ガイドラインと審査プロセスを更新し、リーダーアプリケーションのユーザーがApp Storeで引き続き、安全な体験ができるようにすると説明。「App Storeの商取引システムを使用したアプリケーション内課金は、これからもユーザーにとって最も安全で、最も信頼できる決済方法であり続けますが、Appleは、リーダーアプリケーションのデベロッパが購入のためにユーザーを外部ウェブサイトにリンクする場合のユーザーの保護もサポートしていきます」としている。
公正取引委員会による調査が入っていた件に関し、App Storeの規約を変更することで調査終了に合意。日本の公正取引委員会との合意だが、これを全世界の規約に適用する。
現在のApp Storeのガイドラインでは、アプリ開発者にAppleのアプリケーション内決済システムを利用してデジタルサービスおよびサブスクリプションを販売することを義務付けている。しかし、Appleの決済システム利用には手数料が必要となることなどから、iOSアプリ内決済を提供していないアプリも存在し、また、アプリ内にリンク設置も許可されていないため、アプリとは別にウェブブラウザを起ち上げてコンテンツを購入したりする必要がある状況になっている。
今回の規約変更については、アプリ内からサービス運営元の自社ウェブサイトへのリンクを1つ設置できるようにすることでAppleと公正取引委員会が合意。これにより、そのサービスのウェブサイトにアプリから直接移動して、アカウント設定や管理が行えるようになる。アプリ開発者がアップルによる手数料徴収を回避できることにもつながる。
Appleでは、この変更が2022年初めに適用される前に、ガイドラインと審査プロセスを更新し、リーダーアプリケーションのユーザーがApp Storeで引き続き、安全な体験ができるようにすると説明。「App Storeの商取引システムを使用したアプリケーション内課金は、これからもユーザーにとって最も安全で、最も信頼できる決済方法であり続けますが、Appleは、リーダーアプリケーションのデベロッパが購入のためにユーザーを外部ウェブサイトにリンクする場合のユーザーの保護もサポートしていきます」としている。