• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/08/23 06:15

デザイン良し!音良し!"ハイレゾクイーン”井筒香奈江さんもマランツ「M-CR612」に驚いた

自宅導入を検討中
土方久明
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
とあるオーディオショーの前日、イベントの事前準備をしていた僕に「土方さん!」と元気良く声をかけてきた女性がいた。歌手の井筒香奈江さんである。『時のまにまに』シリーズや昨年発売されて以来、その高音質さが話題となった『Laidback2018』など多くの高音質音源をリリースしている、オーディオファンの間でも大人気のアーティストだ。

彼女も僕と同じようにイベントの事前準備に来たらしい。オーディオショーなどで井筒さんの姿を見かけた方も多いと思うが、AKBのように「会いに行けるアイドル」ならぬ「会いに来てくれる歌姫」といったところか。

そんな井筒さんが「土方さんがこの間ファイルウェブでレビューしていたマランツの『M-CR612』ってどうなの?」と尋ねられた。なんでもこのレビューを見て興味が湧き、自宅へ導入できないか思案中なのだという。

小型ボディに多機能を詰めこみ、大ヒット中のマランツのネットワークCDレシーバー「M-CR612」(税抜70,000円)

オーディオファンから絶大な支持を集めるハイレゾクイーンが、なぜM-CR612に惹かれたのかと興味を持ったが、「言葉だけで説明するよりも、せっかくなら本格的に音を聴いて欲しいな」と思った僕は、ファイルウェブとマランツに連絡を取り、井筒さんにM-CR612の音や機能を体験してもらうことにしたのである。


左からマランツのサウンドマネージャー尾形好宣氏、井筒香奈江さん、今回ファシリテーターを務めた評論家の土方久明氏
試聴当日、マランツのサウンドマネージャーである尾形好宣氏と同社のマーケティング担当・高山健一氏が出迎えてくれた。尾形氏はマランツ製品の音決めを一手に担当する、凄腕ならぬ"凄耳”の持ち主で、僕も一目置いているが、普段は気さくで話しやすい方だ。大メーカーのオーディオ製品というと開発者の顔が見えづらく音も平均的なイメージを持たれる方もいるが、サウンドマネージャーが独善的(良い意味で)に音を決められるマランツ製品は、音楽性に秀でたカッティングエッジな音が出ている。


井筒さんはなぜM-CR612に興味を持ったのか


見た目は大事。コンパクトでデザインがいい


当日はマランツ製品を音決めする専用試聴室に案内された。早速、井筒さんは「私は見た目を重視しています。だってオーディオ機器ってまず目にとまりますから。コンパクトでデザインが良いものを求めたいし、ケーブルが目立たない一体型が欲しいんです」と興味を持った理由を話してくれた。

上位モデルからデザインを継承したボディは上質なたたずまいだ

元々インテリアデザイナー出身で部屋もお洒落にしているから、成る程もっともな意見である。そしてこれは一般的なユーザーの多くも思っていることではないだろうか? 特に今回M-CR612に注目したのは、お姉さんが買ったミニコンポのかっこよさに憧れて、自らもお金を貯めて買った時のあのワクワク感を、今また感じたいと思っていたこともあるのだそうだ。


CD、ハイレゾ、ストリーミング……対応ソースが幅広い!


また、M-CR612の対応ソースが幅広いことにも興味をそそられたという。現在の主流フォーマットは、「CD」と「デジタル楽曲ファイル」、そして聴き放題の「サブスクリプション式ストリーミングサービス」の3つ。M-CR612はCD再生ができるし、ハイレゾなどのデジタル楽曲ファイルはUSBメモリーとネットワーク再生の2つに対応している。

そしてAWAやAmazon Prime MusicなどのストリーミングサービスやFM/AMラジオ(ワイドFM対応)も聞けるし、光デジタル入力があるのでテレビとも接続可能。さらにアナログ入力もあるからフォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤーも接続できるし、Bluetoothを用いてスマホからワイヤレスで音楽を再生できる。新旧様々なソースに対応しているのだ。

井筒さんは「私はAmazonのプライム会員契約しているので、追加料金無しでAmazon Prime Music(100万曲以上が聴き放題)が楽しめますね」と喜んでいたが、「NASを導入すればネットワークオーディオも使えると言うけれど、ネットワーク再生というとちょっと面倒臭いイメージがあって、不安だわ…」と質問してきた。

ここは僕の出番だ。「M-CR612は快適なネットワーク再生を楽しめますよ!その理由は2点あります。1点目は、ネットワーク上の安定性(ネットワークプレーヤーの認識やレスポンスの良さ)が高いこと。操作アプリケーションソフト「HEOS(ヒオス)」のユーザーインターフェイスも優れていますので絶対大丈夫ですよ」と話した。

HEOS Appの画面。Spotifyなどのストリーミングサービスや、ネットワーク再生、インターネットラジオ聴取などさまざまなソース再生操作ができる

アプリを見て「ここから全部操作できるんですね」と井筒さん

尾形氏も「井筒さんの今使っているスマホにHEOSのソフトをインストールして、NASを追加すれば、あとはスムーズにネットワークオーディオが楽しめると思います」と説明してくれたので、井筒さんもフムフムと理解してくれた(と思う)。

次ページいよいよ試聴!井筒さんの感想はいかに?!

1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX