公開日 2022/01/25 06:40
Pixel 6とiPhone 13にも使える!第2世代「Pixel Stand」の良い点・悪い点
<山本敦のAV進化論 第206回>
今回は、グーグルの最新スマートフォン「Google Pixel 6」シリーズに最適化したワイヤレス充電器「Google Pixel Stand(Gen 2)」をレポートする。高速ワイヤレス充電のほか、Pixel 6シリーズを装着するとスマートディスプレイのような使い方もできるデバイスだ。
グーグルがPixelシリーズのワイヤレス充電器を発売するのは、Google Pixel 3/3XLのアクセサリーとして2018年に登場した初代のPixel Stand以来。新しい第2世代機も、Pixelシリーズを縦向きにして斜めに立てかけるデザインとした。
初代機は2枚の薄いスレートを組んだようなデザインであったが、新しいモデルは本体の高さが約11.4cm。斜めに切った竹筒のようなボックス形状になった。質量は約71g、手に持つと初代機よりは少し重くなった感じがする。設置に必要なフットプリントは、初代機からほぼ変わっていない。
パッケージには、30WのUSB PD 3.0対応 電源アダプターに加え、両端がUSB-Cの長さ1.5mの給電用ケーブルを同梱する。
■第2世代Pixel Standの「3つの特徴」
第2世代のPixel Standには、主に3つの特徴がある。ひとつは、Pixel 6シリーズと組み合わせた時に使える高速ワイヤレス充電機能だ。デバイスは2021年12月中旬に発売されているが、今年の1月下旬に配信されたPixel 6シリーズのソフトウェアップデートをかけると、高速充電に対応する。
ふたつめとして、ボックス形状の本体に内蔵する空冷ファンで、充電中に発生する熱を逃がせる構造とした。これにより、Pixel 6シリーズの内蔵バッテリーが過度に熱を帯びることを防いでくれる。
最後に3つめの特徴は、Pixel 6シリーズを装着すると、グーグルのNestシリーズのようにスマートスピーカー的な使い方ができることだ。Googleアシスタントと連携するIoTデバイスを音声や画面タッチにより操作したり、設定した起床時間になるとスタンドに乗せたPixel 6シリーズのディスプレイが明るく光って、音声アラームと連携しながら起こしてくれる目覚ましタイマー機能などがある。
■ワイヤレスとワイヤード。それぞれの充電方法のメリット
今回は第2世代のPixel Standに、6.7インチのPixel 6 Proを組み合わせて試した。スマホを乗せるとまるで一体型のデバイスのように見える。
最初にPixel 6シリーズをセットした時に、Pixel Standとの連携により使う充電モードや目覚ましなど各機能の初期セットアップを行う。ここで一度設定した項目は、後から変更もできる。Pixelシリーズを目覚ましアラームやフォトフレームとして使う予定がない場合は、それぞれの項目をスキップしてもいい。
第2世代のPixel Standとの組み合わせで、Pixel 6 Proは最大23W、Pixel 6は最大21Wの高速充電に対応している。ワイヤレス充電機能を持つPixel 5、Pixel 4シリーズ、Pixel 3シリーズは最大10Wだ。
グーグルが純正アクセサリーとして販売するUSB PD 3.0対応/30WのUSB-C充電器を使えば、有線接続になるものの約30分で最大50%の充電ができる。ワイヤレス充電の場合は、スマホにケースを装着していると充電のスピードが遅くなったり、有線充電よりもチャージにかかる時間がやや長くなる。サードパーティのケースやスマホリングを装着している場合は、そもそもこれを外さないとワイヤレス充電ができない場合がある。手早く充電を済ませるならば、引き続きケーブルを使う手もあるだろう。
一方で、Pixel Standを使い始めると、毎度のケーブルの抜き差しが面倒だったことがあらためてよくわかる。第2世代のPixel StandはQi規格によるワイヤレス充電と互換性があり、同じ規格をサポートするデバイスであれば最大15Wのワイヤレス充電ができる。
Pixelシリーズに限らず、普段使っている2台目のスマホやワイヤレスイヤホンがワイヤレス充電に対応していれば、それぞれのケーブルを充電器に取っ替え引っ替えしなくても、すべてPixel Standに乗せて充電できる。筆者はPixel Standを導入後から、iPhone 13 ProやAirPodsなど、ワイヤレス充電に対応するイヤホンをこれ1台でチャージしている。とても快適だ。
グーグルがPixelシリーズのワイヤレス充電器を発売するのは、Google Pixel 3/3XLのアクセサリーとして2018年に登場した初代のPixel Stand以来。新しい第2世代機も、Pixelシリーズを縦向きにして斜めに立てかけるデザインとした。
初代機は2枚の薄いスレートを組んだようなデザインであったが、新しいモデルは本体の高さが約11.4cm。斜めに切った竹筒のようなボックス形状になった。質量は約71g、手に持つと初代機よりは少し重くなった感じがする。設置に必要なフットプリントは、初代機からほぼ変わっていない。
パッケージには、30WのUSB PD 3.0対応 電源アダプターに加え、両端がUSB-Cの長さ1.5mの給電用ケーブルを同梱する。
■第2世代Pixel Standの「3つの特徴」
第2世代のPixel Standには、主に3つの特徴がある。ひとつは、Pixel 6シリーズと組み合わせた時に使える高速ワイヤレス充電機能だ。デバイスは2021年12月中旬に発売されているが、今年の1月下旬に配信されたPixel 6シリーズのソフトウェアップデートをかけると、高速充電に対応する。
ふたつめとして、ボックス形状の本体に内蔵する空冷ファンで、充電中に発生する熱を逃がせる構造とした。これにより、Pixel 6シリーズの内蔵バッテリーが過度に熱を帯びることを防いでくれる。
最後に3つめの特徴は、Pixel 6シリーズを装着すると、グーグルのNestシリーズのようにスマートスピーカー的な使い方ができることだ。Googleアシスタントと連携するIoTデバイスを音声や画面タッチにより操作したり、設定した起床時間になるとスタンドに乗せたPixel 6シリーズのディスプレイが明るく光って、音声アラームと連携しながら起こしてくれる目覚ましタイマー機能などがある。
■ワイヤレスとワイヤード。それぞれの充電方法のメリット
今回は第2世代のPixel Standに、6.7インチのPixel 6 Proを組み合わせて試した。スマホを乗せるとまるで一体型のデバイスのように見える。
最初にPixel 6シリーズをセットした時に、Pixel Standとの連携により使う充電モードや目覚ましなど各機能の初期セットアップを行う。ここで一度設定した項目は、後から変更もできる。Pixelシリーズを目覚ましアラームやフォトフレームとして使う予定がない場合は、それぞれの項目をスキップしてもいい。
第2世代のPixel Standとの組み合わせで、Pixel 6 Proは最大23W、Pixel 6は最大21Wの高速充電に対応している。ワイヤレス充電機能を持つPixel 5、Pixel 4シリーズ、Pixel 3シリーズは最大10Wだ。
グーグルが純正アクセサリーとして販売するUSB PD 3.0対応/30WのUSB-C充電器を使えば、有線接続になるものの約30分で最大50%の充電ができる。ワイヤレス充電の場合は、スマホにケースを装着していると充電のスピードが遅くなったり、有線充電よりもチャージにかかる時間がやや長くなる。サードパーティのケースやスマホリングを装着している場合は、そもそもこれを外さないとワイヤレス充電ができない場合がある。手早く充電を済ませるならば、引き続きケーブルを使う手もあるだろう。
一方で、Pixel Standを使い始めると、毎度のケーブルの抜き差しが面倒だったことがあらためてよくわかる。第2世代のPixel StandはQi規格によるワイヤレス充電と互換性があり、同じ規格をサポートするデバイスであれば最大15Wのワイヤレス充電ができる。
Pixelシリーズに限らず、普段使っている2台目のスマホやワイヤレスイヤホンがワイヤレス充電に対応していれば、それぞれのケーブルを充電器に取っ替え引っ替えしなくても、すべてPixel Standに乗せて充電できる。筆者はPixel Standを導入後から、iPhone 13 ProやAirPodsなど、ワイヤレス充電に対応するイヤホンをこれ1台でチャージしている。とても快適だ。