公開日 2019/02/27 15:09
最上位クラス“7 シリーズ”の最新モデル
アーク・ジョイア、Soulution製品の取り扱い開始。モノパワー「701」/プリ「725」
編集部:川田菜月
(株)アーク・ジョイアは、スイスのオーディオブランド「Soulution(ソウリューション)」の製品取り扱いを開始。同社最上位となる“7 シリーズ”より、モノラル・パワーアンプ「701」とプリアンプ「725」の2モデルを3月1日から発売する。価格は701が750万円(税抜/1台)、725が450万円(税抜/1台)。
Soulutionは2007年から2014年まで(株)ノアが代理店として取り扱っていたブランド。多くのユーザーからの国内取り扱い再開の要望をうけ、今回新たにアーク・ジョイアとして取り扱い開始を決定したとのこと。従来製品のモノラル・パワーアンプ「700」、ステレオパワーアンプ「710」、プリアンプ「720」「721」については、新製品相当へのアップグレードも可能。
700は701相当仕様へのアップグレードで360万円(1台)、710は711相当仕様へのアップグレードで320万円(1台)、720/721は725相当仕様へのアップグレードで95万円(1台)となる。費用には海外往復輸送費、他諸費用も含まれる。
■超広帯域モジュール・アンプ採用のモノラルパワー「701」
“7シリーズ”は、同社理念である“nature of sound”を追求したという同ブランドの最上位クラス。最高品質のコンポーネントを使用し、最先端な技術を投入することで、音楽の忠実再生を実現するとしている。
モノラル・パワーアンプ「701」は、モノラル片チャンネルごとにブリッジ・モノラル・アンプ(1200W/4Ω)構成を採用。デュアル・モノアンプ(2×300W/4Ω)に切り替えることでバイ・アンプ駆動も対応し、鳴らしにくいとされる密閉型スピーカーも含めた様々なスピーカーのパフォーマンスを最大限に引き出すとしている。
メイン増幅部には超広帯域モジュール・アンプを採用。従来のオーバーオールNFB回路に頼ることなく、ウルトラ・ハイバンド・モジュールアンプを特殊なケースに封入して温度を一定に保ち、ブリッジ構成の2つのアンプ回路へ搭載することで、周波数特性は2MHz/-3dB、歪率はブリッジ・モノ動作時で0.00015%以下、バイ・アンプ動作時で0.001%以下と低歪みを実現する。
長期にわたって高い性能を維持できるよう、信号が約10分間入力されない状態が続くと、アイドリング電流を抑えてパワートランジスターの負担を軽減。他にも、過大入力/過電流/温度の保護回路による安全設計を施している。
従来モデル「700」では1,000VA トロイダルトランスを2基搭載したリニア電源を採用していたが、701では専用設計のハイエンド・スイッチング電源を採用。600VA スイッチング電源を4基使用し、総容量1,000,000μF超のフィルター・コンデンサ群を搭載。大規模な出力電圧/電流の安定化が可能になり、パワーアンプとしての真価を最大限に発揮するとアピールされる。内部には導電性の高い高品質な銅製コネクタを使用し、大量の電流も無駄なく伝送できるとしている。
入力端子はバランス (XLR)×1、アンバラス(RCA)×1を装備。1台につき消費電力が最大2,000W、外形寸法/質量は、560W×306H×585Dmm/80kg(1台)。
■金属箔抵抗ネットワークとリレーによるボリュームを採用した「725」
プリアンプ「725」は同ブランドのリファレンスモデルで、増幅段アンプは0Hzから1MHzまでの帯域を+0dB/-3dBで再生する超広帯域特性を持つとのこと。また信号を高速かつ正確に伝送し、全帯域にわたって自然で透明感あふれるサウンドを実現するとしている。
左右のチャンネル回路をそれぞれ独立させたデュアル・モノラル構成を採用。また大型の導電プレートを回路内の各所に搭載することで、大電圧でもロスなく供給可能。さらに信号経路内の部品点数を可能な限り少なくすることで、純度の高いリアルな音場を再現するとのこと。
金属箔抵抗ネットワークとリレーの組み合わせによる、80ステップ(@1dB)の高音質ボリューム・コントロールを採用し、高精度でノイズ感の少ない音楽再生を実現。またボリューム回路と並列に音量設定用のPGAアンプを挿入し、ボリューム調整時にのみPGAアンプを使用することで、リレーの動作音を抑制して滑らかな調節が可能となった。
他にも、入力ソース間のレベル差が補正できる入力感度調整(+3/+6/+9dB)、デジタル・ノイズの混入を防ぐ入力帯域制限(20k/200k/2MHz)の設定、入力のDC成分を検知すると自動的にカップリング・コンデンサーを回路内に挿入する安全設計を施している。また注文時のオプションでMCフォノ入力追加も可能(税抜60万円/1基)。
電源部は、オーディオ回路とデジタル・コントロール回路用でそれぞれ独立した、独自開発の専用電源を採用。従来モデル「720」と比べてより正確な回路全体への電流供給が可能となり、さらなる安定動作を実現するとのこと。総容量500,000μF以上の大規模なコンデンサー群を採用し、歪みや色付けのない再生が可能という。入力端子はバランス(XLR)×2、アンバラス(RCA)×3、出力端子はバランス(XLR)×1、アンバラス(RCA)×1を装備する。
いずれも、筐体はネジが見えない独自の構造を採用し、生活空間にもフィットする美しいデザインに仕上げたとのこと。また防振、電磁シールドなどの機能に加え、シャーシ全体を放熱に利用する事が可能になっている。
消費電力が60W、外形寸法(突起部含まず)/質量は480W×170H×450Dmm/30kg。
Soulutionは2007年から2014年まで(株)ノアが代理店として取り扱っていたブランド。多くのユーザーからの国内取り扱い再開の要望をうけ、今回新たにアーク・ジョイアとして取り扱い開始を決定したとのこと。従来製品のモノラル・パワーアンプ「700」、ステレオパワーアンプ「710」、プリアンプ「720」「721」については、新製品相当へのアップグレードも可能。
700は701相当仕様へのアップグレードで360万円(1台)、710は711相当仕様へのアップグレードで320万円(1台)、720/721は725相当仕様へのアップグレードで95万円(1台)となる。費用には海外往復輸送費、他諸費用も含まれる。
■超広帯域モジュール・アンプ採用のモノラルパワー「701」
“7シリーズ”は、同社理念である“nature of sound”を追求したという同ブランドの最上位クラス。最高品質のコンポーネントを使用し、最先端な技術を投入することで、音楽の忠実再生を実現するとしている。
モノラル・パワーアンプ「701」は、モノラル片チャンネルごとにブリッジ・モノラル・アンプ(1200W/4Ω)構成を採用。デュアル・モノアンプ(2×300W/4Ω)に切り替えることでバイ・アンプ駆動も対応し、鳴らしにくいとされる密閉型スピーカーも含めた様々なスピーカーのパフォーマンスを最大限に引き出すとしている。
メイン増幅部には超広帯域モジュール・アンプを採用。従来のオーバーオールNFB回路に頼ることなく、ウルトラ・ハイバンド・モジュールアンプを特殊なケースに封入して温度を一定に保ち、ブリッジ構成の2つのアンプ回路へ搭載することで、周波数特性は2MHz/-3dB、歪率はブリッジ・モノ動作時で0.00015%以下、バイ・アンプ動作時で0.001%以下と低歪みを実現する。
長期にわたって高い性能を維持できるよう、信号が約10分間入力されない状態が続くと、アイドリング電流を抑えてパワートランジスターの負担を軽減。他にも、過大入力/過電流/温度の保護回路による安全設計を施している。
従来モデル「700」では1,000VA トロイダルトランスを2基搭載したリニア電源を採用していたが、701では専用設計のハイエンド・スイッチング電源を採用。600VA スイッチング電源を4基使用し、総容量1,000,000μF超のフィルター・コンデンサ群を搭載。大規模な出力電圧/電流の安定化が可能になり、パワーアンプとしての真価を最大限に発揮するとアピールされる。内部には導電性の高い高品質な銅製コネクタを使用し、大量の電流も無駄なく伝送できるとしている。
入力端子はバランス (XLR)×1、アンバラス(RCA)×1を装備。1台につき消費電力が最大2,000W、外形寸法/質量は、560W×306H×585Dmm/80kg(1台)。
■金属箔抵抗ネットワークとリレーによるボリュームを採用した「725」
プリアンプ「725」は同ブランドのリファレンスモデルで、増幅段アンプは0Hzから1MHzまでの帯域を+0dB/-3dBで再生する超広帯域特性を持つとのこと。また信号を高速かつ正確に伝送し、全帯域にわたって自然で透明感あふれるサウンドを実現するとしている。
左右のチャンネル回路をそれぞれ独立させたデュアル・モノラル構成を採用。また大型の導電プレートを回路内の各所に搭載することで、大電圧でもロスなく供給可能。さらに信号経路内の部品点数を可能な限り少なくすることで、純度の高いリアルな音場を再現するとのこと。
金属箔抵抗ネットワークとリレーの組み合わせによる、80ステップ(@1dB)の高音質ボリューム・コントロールを採用し、高精度でノイズ感の少ない音楽再生を実現。またボリューム回路と並列に音量設定用のPGAアンプを挿入し、ボリューム調整時にのみPGAアンプを使用することで、リレーの動作音を抑制して滑らかな調節が可能となった。
他にも、入力ソース間のレベル差が補正できる入力感度調整(+3/+6/+9dB)、デジタル・ノイズの混入を防ぐ入力帯域制限(20k/200k/2MHz)の設定、入力のDC成分を検知すると自動的にカップリング・コンデンサーを回路内に挿入する安全設計を施している。また注文時のオプションでMCフォノ入力追加も可能(税抜60万円/1基)。
電源部は、オーディオ回路とデジタル・コントロール回路用でそれぞれ独立した、独自開発の専用電源を採用。従来モデル「720」と比べてより正確な回路全体への電流供給が可能となり、さらなる安定動作を実現するとのこと。総容量500,000μF以上の大規模なコンデンサー群を採用し、歪みや色付けのない再生が可能という。入力端子はバランス(XLR)×2、アンバラス(RCA)×3、出力端子はバランス(XLR)×1、アンバラス(RCA)×1を装備する。
いずれも、筐体はネジが見えない独自の構造を採用し、生活空間にもフィットする美しいデザインに仕上げたとのこと。また防振、電磁シールドなどの機能に加え、シャーシ全体を放熱に利用する事が可能になっている。
消費電力が60W、外形寸法(突起部含まず)/質量は480W×170H×450Dmm/30kg。