公開日 2019/01/08 05:04
フォノイコ内蔵、オートリフト機能
<CES>Technics、エントリークラスの新ターンテーブル「SL-1500C」。DJ向け「SL-1200MK7」も
編集部:風間雄介
パナソニックは、Technicsブランドより、新ターンテーブル「SL-C1500C」を発表した。夏頃に日米で発売となる予定。
これまでTechnicsブランドのハイファイ向けターンテーブルで最も安価なのは「SL-1200GR」だったが、本機はさらに購入しやすい価格帯で登場する見込み。ピッチコントローラーを撤廃するなどしてコストを抑制した。
さらにフォノイコを内蔵し、ラインアウトを搭載することで、別途フォノイコを用意しなくても、多彩なオーディオ機器へ接続可能になった。またオートリフト機能も備え、再生操作がかんたんになった。さらにカートリッジにはオルトフォンの「2M Red」を同梱。購入してすぐに音楽を楽しめる。
安価なモデルながら、回転の正確さを高めるための最新技術を搭載。コアレスのダイレクトドライブモーターを搭載しており、それを安定して回転させるために、ブルーレイプレーヤーで培った技術を採用している。
プラッターは2レイヤー構造を採用。デッドニング用のラバーも用いられている。
■DJ向け「SL-1200MK7」も登場
DJ向けのターンテーブル「SL-1200MK7」も登場した。同社としてMK6に続く、約9年ぶりのDJ用ターンテーブル新モデルということになる。こちらも夏頃の発売を予定している。価格は10万円以下になる予定。
SL-1200GRのものをベースとしたモーターを使いながら、イナーシャなど、操作する際の感覚をDJ向けに調整した。またセレクターボタンとSTART/STOPボタンを同時に押すことで逆回転させられるなど、DJ向けの仕様を満載している。
磁力やコアレスステーターとローターマグネットのギャップを調整することなどで、トルクはSL-1200MK5と同等を実現した。
またシャーシは上記の「SL-C1500C」と共通で、テクニクス関係者曰く「SL-1200MK7とSL-C1500Cは兄弟モデル」とのこと。ただし外観は全く異なっており、SL-1200MK7はブラックの精悍な筐体で、SL-C1500CはTechnicsのハイファイオーディオと同じシルバーを基調としたデザイン。
なおSL-1200MK7のライトは、写真のものは赤く光っているが、プラッター内部のディップスイッチを操作することで、すべて青に点灯させることも可能という。
これまでTechnicsブランドのハイファイ向けターンテーブルで最も安価なのは「SL-1200GR」だったが、本機はさらに購入しやすい価格帯で登場する見込み。ピッチコントローラーを撤廃するなどしてコストを抑制した。
さらにフォノイコを内蔵し、ラインアウトを搭載することで、別途フォノイコを用意しなくても、多彩なオーディオ機器へ接続可能になった。またオートリフト機能も備え、再生操作がかんたんになった。さらにカートリッジにはオルトフォンの「2M Red」を同梱。購入してすぐに音楽を楽しめる。
安価なモデルながら、回転の正確さを高めるための最新技術を搭載。コアレスのダイレクトドライブモーターを搭載しており、それを安定して回転させるために、ブルーレイプレーヤーで培った技術を採用している。
プラッターは2レイヤー構造を採用。デッドニング用のラバーも用いられている。
■DJ向け「SL-1200MK7」も登場
DJ向けのターンテーブル「SL-1200MK7」も登場した。同社としてMK6に続く、約9年ぶりのDJ用ターンテーブル新モデルということになる。こちらも夏頃の発売を予定している。価格は10万円以下になる予定。
SL-1200GRのものをベースとしたモーターを使いながら、イナーシャなど、操作する際の感覚をDJ向けに調整した。またセレクターボタンとSTART/STOPボタンを同時に押すことで逆回転させられるなど、DJ向けの仕様を満載している。
磁力やコアレスステーターとローターマグネットのギャップを調整することなどで、トルクはSL-1200MK5と同等を実現した。
またシャーシは上記の「SL-C1500C」と共通で、テクニクス関係者曰く「SL-1200MK7とSL-C1500Cは兄弟モデル」とのこと。ただし外観は全く異なっており、SL-1200MK7はブラックの精悍な筐体で、SL-C1500CはTechnicsのハイファイオーディオと同じシルバーを基調としたデザイン。
なおSL-1200MK7のライトは、写真のものは赤く光っているが、プラッター内部のディップスイッチを操作することで、すべて青に点灯させることも可能という。