公開日 2016/07/27 19:12
新レーベル立ち上げを明かす
オノ セイゲン幻の1stアルバム、『SEIGEN』発売記念ミニライブ&イベントレポート
編集部:小澤 麻実
坂本龍一や渡辺貞夫、オスカー・ピーターソン、キース・ジャレットなど国内外のそうそうたるアーティストの音を手掛け、昨今はハイレゾ/DSDの第一人者としても活躍するレコーディング/マスタリングエンジニア、オノ セイゲン氏。氏の“幻の”ファースト・アルバム「SEIGEN」(1984年)がリマスタリングされ、今年6月にCDが発売。同月より5.6MHz DSDおよび96kHz/24bit WAVでハイレゾ配信も行われている。
7月26日、御茶ノ水のcafe104.5にて、本作のリリースを記念してミニライブ&トークイベントが開催された。
イベント冒頭では、昨年8月に発売された最新オリジナルアルバム「メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マン」で共演したコントラバス奏者 パール・アレキサンダーとのミニライブを実施。こちらはDSD録音も行われ、後日IIJによってDSDストリーミング配信される予定とのことなので、会場にいらっしゃれなかった方は配信をお楽しみに。
30年来の友人という音楽評論家・佐藤英輔氏とのトークセッションは、各時代のオノ氏の代表的作品や注目の作品をピックアップして、試聴しながら進行。1stアルバム「SEIGEN」は、1984年にまずLPでリリース。次いでCDが発売された。当時を振り返りつつ「よくあの時代にこの作品を作ったなあ」と佐藤氏。それに答えてオノ氏も「よくできてると思いますよ。最新作(メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マン)も、無謀ながらよくできてる」とコメント。
そのほか1983年にリリースされた坂本龍一「戦場のメリークリスマス」と2013年リリースの同30th Anniversary Edition、1988年の「コム・デ・ギャルソン」、東北ユースオーケストラの第一回演奏会(録音を担当)、畠山美由紀のカバーアルバム「歌で逢いましょう」の12inchアナログ盤(マスタリングを担当)などが再生された。
なお、今後「サイデラマスタリング&ライブレコーディング」という新レーベルを始める予定であることも明かされた。
「実は前々からやりたいと思っていて、e-onkyoさんにはもうロゴも送っていたんです。でも音源を送ったのは最近でしたね(笑)。パールさんとのレコーディングで、数週間後くらいにリリースになります。このレーベルは“ライブレコーディング”と付いてるくらいだから、僕が興味があるもの、ライブに行って聴きたいものを選んでお届けする予定です」(オノ氏)
佐藤氏は「オノ セイゲンという人は、音と感性で時代の先端を行っている存在。これからも素晴らしいサウンドを生み出してくれるはずです」と締めくくった。
7月26日、御茶ノ水のcafe104.5にて、本作のリリースを記念してミニライブ&トークイベントが開催された。
イベント冒頭では、昨年8月に発売された最新オリジナルアルバム「メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マン」で共演したコントラバス奏者 パール・アレキサンダーとのミニライブを実施。こちらはDSD録音も行われ、後日IIJによってDSDストリーミング配信される予定とのことなので、会場にいらっしゃれなかった方は配信をお楽しみに。
30年来の友人という音楽評論家・佐藤英輔氏とのトークセッションは、各時代のオノ氏の代表的作品や注目の作品をピックアップして、試聴しながら進行。1stアルバム「SEIGEN」は、1984年にまずLPでリリース。次いでCDが発売された。当時を振り返りつつ「よくあの時代にこの作品を作ったなあ」と佐藤氏。それに答えてオノ氏も「よくできてると思いますよ。最新作(メモリーズ・オブ・プリミティヴ・マン)も、無謀ながらよくできてる」とコメント。
そのほか1983年にリリースされた坂本龍一「戦場のメリークリスマス」と2013年リリースの同30th Anniversary Edition、1988年の「コム・デ・ギャルソン」、東北ユースオーケストラの第一回演奏会(録音を担当)、畠山美由紀のカバーアルバム「歌で逢いましょう」の12inchアナログ盤(マスタリングを担当)などが再生された。
なお、今後「サイデラマスタリング&ライブレコーディング」という新レーベルを始める予定であることも明かされた。
「実は前々からやりたいと思っていて、e-onkyoさんにはもうロゴも送っていたんです。でも音源を送ったのは最近でしたね(笑)。パールさんとのレコーディングで、数週間後くらいにリリースになります。このレーベルは“ライブレコーディング”と付いてるくらいだから、僕が興味があるもの、ライブに行って聴きたいものを選んでお届けする予定です」(オノ氏)
佐藤氏は「オノ セイゲンという人は、音と感性で時代の先端を行っている存在。これからも素晴らしいサウンドを生み出してくれるはずです」と締めくくった。