公開日 2012/07/09 11:30
【レビュー】使い勝手や画質をチェック!iPad/iPhoneがフルセグTV/レコーダーになる「録画対応デジタルTVチューナー」
ついに録画対応した上級機が登場
iPad/iPhoneが3波フルセグ+録画対応になる「録画対応デジタルTVチューナー」
ソフトバンクは7月6日に「Softbank SELECTION」ブランドの新製品として、iPhone/iPadで地デジ視聴と番組の録画・再生を可能とする「録画対応デジタルTVチューナー」を発売した。5日に都内で発表イベントが開かれたばかりだが(関連ニュース)、早速製品を入手できたのでレビューをお届けしたい。
まずは「録画対応デジタルTVチューナー」の基本仕様をおさらいしておこう。本体には2系統の地上/BS/CSチューナーを搭載しており、録画が可能になったことが最も大きなトピックだ。1系統で視聴しながらの裏番組録画にも対応。USB-HDD増設にも対応しており、1TBのHDDで約130時間の録画ができる。なお、オプションとしてデザインを揃えたUSB接続のHDD「SB-HD01-ORST/WH」も同時に発売している。昨年12月には視聴のみ対応の「デジタルTVチューナー」が発売されており、本製品は録画機能などを追加した上位機として位置づけられている。
製品を開封してセットアップをするにあたって、オプションの専用HDDである「SB-HD01-ORST/WH」を開封して驚いたのが、日立Woooシリーズでもお馴染みのカセット型HDD「iVDR-S」の500GBモデルが採用されていたことだ。しかも、外付けHDD本体とは別にiVDR-Sのカードリッジが同梱されており、自分で本体カバーを開いてカートリッジを挿入し、セットアップする。iVDR-Sはリムーバブルカートリッジメディアなので、HDD容量が一杯になってもカートリッジだけを買い足すことで録画容量を増やせるが、セットアップの段階でこれを理解してもらおうという仕掛けだろう。
「録画対応デジタルTVチューナー」にACアダプタ、LANケーブル、アンテナ線、ミニB-CASを接続し、USBケーブルでオプションの専用HDDである「SB-HD01-ORST/WH」を接続したところで電源を投入した。
アプリでiPad/iPhoneからセットアップ可能
セットアップは初期設定もすべてiPhone/iPadのアプリ側から操作する。あらかじめApp Storeの「録画対応デジタルTV(Station TVi)」のアプリをインストールしておいた状態でセットアップに臨んだ。
「録画対応デジタルTV(Station TVi)」のアプリを起動すると、「かんたん接続設定」でガイドが表示された後に「WiFi接続設定」として本体にある「SSID」と「KEY」をメモし、iPad本体のWi-Fi設定からアクセスすることを指示される。接続が完了したらチャンネルスキャンが完了し、同時に接続した外付けHDDも認識され、HDDの初期化が行われた。
ちなみに、ネットワーク接続のセットアップが完了した後は「録画対応デジタルTVチューナー」に有線LANケーブルを接続しておくことで、普段使用している家庭内のWi-Fiネットワーク経由で通信して視聴することも可能になる。有線LANでルータに接続する環境ではセットアップが完了したら元に戻しておこう。
ソフトバンクは7月6日に「Softbank SELECTION」ブランドの新製品として、iPhone/iPadで地デジ視聴と番組の録画・再生を可能とする「録画対応デジタルTVチューナー」を発売した。5日に都内で発表イベントが開かれたばかりだが(関連ニュース)、早速製品を入手できたのでレビューをお届けしたい。
まずは「録画対応デジタルTVチューナー」の基本仕様をおさらいしておこう。本体には2系統の地上/BS/CSチューナーを搭載しており、録画が可能になったことが最も大きなトピックだ。1系統で視聴しながらの裏番組録画にも対応。USB-HDD増設にも対応しており、1TBのHDDで約130時間の録画ができる。なお、オプションとしてデザインを揃えたUSB接続のHDD「SB-HD01-ORST/WH」も同時に発売している。昨年12月には視聴のみ対応の「デジタルTVチューナー」が発売されており、本製品は録画機能などを追加した上位機として位置づけられている。
製品を開封してセットアップをするにあたって、オプションの専用HDDである「SB-HD01-ORST/WH」を開封して驚いたのが、日立Woooシリーズでもお馴染みのカセット型HDD「iVDR-S」の500GBモデルが採用されていたことだ。しかも、外付けHDD本体とは別にiVDR-Sのカードリッジが同梱されており、自分で本体カバーを開いてカートリッジを挿入し、セットアップする。iVDR-Sはリムーバブルカートリッジメディアなので、HDD容量が一杯になってもカートリッジだけを買い足すことで録画容量を増やせるが、セットアップの段階でこれを理解してもらおうという仕掛けだろう。
「録画対応デジタルTVチューナー」にACアダプタ、LANケーブル、アンテナ線、ミニB-CASを接続し、USBケーブルでオプションの専用HDDである「SB-HD01-ORST/WH」を接続したところで電源を投入した。
アプリでiPad/iPhoneからセットアップ可能
セットアップは初期設定もすべてiPhone/iPadのアプリ側から操作する。あらかじめApp Storeの「録画対応デジタルTV(Station TVi)」のアプリをインストールしておいた状態でセットアップに臨んだ。
「録画対応デジタルTV(Station TVi)」のアプリを起動すると、「かんたん接続設定」でガイドが表示された後に「WiFi接続設定」として本体にある「SSID」と「KEY」をメモし、iPad本体のWi-Fi設定からアクセスすることを指示される。接続が完了したらチャンネルスキャンが完了し、同時に接続した外付けHDDも認識され、HDDの初期化が行われた。
ちなみに、ネットワーク接続のセットアップが完了した後は「録画対応デジタルTVチューナー」に有線LANケーブルを接続しておくことで、普段使用している家庭内のWi-Fiネットワーク経由で通信して視聴することも可能になる。有線LANでルータに接続する環境ではセットアップが完了したら元に戻しておこう。
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