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公開日 2016/10/22 19:50
バランスケーブルや4.4mm端子ケーブル開発中

<ヘッドホン祭>ULTRASONE、新ヘッドホン「Jubilee 25 Edition」「Edition 8 EX」初披露

編集部:小澤 麻実

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タイムロードは、10月22日・23日に開催される「秋のヘッドフォン祭2016」にて、先日発表したULTRASONEの新ヘッドホン「Jubilee 25 Edition」「Edition 8 EX」を披露した。同社CEOのMichael Willberg氏とCOOのMichael M.Zirkel氏も来日。DJ TARO氏がMCを、ライターの山本敦氏が通訳をつとめた。

左からDJ TARO氏、“ミスウルトラゾーン”の延時成実さん、Willberg氏、Zirkel氏、山本敦氏

「Jubilee 25 Edition」は同社創立25周年を記念した、全世界250台限定モデル。12月下旬発売で、価格はオープンだが66万円前後での販売が予想される。製品の詳細はこちら

Jubilee 25 Edition。届いたばかりの試聴機は1台しかないとあって、試聴には長蛇の列ができていた。なお試聴時間はひとり3分まで

40mmチタンプレイテッド・マイラー・ドライバーを搭載した密閉ダイナミック型ヘッドホン。同社の独自技術「S-Logic EX」を初めて投入した「Edition5」をベースに新たに開発。イヤーカップには高硬度かつ高密度なマカッサル・エボニーを採用。ひとつひとつ職人の手で削り出し、7層にわたるラッカーフィニッシュを施している。

Jubilee 25 Editionを装着したところ

Willberg氏は「S-Logic EX」について改めて説明。これはドライバーをイヤーカップ内部で前後/上下にそれぞれ斜めに傾け、振動板と耳の距離を離れた位置に配置するというもの。耳と平行にドライバーを置いた場合よりもナチュラルな臨場感と立体感のある、スピーカーで音楽を聴くのに近いサウンドを再現することができるのが特徴だという。

左が「S-Logic EX」を採用したハウジング機構

この機構を採用するため、ハウジングはやや厚みあるデザインに。さらにイヤパッドも、耳からの距離を離し空気の容積をたっぷりととれるよう、今までより厚めのものになっている。

ハウジングはやや厚みあるデザインに

ケーブルには3.0m着脱式ケーブルを付属。コネクターには同社で初採用となるLEMOコネクターを採用する。線材は、OFCを撚り線にすることで強固かつ柔軟性の高いつくりに。プレーヤー側のプラグ部には3.5mmステレオミニを装備。左右独立の両出し仕様によりバランス接続への拡張も可能となる。

ケーブルコネクターには初めてLEMOコネクターを採用

なお今後、プレーヤー側を2.5mmバランス端子や4.4mm端子にしたケーブルの発売も予定していることも明かされた。具体的な時期は発表されなかったが、今後の動向が気になるところだ。

続いて「Edition 8 EX」をチェック

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