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公開日 2020/12/07 06:30

「ゲーミングヘッドセット」をヘッドホンのプロが評価!ロジクールG&ASTROがオススメな理由は?

【PR】勝つだけじゃない、魅力のサウンド
折原一也/ファイルウェブ編集部
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ゲームをプレイするために揃えたいデバイスとして、「ゲーミングヘッドセット」の重要性が大きくなっている。

気軽に楽しめるタイトルが多いスマホゲームでもBGMや効果音は作り込まれているし、PlayStationやNintendo Switch、PCなどでゲームを遊ぶならもっと多くのサウンドが耳に入ってくる。さらにeスポーツ志向の本格派のゲーマーにとって、ゲーミングヘッドセットは対戦で勝つための手段でもある。音による情報が戦況を左右する時代に突入しているのだ。

ゲームにはやっぱり「ゲーミングヘッドセット」が最適

そこでぜひとも導入したいのが、ロジクール G、そしてASTRO Gaming(以下、ASTRO)ブランドが展開するゲーミングヘッドセットだ。手軽に使えるエントリーモデルから、プロ同様のハイエンドモデルまで幅広く取り揃えられる両ブランドの製品群から、オススメモデルをピックアップしてレビューしていく。

普通のヘッドホンではなく、「ゲーミングヘッドセット 」を選ぶべき理由

ところで、ゲームをプレイする上で、何故ゲーミングヘッドセットが求められるのだろうか。「音楽リスニング用のヘッドホン・イヤホンではダメなの?」と考える人もいるだろう。

もちろん、カジュアルにゲームをプレイするならそれで問題なく遊べる。しかし、ゲーミングヘッドセットが選ばれるには、それだけの理由があるのだ。まずはそのことについて紹介していきたい。

イヤホンではなく、ヘッドホンが有力

「ゲーミング」と呼ばれる製品の多くが、イヤホンではなくヘッドホンだ。FPSなどのタイトルでは、 “敵に勝つために必要な情報” として敵がたてる足音や物音といった効果音の方向や距離を把握することが重要のため、人間の知覚の仕組みから、鼓膜から距離があり音の空間を作り上げるヘッドホンが根本的に有利なのだ。

音の方向感や距離を把握しやすく、敵が背後から迫ってきている時などもわかりやすい

また低音の再現力や臨場感など、同価格帯ではゲーミングヘッドセット(ヘッドホン)のほうがゲーミングイヤホンとされるモデルよりも音質面で有利なことが多い。また一般的にはヘッドホンの心臓部とも言える「ドライバーサイズ」が大きいほど音質が良い傾向にあるが、一方で本体が重くなってしまうことにもつながる。あまり長くゲームをプレイしないならドライバーサイズは大きめ、長時間プレイが前提なら重さとのバランスを確かめてみるようにしたい。

マイクを搭載していること

バトルロワイヤル系などのオンラインゲームが主流になってきたが、こうしたゲームでは声で会話して連携する機会が多い。これに対応できるのが、ゲーミングヘッドセットの「マイク」機能だ。ちなみにヘッドホンとヘッドセットの違いを簡単に言うと、ヘッドホンにマイクが装着されたものがヘッドセットと呼ばれている。

ゲーミングヘッドセットは、口元にマイクを伸ばすことができる「マイクブーム」が付いたモデルが多い。マイク部については単一指向性であることが望ましい。これは周囲の音をすべて拾う、という無指向性ではなく、限られた方向の音だけを拾うタイプなので、自分の声だけを確実に拾うことができるのだ。

ロジクールG「G733」は、マイク部が着脱可能な仕様

G733のマイクをミュートするには、ハウジングの後ろ側に配置したマイクミュートボタンを使って操作

また着脱可能であったり、取り外しこそできないものの本体に収納できたりと様々な仕様があるが、そのほかに実用性の高い機能が搭載されているものもある。特にマイクのオン/オフを切り替えられるボタンを備えている、マイクをフリップする(跳ね上げる)とミュートになる、といった機能が便利だ。少しお菓子を口にしたいときなど、実際にゲームをプレイしていると役立つことが想像以上に多いため、製品選びの際にはこうした機能にも注目したい。

低音から高音まで、必要な音情報を再現できるように

バトルロイヤル系のゲームでは「足音や物音が重要」と言われることが多いが、足音なら「ザッ、ザッ」という低音、と決まっているわけではない。土か金属か、コンクリートか水辺かなど、歩く場所が変われば1つのゲームでも大きく足音は変わる。低音から高音まで幅広く再生できることが重要だ。

再生できる音の帯域は「周波数特性」もしくは「周波数帯域」として、●●Hz - ●●kHzなどと記載される。●●Hzの数値が小さいほど、●●kHzの数値が大きいほど、再生できる音の範囲が広いことになる。この数値はスペックで確認できることが多いので、購入時にチェックしておこう。

「周波数特性」「周波数帯域」のイメージ。再生できる範囲のなかでも、モデルごとの音作りによって聞こえてくるバランスが異なる

ゲーミングヘッドセットは「細かい情報が聞こえる(解像度が高い)」「方向がわかる(定位が正確)」という音作りの方向性であることが多い。もし購入前に試聴して確認できるなら、そういった点をベースに、様々な要素をクリアかつバランスよく聞き取れるモデルを選びたいところだ。

また、こうした音作りは映像鑑賞にも活きてくる。アニメや映画など、細かいセリフや迫力ある爆発音など、没入感たっぷりで楽しむことができる。せっかく買うのなら、ゲーム以外にも積極的に使っていこう。

低音から高音までカバーすることで、臨場感のあるサウンドを実現してくれる

どんなデバイスでも “鳴らしやすい” こと

感度/インピーダンスという数値も、ゲーミングヘッドセットのスペック表を見ると表記されているはずだ。感度はボリュームの大きさに関係しており、数値が大きいほど、同じボリュームでも大きな音が鳴るようになっている。

またインピーダンスは理科でも習う抵抗値のことで、Ω(オーム)で示される。この数値が大きいほど、音量は小さくなってしまうが、ノイズが減る。逆にインピーダンスが低い=抵抗値が低い=音量は大きいがノイズも多い、ということになる。

感度とインピーダンスの数値が、大きなボリュームがしっかり確保できるか、ノイズが少ないかの判断材料の1つになる

音楽リスニング用モデルには、300Ωなどインピーダンスが高く、再生機器にパワーを要求する “鳴らしにくい” モデルもある。ノイズは減った方がいいのでインピーダンスは高めがいい、という考え方もあるが、スマートフォンなどと組み合わせて使うには、再生機器側のパワーが足りず、音量が物足りなくなってしまう可能性がある。

図で示したとおり、ノイズを抑えながらも、組み合わせるデバイスを問わずに使えるヘッドホンを探すときは、インピーダンスと感度のバランスを見るといいだろう。そしてゲーミングヘッドセットでは、PS4のコントローラーなど大きな出力を確保できないデバイスとの組み合わせも考慮して、このバランスが鳴らしやすいように設定されているため、迷わず選ぶことができる。これもゲーミングモデルのメリットだ。

ただし、感度とインピーダンスのスペックが同じでも、ハウジングの作りや音のチューニングなど様々な工夫によって、ヘッドセットのサウンドはモデルごとに異なっている。初めてのブランドの場合には、やはり試聴してから選ぶことをオススメしたい。

“低遅延” であること

ゲーマーが重視する要素が “低遅延” 。テキストベースのシミュレーションゲームなどではほぼ影響ないだろうが、バトルロワイヤル系や音ゲー、格ゲーなどは画面と音がズレるとプレイに支障がある。ヘッドホンは通常の3.5mm端子やUSBでの有線接続なら遅延は無いのだが、問題はワイヤレスの場合。一般的なBluetooth接続では遅延が大きく、はっきりとズレていることが分かってしまう。

遅延が大きいと、プレイに影響があるレベルでゲーム画面と耳に届く音にズレを感じてしまう。ゲーミングヘッドセットではワイヤレスながら「低遅延」を実現するモデルもある

しかし、ゲーミングヘッドセットのなかには、ワイヤレスにもかかわらず遅延を抑えられるモデルがある。例えばロジクールの独自技術「LIGHTSPEED」を採用したモデルでは、有線接続と比較しても遜色ないレベルでゲームを楽しめる。これも音楽リスニング向けモデルでは実現できていないポイントだ。


こうした要素により、ゲームプレイにおいては、音楽リスニング用モデルよりもゲーミングヘッドセットが有利となっている。それではここからは、実際にオススメのゲーミングヘッドセットでゲームをプレイしてみよう。

次ページロジクールG「G733」、ASTRO「A10」でゲームプレイ

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