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公開日 2019/01/10 15:52
メーカーアンケート(7)

<年頭アンケート:ヤマハMJ>新たな顧客創出に向け顧客接点を強化。あらゆるお客様へ「ヤマハの音」の価値を拡げていく

Senka21編集部・竹内純
(設問)2019年に御社が注力するカテゴリーにおける市場環境や消費動向、消費者の意識の変化をどう見るか。また、そこでの需要喚起・市場創造へ向けた考えや取り組みについてご回答ください

(回答者)
株式会社ヤマハミュージックジャパン
AV流通営業部 マーケティング課 課長
飯田哲也氏



2018年12月を皮切りに4K8Kの高画質放送開始によって、スポーツ中継などを家庭で観戦する楽しみが増してくことでしょう。そこでは、音響機器が映像高画質化の迫力をお客様へ確実に伝達する上で大事な役割を担うことになると思います。

私たちは、日頃、お客様より高い評価を得ているサウンドバー製品の提案をさらに強化をしていく計画です。パーソナル、友人、ファミリーなど、ライフスタイルによって映像/音楽の視聴シーンも変わっていきます。私たちは、各々の顧客ニーズに合った製品群を揃え、来る2020年のオリンピック・イヤーに向けて2019年より話題づくりを積極的に実施して参ります。

じっくりと映像・音楽に向き合いたいお客様には、2018年後半より順次市場導入させていただいておりますHiFi製品がございます。ヤマハだからできる音楽性表現をFlagship-HiFi 5000シリーズとして追求しました。私たちが目指したのは、音の入り口から出口までをヤマハが理想とする音で貫き、音楽が生まれたその場にいるかのような深い音楽体験をお客様に届けることです。

また、この音楽体験を確実にお客様に伝えていく施策といたしまして、私たちは「プレミアムショップ政策」を軸に販売店さまとの強力なパートナーシップをもって “音楽を心から愛する人” へヤマハブランドを届けていきたいと考えています。

携帯端末で映像・音楽をリスニングする時代では、ヘッドホン/イヤホンを含むウエアラブル機器が市場のメインストリームとなっている中、そこではOut of HOMEからHOMEへのシームレスなライフスタイルの楽しみ方が存在します。ヤマハはDeezer HiFiに対応したミュージックキャスト製品群によって新たな顧客との接点を創出していきたいと考えております。

また、対称的にデジタル・メディアでしか音楽を聴いたことがない若者が昨今、「どこか温かみのある紙のパッケージ」に魅せられ、レコードで音楽を聴くスタイルが増加傾向の中、ヤマハのミュージックキャストは、レコードプレーヤーを含む製品ラインナップを用意し、あらゆるお客様に向けて音楽の価値を拡げていきます。

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