• ブランド
    特設サイト
公開日 2010/04/24 14:18

“nav-u”どうでしょう - 見ず知らずの土地で「NV-U35」の自転車ナビを使ってみた

編集部記者がダーツの旅で製品をテスト
ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーのポータブルナビ“nav-u”「NV-U35」の売れ行きが好調だとの話が、関係者から漏れ伝わってきた。新たに搭載された「自転車ナビ」がユーザーにウケているらしい。

NV-U35

カラーバリエーションは全3色を用意

今のところ自動車を所有していない記者にとって、ポータブルナビについては「まぁ車を買ってから考えればいいか」くらいに思っていたのだが、自転車や徒歩でも使うユーザーが増えているとの事実は興味深い。そこで試しに「自転車ナビ」を中心に自分でも使ってみることにした。

■ロケ地選びはダーツで - 浮間舟渡ってドコ!?

ちょうど今は春の新生活シーズン。進学や就職で新たな土地へ移り住んだ人が多い時期だ。また、ゴールデンウィーク前ということで、行楽の予定を立てている人も多いことだろう。そこで今回は、「ポータブルナビが全く知らない土地での生活のお助けアイテムとして使えるのではないか」というコンセプトの下、実際に記者も全然知らない土地で製品を使ってみることにした。

ロケ地選定に当たって用意したのは、東京近郊の電車路線図とダーツ。そう、ダーツで適当に目的地を選ぼうというわけだ。路線図は“東京近郊”とは言っても「80km圏」というシロモノで、熱海など取材が非常にツラくなる場所も含まれている。移動が大変にならないよう、なるべく東京の中心を狙って記者はダーツを投じるのだった。

100円ショップで路線図を購入

さすがに熱海は避けたい


パッジェーロ!パッジェーロ!


なるべく中心を狙って…

そしてダーツは上手い具合に地図のほぼ中央に命中。近寄って確認してみると、赤羽近辺に矢は突き刺さっていた。いくつかの駅の圏内に命中したため撮影を手伝ってくれた同僚に相談すると、「うーん、じゃあなんとなくココで」と指さした駅…それは埼京線の浮間舟渡だった。

なんとか東京都内に命中

こうしてロケ地は浮間舟渡に決定。電車で2駅なら自転車でもなんとか移動できるハズだということで、近隣のターミナル駅である赤羽駅を目指してみることにした。

■まずは愛車に自転車用クレードルを装着

さて、目的地が決まったら出発前にまずは自転車に製品を取り付けられるようにする必要がある。別売で用意されている自転車用クレードル「NVA-BU2」を、少々タイヤの空気が甘くなってきている我が愛車に取り付ける。

NVA-BU2

運転者からの視点はこんな感じ

クレードルキットは、付属の六角レンチでナットを回して取り付けるタイプ。直径の異なる様々なハンドルに対応できるように、22mm〜32mm径用の「A」、24mm〜26mm径用の「B」、22mm〜24mm径用の「C」という3種類の緩衝用ゴムが付属している。さらに、これらでも緩さが残ってしまった場合にスペースへ噛ませるための予備シートも入っている。

自転車のハンドルに取り付けているところ

厚さの異なる3種類の部材を同梱

なお、ここで本体の性能を軽くおさらいしておくと、「NV-U35」は3.5V型のタッチパネル液晶を搭載。8GBのメモリーを内蔵し全1,335エリアの市街詳細地図や渋滞統計情報を搭載するほか、同社製ブルーレイレコーダーからの「おでかけ転送」に対応している。

基本的にはカーナビなのだが、今回テストする「自転車ナビ」や徒歩用の「徒歩ナビ」などの機能を備えているのが大きな特徴で、例えば公園内や歩道橋など、車では通れない道も案内してくれる。つまり、自動車を持っていない人でも使える製品なわけで、こうした点から今回「新生活のお助けアイテムになるのではないか」と考えるに至ったのだ。

また、自転車モードには「サイクルコンピューター」を搭載。走行時の速度や走行距離、経過時間や消費カロリーなどの情報を表示させることもできる。そのほか、走った軌跡をPCなどで確認できる走行ログ記録にも対応している。

「サイクルコンピューター」の画面

次ページいよいよ旅路へ出発!nav-uどうでしょう

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 文化庁、BDレコーダーに掛かる私的録音録画補償金額を認可。1台当たり税抜182円が上乗せへ
2 テクニクス、新完全ワイヤレスイヤホン投入を予告。ティザー映像を公開
3 アップル初売りが新年1/2からスタート。対象iPhone購入で最大3万円のギフトカードをプレゼント
4 なぜ? 実は「大きいほど人気」なPolk Audioのスピーカー、全3シリーズの“大型モデル”比較試聴でわかった魅力
5 CD再生は “クロック” でさらに化ける!プロ機譲りの実力機、MUTEC「MC-3+」の音質グレードアップ技
6 評論家イチオシ!LUMIN「P1 mini」レビュー。「驚くほどの音質の良さが体験できた」
7 名盤『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』の新たな船出。リミックスという選択に挑んだエンジニアの声を訊く
8 VGP2025・優秀賞獲得モデルから厳選!審査員5名が “絶対推し” のデノン/マランツ/B&W/DALI
9 アキュフェーズのフラグシップアンプ「E-800S」が堂々初登場3位<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
10 Qobuz開始の波及効果大。ネットワークオーディオ関連の需要拡大<販売店の声・売れ筋ランキング11月>
12/27 12:04 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
アナログ Vol.86 2024 WINTER
季刊・アナログ
最新号
Vol.86
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX