• ブランド
    特設サイト
PR 公開日 2022/11/30 06:30

“よりBowers & Wilkinsらしい音を再現”。フラグシップヘッドホン「Px8」登場!「Px7 S2」と徹底比較レビュー

どちらを買うべき?
高橋 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

今夏ハイエンドワイヤレスヘッドホンの新世代機「Px7 S2」を発売したBowers & Wilkins(B&W)。その発表時、Px7 S2の充実した内容と共にヘッドホンファンをざわつかせたのが「新たなフラグシップ『Px8』も今年中に発売予定」とのアナウンスだった。そして秋もまだ深まらない10月末、その「Px8」が早くも発売された。

両機はB&W最新ワイヤレスヘッドホンとしての基本プラットフォームを共有し、ベーシックな部分のスペックやデザインのアウトラインは共通。その上でそれぞれが、B&Wヘッドホンの主軸となる高級機、象徴となるフラグシップ機として完成されている。

今回はPx8を主役として紹介していくが、構成要素の多くが共通するPx7 S2との比較も随時行なっていくので、どちらを選ぶかで迷っている方にも参考にしていただければと思う。

B&W製ハイエンドワイヤレスヘッドホンの抜かりない設計を再確認


新顔のPx8のディテールを見ていく前に、まずは両モデル共通の部分から確認していこう。

●アングルド・ドライブユニット設計
●24bit処理DSP
●aptX Adaptive対応
●USBデジタルも含む有線接続にも対応
●ノイズキャンセリングおよび通話性能の向上
●バッテリーライフ最大約30時間
●クラシカルな美しさを備えるフォルム

「アングルド・ドライブユニット」設計とは、「ヘッドホンにおいてドライバーユニットは、頭部真横に水平に設置するより、音をやや正面側から放射するような角度で設置するのが好ましい」という考えに沿った設計。
|●| こうではなくて
/ ● \こう!
というわけだ。

この設計は前世代「Px7」から継承するものだが、PX7 S2&Px8ではまさにその頭部や耳に向けてのアングルがPx7よりも大きくされている。極端に表すなら、
/●\ こうだったのが
/●\ こう!
前世代ではハウジング内の限られたスペースでの配置の都合で実現できなかった理想的な角度。ハウジング形状やドライバーサイズなど諸々の最適化によって、新世代機ではそれが実現されている。

傾斜をつけてドライバーを配置する「アングルド・ドライブユニット設計」を採用する

24bit処理DSPはその24bitでの伝送を特長とするaptX Adaptiveのポテンシャルを引き出すためにも必須。USBデジタル接続においてもaptX Adaptiveと同様の48kHz/24bitで力を発揮する。

ノイキャンと通話の性能向上は、左右各3基で合計6基となったマイクの連携による。誰も不満を感じないであろうレベルに至ったバッテリーライフにも注目。フォルムの美しさについては写真や実機から感じいただければと思う。


「Px7 S2」(ブルー)¥OPEN(市場想定売価:税込5万円代後半)
さらに細かなところは筆者が手掛けたPx7 S2レビュー記事を参照していただければ幸いだ。

>>B&Wのヘッドホンが「著しく進化」。注目機「Px7 S2」実力チェック!<<


ドライバーユニットを刷新した“フラグシップ機”の風格、Px8に迫る



「Px8」(タン・レザー)¥OPEN(市場想定売価:税込117,700円前後)

いよいよ、フラグシップ機ならでは、Px8のみの特徴となる要素を見ていこう。サウンドに関わる部分では単純明快に、ドライバーユニットがPx7 S2と別物。共通要素も多いとは思うが、特に大きく音に影響する振動板材が違っているのだ。

次ページ総じてハイレベルな両機、Px8は「よりB&Wらしい」サウンドを再生

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ワイヤレス充電の大敵「発熱」。ちょっとしたコツで抑えられます
2 Ankerが楽天で最大40%オフセール開催中。イヤホン、スピーカー、モバイルバッテリーなどラインナップ
3 ハイエンド・ブックシェルフスピーカーの新たな息吹。音楽職人が立ち上げた新興英国ブランド・KUDOS
4 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
5 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
6 アキュフェーズ新製品試聴会、11月23日&24日に大阪で開催
7 AVIOT、『仮面ライダーW』コラボTWS。ダブルドライバーやロストドライバー、ガイアメモリによる音声ガイダンスを搭載
8 ARCAM、スリムデザインのプリメイン「A5」/CDプレーヤー「CD5」。両機とも税込11万円
9 レグザ、初ゲーミングモニター“REGZA GAMING MONITOR”。27型/23.8型の2モデルを用意
10 ARCAM、100W/ch出力を実現する上位プリメインアンプ「A25」
11/8 10:28 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX