トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2020/03/04 15:44
同社技術を取り入れたハイコストパフォーマンスライン

モニターオーディオ、エントリースピーカー「Monitorシリーズ」。オレンジユニット、ツートン仕上げの新デザイン

編集部:杉山康介
ナスペックは、同社が取り扱うモニターオーディオの新エントリースピーカーライン “Monitorシリーズ” を3月10日より発売する。ラインナップと価格は以下の通り(価格は全てペア/税抜)。

フロアスタンディング型「Monitor 300」

ブックシェルフ型
・「Monitor 50」¥33,000
・「Monitor 100」¥44,000

フロアスタンディング型
・「Monitor 200」¥80,000
・「Monitor 300」¥110,000

センタースピーカー
・「Monitor C150」¥27,000

サブウーファー
・「Monitor MRW-10」¥68,000

オレンジラインが施されたトゥイーターやオレンジカラーのウーファー、バッフル面とキャビネットで色の違うツートン仕上げなど、斬新ながらシンプルさも併せ持つとするデザインが特徴的なシリーズ。若者を意識した外観ながら、同ブランドの技術を取り入れたハイコストパフォーマンスなエントリーラインだとしている。

トゥイーターにはアルミ・マグネシウム合金の表面をセラミック処理することで、色付けのない美しい高域再生をするという同社の「C-CAMドームトゥイーター」を採用。ウーファーは同社の「MMP IIドライバー」を改良したもので、新たな表面処理によってカラーリングだけでなくハイスピードかつ自然なサウンドに磨きがかかったとしている。

背面には “Platinumシリーズ” にも採用された「HiVe IIポート」を搭載。銃の砲身の気流と同じ効果を狙って設計されたバスレフ構造で、ポート内の溝が乱流を減少させ、効果的に気流を加速させることで低域再生のダイナミックかつ高速なレスポンスに貢献するという。

ブックシェルフ型の「Monitor 50」

また、フロント部のグレーバッフルを「新世代モニターオーディオを象徴するデザインの中心」としており、過去のモデルにない新しい魅力を演出するとアピール。全モデルともブラック/ホワイト/ウォルナットの3カラー展開で、フロアスタンディング型には外観に加え音質、設置面積、安定性にこだわって設計したという「小型アウトリガーフィート」が備わる。

Monitor 50は、25mmトゥイーターと140mmミッド/ウーファー搭載の2ウェイ型で、「Silver 50」などで培われた設計技術により、本棚に設置しても性能を発揮できるという。周波数特性は55Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は2.8kHz、能率は87dB。インピーダンスは8Ωで許容入力は70W、推奨アンプ出力は15 - 70W。外形寸法は206H×206W×237.8Dmmで質量は3.56kg/台となる。

Monitor 100は、25mmトゥイーターと165mmミッド/ウーファー搭載の2ウェイ型。近年の同ブランド製品同様ユニットを可能な限り接近させ、点音源に近づけることで雄大な低域とリアルな音像定位を両立するとしている。

Monitor 100

周波数特性は44Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は3.3kHz、能率は88dB。インピーダンスは8Ωで許容入力は100W、推奨アンプ出力は30 - 100W。外形寸法は310H×201W×298.3Dmmで質量は5.12kg/台となる。

Monitor 200は、25mmトゥイーター1台と140mmウーファーを中低域用、低域用で各1基ずつ搭載する2.5ウェイ型で、ウーファーを別々のキャビティに収め、内部の空気圧を最適化したモデル。各ユニットを完璧な位相で仕上げるためにスタガード方式を採用しているという。

周波数特性は40Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は650Hz/2.2kHz、能率は88dB。インピーダンスは8Ωで許容入力は120W、推奨アンプ出力は30 - 120W。外形寸法は873H×215.4W×309.8Dmmで質量は10.82kg/台。

Monitor 200

Monitor 300には25mmトゥイーター1基と、165mmウーファーを中低域用に1基、低域用に2基搭載。ブランドのコンピューター解析による補強技術によって圧倒的なスケール感と緻密な再現性を両立したサウンドを実現しているとする。

周波数特性は35Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は700Hz/3.3kHz、能率は90dB。インピーダンスは8Ωで許容入力は150W、推奨アンプ出力は40 - 150W。外形寸法は993H×252.9W×318.9Dmmで質量は13.66kg/台となる。

ブランド他シリーズ同様にセンタースピーカーとサブウーファーも用意。センタースピーカーのMonitor C150は、25mmトゥイーター1基と140mmウーファーを中低域用に2基搭載する2ウェイ密閉型で、周波数特性は60Hz - 30kHz、クロスオーバー周波数は3.9kHz、能率は88dB。インピーダンスは8Ωで許容入力は100W、推奨アンプ出力は20 - 100W。外形寸法は174H×455W×187.8Dmmで質量は5.40kg。

Monitor MRW-10は、250mm MMP II long throwドライバーと100WクラスDパワーアンプを搭載したサブウーファー。Music/Movie/Impactの3つのイコライザーモードや0 - 180°の位相切り替え機能を搭載しており、下限周波数は30Hz、カットオフ周波数上限は50 - 120Hz(@24dB/octave可変)となる。外形寸法は320W×336H×350.6Dmmで質量は10.54kg。

Monitor C150

Monitor MRW-10

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB