公開日 2019/11/23 15:28
Estelonの最新スピーカーをSoulutionでデモ
<2019TIAS>Brinkmann、NAGRAの新製品が初上陸/Sonus Faber「Minima Amator II」初展示も
オーディオ編集部:浅田陽介
11月22日(金)から24日(日)までの3日間、東京国際フォーラム(有楽町)にて開催中の『2019東京インターナショナルオーディオショウ』。国内外合わせて200を超えるブランドが登場する同イベントは、今年も見どころ満載だ。
本稿では、太陽インターナショナルとノア、アーク・ジョイアのブースの模様をお伝えする。
■太陽インターナショナル
AvalonやdCS、Brinkmann、NAGRAなどを扱う(株)太陽インターナショナルのブースでは、日本初展示となる製品が多く登場し、来場者の注目を集めている。
Brinkmannからはアナログプレーヤーの新製品「Taurus」(¥1,750,000/税別)と、フォノイコライザーの新製品「Edison MkII」(¥1,460,000/税別)の2モデルが、日本のオーディオショウでは初めて公開されている。
Brinkmannのアナログプレーヤーといえば、マグネットとコイルの反発によって引き合うというリニアモーターカーの原理を応用したダイレクトドライブ方式の採用がその代名詞にもなっているが、Taurusはそんな同社アナログプレーヤーの最高峰を目指して開発されたモデルである。
外観はすでに発売されているBardoのイメージ同様に無駄のないシンプルなもの。これはメカニカルなノイズを徹底的に抑え込むために採用されたもので、10kgのアロイプラッターはそのまま従来機を踏襲しつつ、Taurusでは40mm厚の航空機グレードアルミニウムでベースを構成している。
また、ソフトウェアによって管理される回転制御機構を装備し、ワウ・フラッターを極限まで抑え込んだ回転を実現していることに加え、33.3rpm、45rpmの切り替えを行うコントローラーをワイヤレス化。操作性やセッティングの自由度という意味でも従来機にはない魅力を備えたアナログプレーヤーとなっている。
フォノイコライザーのEdision MkIIは、2011年に開発された初代Edisonをベースとして、さらなる改良を施したモデルだ。ハイブリッド構成となる本機の初段のトランジスターステージは、後段となる真空管ステージに信号を増幅して送るための役割を担い、ゲインの調整のすべてをこのトランジスターステージで実施。Brinkmannが特に重要というイコライジング補正は、テレフンケン製オリジナルPC803を採用した真空管ステージで行う構造となっている。
MkIIとなってからの主な改善点となるのがRIAAイコライジング回路。最新デバイスへの置き換えや容量の見直しなど、使用したコンデンサーには全てアップデートが行われており、また同社が手掛けるDACの開発で培った出力段へのノウハウも投入するなどしてノイズフロアの改善を実現している。
スイスを代表するハイエンドブランド NAGRAからも、本邦初公開となるDAコンバーター「HD DAC X」(¥6,900,000/税別)が登場し、来場者の話題を呼んでいる。NAGRAのHDシリーズといえば、モノラルパワーアンプの「HD AMP」、そしてプリアンプの「HD PREAMP」といった世界中でそのサウンドが評価されるラインナップが揃うが、HD DAC Xは従来機のHD DACから大幅なアップデートを施し、HD PREAMPと同様の筐体デザインを採用したDAコンバーターとなっている。
HD DAC Xは、内部に極めて高精度かつ低ジッターなクロックを採用しているが、このクロックの演算は全て内部のFPGAにて実施。入力された信号は全てDSD256へとアップコンバートされた上で、DA変換される仕組みを採用している。
デジタル入力はUSB、AES/EBU、RCA同軸、BNC同軸、そしてNAGRA製品と接続するNAGRA Linkを装備。USBには独自のソフトウェアで動作する8コアのX-MOSチップを採用した。こうしたさまざまな改良を施したことで、HD DAC Xでは最大でDSD256までのサンプルレート音源への対応も果たしている。
このデジタル部を支えるのが、極めて強力な電源部だ。HD PREAMPでも採用されたスパーキャパシターによる仮想バッテリーによる動作はその優れたS/Nで高い評価を獲得していたが、今回のHD DAC Xではその3倍もの容量を確保。内部には37個にもおよぶ個別電源を搭載し、またデジタルセクションのみでも16個もの電源を採用。HD DACと比較しておよそ30倍ものノイズレベルの改善を実現している。
このほか、太陽インターナショナルのブースでは、dCSやJeff Rowland、T+A、Avalonといったハイエンドブランドのデモンストレーションを実施。世界の名だたるハイエンドブランドのサウンドを存分に体感できる内容となっている。
■ノア
ノアのブースでは、Aida IIをはじめとしたSonus Faberのスピーカー郡を中心に、Burmesterのアンプ郡を組み合わせたメインの試聴システムを構成し、来場者からの関心を集めている。また、注目したいのは最新モデルとして参考出品されている「Minima Amator II」だ。
Minima Amator IIは今年のMunich HIGH END 2019で発表されたスピーカーシステム。トラディショナルなデザインを通して過去に敬意を払いながら、現代のテクノロジーによってその再現能力をさらに高めるというアピローチで開発されたモデルである。
すでに日本でも同様のコンセプトによって開発された「Elekta Amator III」が高い評価を獲得しているが、今回のMinima Amator IIは、1992年登場のオリジナルモデルを27年の時を経て復活させたモデルとして大きな話題を呼んでいる。
最新テクノロジーという面では、DAD-Damped Apex Domeテクノロジーを採用した28mmのシルクドームトゥイーターと、イタリア・ヴィチェンツァの研究室で開発されたというセルロース・パルプと天然繊維によるコーンを採用する6インチのミッドウーファー、そしてクロスオーバーネットワークの搭載によって、Sonus Faberの銘機として名高いMinimaを現在最先端のスピーカーとして見事に蘇らせている。
Minima Amator IIそのものは今回のショウでの音出しは予定されていないが、その洗練された外観を実際に見るだけでも大きな価値があると言っていいだろう。
また、Sonus Faberのスピーカーの新製品としては、今年9月に発売されたSonettoシリーズの最新モデルとなる「Sonetto V」(¥660,000/税別・ペア)と「Sonetto II」(¥284,000/税別・ペア)、「Sonetto Center II」(¥290,000/税別)といった新製品も展示。同シリーズは「Sonetto III」(¥500,000/税別・ペア)と「Sonetto VIII」(¥900,000/税別・ペア)の音出しが行われている。
この他ノアのブースでは、Acoustical SystemsやKLAUDiO、Dr.Feickert Analogueなどのアナログ製品も展示されている。
■アーク・ジョイア
アーク・ジョイアのブースで主役となっているのが、およそ9年ぶりに日本での取り扱いが復活したスイスのアンプブランドSoulutionと、エストニアのスピーカーブランドEstelonで構成された試聴システムだ。
Estelonでの注目は、今年9月に最新モデルとして発表されるや否や、そのサウンドで極めて高い評価を獲得した「Forza」(¥13,800,000/税別・ペア)が、大阪ハイエンドショウに続く形でデモンストレーションが行われていることだ。
大理石のパウダーと樹脂などの複合素材を混合した上で鋳造成型された美しいキャビネットを持つForzaに搭載されるのは、独Accuton社によるカスタムメイドとなるユニット郡。ミッドレンジはダイヤモンドに次ぐ硬さを持つという168mm逆ドーム型セラミック・ユニットを搭載し、トゥイーターには25mmの逆ドーム型ダイヤモンドトゥイーターを採用。こうした極めて高硬度なユニットを巧みに採用したことで、極めてナチュラルな再生音を実現している。
このForzaを駆動するSoulutionのアンプは、モノラルパワーアンプ「701」(¥7,500,000/税別・1台)。メインの増幅部に超広帯域モジュールアンプを採用したほか、総容量総容量1,000,000μF超のフィルター・コンデンサ群を搭載した新開発のスイッチング電源を投入するなどして、周波数特性2MHz/-3dBをはじめ驚異的な特性値を実現したパワーアンプである。
実はこのSoulutionとEstelonという組み合わせは、海外のオーディオショウでも例が多い。鳴らしにくいとされる密閉型のスピーカーとのペアリングにおいて極めて高い評価を獲得するSoulutionのアンプはEstelonとも非常に相性が良く、今回のアーク・ジョイアのブースではそんな世界のオーディオファンを魅了したサウンドが日本で聴ける貴重な機会にもなっている。
そしてもう一つ、アーク・ジョイアのブースで注目を集めたのが、今年9月より取り扱いをスタートしたスイスのアナログブランドとなるDE BAERの「Topas」(¥6,300,000/税別)とトーンアーム「Onyx」(¥1,680,000/税別・12インチ、1,630,000/税別・9インチ)だ。
Topasは回転軸にマグネット・フローティング機構を採用したターンテーブルで、キャビネットには御影石とアルミニウムをシリコンフィルムで挟んだ三重構造を採用。不要共振や振動から隔絶した回転を実現した。POM材によるアウタープラッターは上下を分離した構造とした上で超硬質の可動ボールを配置するなどして接触面積を極小とし、モーターからの影響も徹底的に排除させるなど、随所にユニークなアイデアと徹底的な物量を投入したターンテーブルとなっている。
また、トーンアームのOnyxは、3本のカーボン製ロッドを組み合わせることで共振を徹底して抑制。ピボット部には水平/垂直方向に高精度なベアリングを用いた上でそれぞれの方向にマグネットフローティングを行うなど、純度の高いトレースを実現するための工夫が随所に盛り込まれている。
世界中のオーディオファン達の憧れの的にもなっている現在最先端のハイエンドオーディオの世界。アーク・ジョイアのブースではそんな滅多に体験できないサウンドを存分に聴くことができる貴重な場となっているといえるだろう。
本稿では、太陽インターナショナルとノア、アーク・ジョイアのブースの模様をお伝えする。
■太陽インターナショナル
AvalonやdCS、Brinkmann、NAGRAなどを扱う(株)太陽インターナショナルのブースでは、日本初展示となる製品が多く登場し、来場者の注目を集めている。
Brinkmannからはアナログプレーヤーの新製品「Taurus」(¥1,750,000/税別)と、フォノイコライザーの新製品「Edison MkII」(¥1,460,000/税別)の2モデルが、日本のオーディオショウでは初めて公開されている。
Brinkmannのアナログプレーヤーといえば、マグネットとコイルの反発によって引き合うというリニアモーターカーの原理を応用したダイレクトドライブ方式の採用がその代名詞にもなっているが、Taurusはそんな同社アナログプレーヤーの最高峰を目指して開発されたモデルである。
外観はすでに発売されているBardoのイメージ同様に無駄のないシンプルなもの。これはメカニカルなノイズを徹底的に抑え込むために採用されたもので、10kgのアロイプラッターはそのまま従来機を踏襲しつつ、Taurusでは40mm厚の航空機グレードアルミニウムでベースを構成している。
また、ソフトウェアによって管理される回転制御機構を装備し、ワウ・フラッターを極限まで抑え込んだ回転を実現していることに加え、33.3rpm、45rpmの切り替えを行うコントローラーをワイヤレス化。操作性やセッティングの自由度という意味でも従来機にはない魅力を備えたアナログプレーヤーとなっている。
フォノイコライザーのEdision MkIIは、2011年に開発された初代Edisonをベースとして、さらなる改良を施したモデルだ。ハイブリッド構成となる本機の初段のトランジスターステージは、後段となる真空管ステージに信号を増幅して送るための役割を担い、ゲインの調整のすべてをこのトランジスターステージで実施。Brinkmannが特に重要というイコライジング補正は、テレフンケン製オリジナルPC803を採用した真空管ステージで行う構造となっている。
MkIIとなってからの主な改善点となるのがRIAAイコライジング回路。最新デバイスへの置き換えや容量の見直しなど、使用したコンデンサーには全てアップデートが行われており、また同社が手掛けるDACの開発で培った出力段へのノウハウも投入するなどしてノイズフロアの改善を実現している。
スイスを代表するハイエンドブランド NAGRAからも、本邦初公開となるDAコンバーター「HD DAC X」(¥6,900,000/税別)が登場し、来場者の話題を呼んでいる。NAGRAのHDシリーズといえば、モノラルパワーアンプの「HD AMP」、そしてプリアンプの「HD PREAMP」といった世界中でそのサウンドが評価されるラインナップが揃うが、HD DAC Xは従来機のHD DACから大幅なアップデートを施し、HD PREAMPと同様の筐体デザインを採用したDAコンバーターとなっている。
HD DAC Xは、内部に極めて高精度かつ低ジッターなクロックを採用しているが、このクロックの演算は全て内部のFPGAにて実施。入力された信号は全てDSD256へとアップコンバートされた上で、DA変換される仕組みを採用している。
デジタル入力はUSB、AES/EBU、RCA同軸、BNC同軸、そしてNAGRA製品と接続するNAGRA Linkを装備。USBには独自のソフトウェアで動作する8コアのX-MOSチップを採用した。こうしたさまざまな改良を施したことで、HD DAC Xでは最大でDSD256までのサンプルレート音源への対応も果たしている。
このデジタル部を支えるのが、極めて強力な電源部だ。HD PREAMPでも採用されたスパーキャパシターによる仮想バッテリーによる動作はその優れたS/Nで高い評価を獲得していたが、今回のHD DAC Xではその3倍もの容量を確保。内部には37個にもおよぶ個別電源を搭載し、またデジタルセクションのみでも16個もの電源を採用。HD DACと比較しておよそ30倍ものノイズレベルの改善を実現している。
このほか、太陽インターナショナルのブースでは、dCSやJeff Rowland、T+A、Avalonといったハイエンドブランドのデモンストレーションを実施。世界の名だたるハイエンドブランドのサウンドを存分に体感できる内容となっている。
■ノア
ノアのブースでは、Aida IIをはじめとしたSonus Faberのスピーカー郡を中心に、Burmesterのアンプ郡を組み合わせたメインの試聴システムを構成し、来場者からの関心を集めている。また、注目したいのは最新モデルとして参考出品されている「Minima Amator II」だ。
Minima Amator IIは今年のMunich HIGH END 2019で発表されたスピーカーシステム。トラディショナルなデザインを通して過去に敬意を払いながら、現代のテクノロジーによってその再現能力をさらに高めるというアピローチで開発されたモデルである。
すでに日本でも同様のコンセプトによって開発された「Elekta Amator III」が高い評価を獲得しているが、今回のMinima Amator IIは、1992年登場のオリジナルモデルを27年の時を経て復活させたモデルとして大きな話題を呼んでいる。
最新テクノロジーという面では、DAD-Damped Apex Domeテクノロジーを採用した28mmのシルクドームトゥイーターと、イタリア・ヴィチェンツァの研究室で開発されたというセルロース・パルプと天然繊維によるコーンを採用する6インチのミッドウーファー、そしてクロスオーバーネットワークの搭載によって、Sonus Faberの銘機として名高いMinimaを現在最先端のスピーカーとして見事に蘇らせている。
Minima Amator IIそのものは今回のショウでの音出しは予定されていないが、その洗練された外観を実際に見るだけでも大きな価値があると言っていいだろう。
また、Sonus Faberのスピーカーの新製品としては、今年9月に発売されたSonettoシリーズの最新モデルとなる「Sonetto V」(¥660,000/税別・ペア)と「Sonetto II」(¥284,000/税別・ペア)、「Sonetto Center II」(¥290,000/税別)といった新製品も展示。同シリーズは「Sonetto III」(¥500,000/税別・ペア)と「Sonetto VIII」(¥900,000/税別・ペア)の音出しが行われている。
この他ノアのブースでは、Acoustical SystemsやKLAUDiO、Dr.Feickert Analogueなどのアナログ製品も展示されている。
■アーク・ジョイア
アーク・ジョイアのブースで主役となっているのが、およそ9年ぶりに日本での取り扱いが復活したスイスのアンプブランドSoulutionと、エストニアのスピーカーブランドEstelonで構成された試聴システムだ。
Estelonでの注目は、今年9月に最新モデルとして発表されるや否や、そのサウンドで極めて高い評価を獲得した「Forza」(¥13,800,000/税別・ペア)が、大阪ハイエンドショウに続く形でデモンストレーションが行われていることだ。
大理石のパウダーと樹脂などの複合素材を混合した上で鋳造成型された美しいキャビネットを持つForzaに搭載されるのは、独Accuton社によるカスタムメイドとなるユニット郡。ミッドレンジはダイヤモンドに次ぐ硬さを持つという168mm逆ドーム型セラミック・ユニットを搭載し、トゥイーターには25mmの逆ドーム型ダイヤモンドトゥイーターを採用。こうした極めて高硬度なユニットを巧みに採用したことで、極めてナチュラルな再生音を実現している。
このForzaを駆動するSoulutionのアンプは、モノラルパワーアンプ「701」(¥7,500,000/税別・1台)。メインの増幅部に超広帯域モジュールアンプを採用したほか、総容量総容量1,000,000μF超のフィルター・コンデンサ群を搭載した新開発のスイッチング電源を投入するなどして、周波数特性2MHz/-3dBをはじめ驚異的な特性値を実現したパワーアンプである。
実はこのSoulutionとEstelonという組み合わせは、海外のオーディオショウでも例が多い。鳴らしにくいとされる密閉型のスピーカーとのペアリングにおいて極めて高い評価を獲得するSoulutionのアンプはEstelonとも非常に相性が良く、今回のアーク・ジョイアのブースではそんな世界のオーディオファンを魅了したサウンドが日本で聴ける貴重な機会にもなっている。
そしてもう一つ、アーク・ジョイアのブースで注目を集めたのが、今年9月より取り扱いをスタートしたスイスのアナログブランドとなるDE BAERの「Topas」(¥6,300,000/税別)とトーンアーム「Onyx」(¥1,680,000/税別・12インチ、1,630,000/税別・9インチ)だ。
Topasは回転軸にマグネット・フローティング機構を採用したターンテーブルで、キャビネットには御影石とアルミニウムをシリコンフィルムで挟んだ三重構造を採用。不要共振や振動から隔絶した回転を実現した。POM材によるアウタープラッターは上下を分離した構造とした上で超硬質の可動ボールを配置するなどして接触面積を極小とし、モーターからの影響も徹底的に排除させるなど、随所にユニークなアイデアと徹底的な物量を投入したターンテーブルとなっている。
また、トーンアームのOnyxは、3本のカーボン製ロッドを組み合わせることで共振を徹底して抑制。ピボット部には水平/垂直方向に高精度なベアリングを用いた上でそれぞれの方向にマグネットフローティングを行うなど、純度の高いトレースを実現するための工夫が随所に盛り込まれている。
世界中のオーディオファン達の憧れの的にもなっている現在最先端のハイエンドオーディオの世界。アーク・ジョイアのブースではそんな滅多に体験できないサウンドを存分に聴くことができる貴重な場となっているといえるだろう。