トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2020/06/23 18:30
価格は税抜78万円

Lebenの真空管アンプが国内販売復活。CS-600のリファインモデル「CS-600X」発売

編集部:平山洸太
ヒノ・エンタープライズは、同社が取り扱うLebenブランドの多極真空管プリメインアンプ「CS-600X」を発売する。価格は780,000円(税抜)。

「CS-600X」

国内販売を見合わせていたブランドが復活。7年ほど前に創業者の兵頭卓氏が引退後、欧米のディーラーの要望を受けてレーベン工房として年間200台以上のアンプを45カ国以上に出荷してきたが、この度国内向けに再販を開始することになる。

CS-600Xは、従来モデル「CS-600」のリファイン製品として回路を見直したモデル。前段の真空管には将来的なメンテナンスを考慮して「12AU7」を採用するなど、「更なる音質向上と性能の安定化」を実現したとしている。

使用真空管は、6CA7/EL32×4本、12AU7×2本、12BH7×2本、6CM3×1本。回路構成は多極管のプッシュプル動作を採用し、安定性を重視しながら十分なパワーを確保。プリアンプ入力端子を備え、プリ部を通さないパワーアンプとして使用できる。

内部スイッチの切替により、出力管は付属のEL34/6CA7以外に、6L6系、KT88系などを使用可能。これにより、「様々な種類の出力管のパワーアンプを複数台所有することと同等の楽しみ」が得られるとアピールする。

機能面では、夜間の小音量再生等に役立つバスブースト機能やミュート機能、モードセレクター機能を搭載する。フロントパネルのスイッチから、ヘッドホンアンプモードも利用できる。

入力は5系統+TAPE-INの6系統で、スピーカー出力は4/6/8/16Ωの切り替えが可能。出力は28W(6CA7系)/32W(6L6系)で、入力感度は900mV/20W。また周波数特性は10Hz - 100kHz(-0.1dB)で、消費電力は195W。完全日本製としており、外形寸法は450×360×142mm、質量は23kgとなっている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB