公開日 2018/09/21 18:55
世界160以上のブランドが参加
新趣向も取り込み賑わった第10回『上海インターナショナルオーディオショウ』レポート
オーディオ編集部・樫出
既報の通り、8月31日〜9月1日の3日間、中国・上海にて、恒例の『上海インターナショナルオーディオショウ』が開催された。本稿では現地で体験したイベントの模様をレポートしたい。
本イベントは、昨年同様の中国・上海の2つの国際空港からほど近い「上海富豪環球東亜酒店(Regal International East Asia Hotel)」で開催され、CHINA NATIONAL PUBLICATIONS IMPORT & EXPORT CORPOが主催。今年で第10回を迎える記念イベントとして、様々な趣向が凝らされた。
8月31日の朝10時から、オープニングイベントがスタート。日本から駆けつけた人気女性ボーカリスト、ウィリアムス浩子さんが登場し、まずは中国語で挨拶。自らのレパートリーも披露して喝采を浴びていた。
さらに今回、特別出展したワインなどを輸入する業者の計らいもあり、シャンパンも配られるなど華やかなオープニングとなった。
なおウィリアムス浩子さんは、イベント会場で3回のミニライブを開催。中国のオーディオファイルたちを魅了し、大変な人気を集めていた。
さて、今回は日本から多くのハイエンドオーディオメーカーが参加し、AIR TIGHTブランドの代表である三浦 篤氏、ゾノトーンの会長である前園俊彦氏らレジェンド的な方々から、TAD、ゾノトーン、スペック、クボテックなど、著名ブランドの社長たちもショウでの重要な役割を果たしていた。
さらに、エアタイトの三浦社長、スペックの石見社長、クボテックの久保社長らは、イベント会場でそれぞれ講演を行い、中国の大勢のオーディオファンがその内容に耳を傾けていた。
もちろん、そのほかマランツなどを含めた日本ブランドが出展しているブースにも多くのファンが訪れ、熱心に試聴を行う姿は日本ブランドの人気を裏付けるものとなった。
欧米を中心とした海外の主なハイエンドブランドも出展。人気の中国、香港のブランドと共に160以上ものブランドが参加する、まさに『インターナショナルオーディオショウ』というネーミング通りの本格的なイベントとなった。
またゾノトーンブランドのケーブルを筆頭に、電源関連などのオーディオアクセサリーも、日本や欧米のハイエンドブランドも含め多くが出展され、注目を浴びていた。今後中国で大きく伸びるアイテムであろう。
中古レコード、高品位CDなどを販売するブースが多いのも上海ショウの特徴。やはり、レコードの人気は高いようである。
さらに初の試みとして、ハイエンドなオーディオ機器を搭載したポルシェなどの高級車も外に配置され、参加者が試聴できるようになっていた。高級カーオーディオは今、中国で人気を呼んでいるのである。
今回は初日である31日から、多くのファンがイベントに詰めかけ、大変な熱気と大きな盛り上がりをみせていたのが印象的であった。
主催であるCHINA NATIONAL PUBLICATIONS IMPORT & EXPORT CORPOの張 国梁氏は本ショウの終了後、「今回は10回目ということもあり、新しい趣向も積極的に取り入れました。その結果、約7,000人という多くの方に参加していただき、おかげさまで成功を収めることができました。来年も同じ会場で開催する予定でいます」と語ってくれた。
中国ではオーディオへの関心がますます高まっている。それが『上海インターナショナルオーディオショウ』の盛り上がりから実感できた。
本イベントは、昨年同様の中国・上海の2つの国際空港からほど近い「上海富豪環球東亜酒店(Regal International East Asia Hotel)」で開催され、CHINA NATIONAL PUBLICATIONS IMPORT & EXPORT CORPOが主催。今年で第10回を迎える記念イベントとして、様々な趣向が凝らされた。
8月31日の朝10時から、オープニングイベントがスタート。日本から駆けつけた人気女性ボーカリスト、ウィリアムス浩子さんが登場し、まずは中国語で挨拶。自らのレパートリーも披露して喝采を浴びていた。
さらに今回、特別出展したワインなどを輸入する業者の計らいもあり、シャンパンも配られるなど華やかなオープニングとなった。
なおウィリアムス浩子さんは、イベント会場で3回のミニライブを開催。中国のオーディオファイルたちを魅了し、大変な人気を集めていた。
さて、今回は日本から多くのハイエンドオーディオメーカーが参加し、AIR TIGHTブランドの代表である三浦 篤氏、ゾノトーンの会長である前園俊彦氏らレジェンド的な方々から、TAD、ゾノトーン、スペック、クボテックなど、著名ブランドの社長たちもショウでの重要な役割を果たしていた。
さらに、エアタイトの三浦社長、スペックの石見社長、クボテックの久保社長らは、イベント会場でそれぞれ講演を行い、中国の大勢のオーディオファンがその内容に耳を傾けていた。
もちろん、そのほかマランツなどを含めた日本ブランドが出展しているブースにも多くのファンが訪れ、熱心に試聴を行う姿は日本ブランドの人気を裏付けるものとなった。
欧米を中心とした海外の主なハイエンドブランドも出展。人気の中国、香港のブランドと共に160以上ものブランドが参加する、まさに『インターナショナルオーディオショウ』というネーミング通りの本格的なイベントとなった。
またゾノトーンブランドのケーブルを筆頭に、電源関連などのオーディオアクセサリーも、日本や欧米のハイエンドブランドも含め多くが出展され、注目を浴びていた。今後中国で大きく伸びるアイテムであろう。
中古レコード、高品位CDなどを販売するブースが多いのも上海ショウの特徴。やはり、レコードの人気は高いようである。
さらに初の試みとして、ハイエンドなオーディオ機器を搭載したポルシェなどの高級車も外に配置され、参加者が試聴できるようになっていた。高級カーオーディオは今、中国で人気を呼んでいるのである。
今回は初日である31日から、多くのファンがイベントに詰めかけ、大変な熱気と大きな盛り上がりをみせていたのが印象的であった。
主催であるCHINA NATIONAL PUBLICATIONS IMPORT & EXPORT CORPOの張 国梁氏は本ショウの終了後、「今回は10回目ということもあり、新しい趣向も積極的に取り入れました。その結果、約7,000人という多くの方に参加していただき、おかげさまで成功を収めることができました。来年も同じ会場で開催する予定でいます」と語ってくれた。
中国ではオーディオへの関心がますます高まっている。それが『上海インターナショナルオーディオショウ』の盛り上がりから実感できた。