トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2019/05/12 14:12
出力は800W/ch(4Ω)

<HIGH END>Playback Designs 、約130kgの巨大アンプを参考出展/Ayre、ネットワーク対応CDプレーヤー「CX-8」

編集部:小澤貴信
世界最大規模のオーディオ見本市「HIGH END MUNICH 2019」が独ミュンヘンで現地時間の9日から12日まで開幕している。

Playback Designs(プレイバック・デザインズ)は、フラグシップとなるセパレートプレーヤー“DREAMシリーズ”と共に、約130kgという超弩級ステレオ・パワーアンプ「SPA-8」を参考出展した。

「SPA-8」(写真右)。左側にある“DREAM”のトランスポート/DACと比べるとその巨大さがわかるだろう

外形寸法は730W×340H×860Dmm。筐体デザインがDREAMシリーズと揃えられているだけに、その大きさが際立つ。出力は800W/ch(4Ω)、連続最大出力は1,600W/chを誇る。アンプ部は、いずれもディスクリート構成というクラスAの入力段と電圧増幅段、クラスAのプリ・ドライバー段およびクラスAドライバー段、バイポーラトランジスターによるクラスABの出力段で構成されている。

電源部は、1,800VAのトロイダルトランスを2基、294,000μF相当のキャパシターなどで構成されている。また、各チャンネルは個別に備えられた独立動作するプロセッサーで制御される。今回出展されたのはプロトタイプとのことで、今後も仕様などは検討・変更されるようだが、2020年の発売を目指しているという。

Playback Designsのブース

AYRE(エアー)は、8シリーズの新製品としてネットワーク再生機能を内蔵したCDプレーヤー「CX-8」を出展した。先行して登場した8シリーズのネットワークプレーヤー/USB-DAC内蔵プリメインアンプ「QX-8」と共通のデジタル部を備えており、CDプレーヤー機能に加えて、パソコン等からのUSB入力、ネットワーク再生、TidalやDeezer HiFiなどの音楽ストリーミング再生、Roon Readyなどに対応する。

「CX-8」

ティアック製CDメカを搭載。DACチップはESS製「ES9038Q2M」を採用する。アナログ出力はRCAシングルエンド/XLRバランスを搭載。デジタル入力はLAN、USB-Bなどを備える。発売は今年の8月〜9月の発売を予定しているという。

背面端子部

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB