公開日 2020/07/22 19:22
「OCB-1シリーズ」に上位機が登場
オヤイデ、ロングセラー電源タップのシリーズ上位モデル「OCB-1 EXsII」
編集部:小野佳希
オヤイデ電気は、電源タップの新製品として、ロングセラー機「OCB-1シリーズ」の最新モデル「OCB-1 EXsII」を7月31日に発売する。オープン価格だが、税抜33,000円前後での実売が予想される。
オーディオ初心者やミドルクラスのオーディオシステムにマッチする製品として、初代発売から30年以上に渡り展開されているロングセラー機「OCB-1シリーズ」の最新モデル。シリーズとしては今年4月にリニューアルしてエントリーモデル「OCB-1 ST II」とミドルモデル「OCB-1 DXs II」が展開されているが、今回、シリーズ上位モデルとして「OCB-1 EXsII」が登場した。
ケーブル部には、同社製電源ケーブル「L/iシリーズ」で実績のある「4芯スターカッド構造」を踏襲した新ケーブル「L/i50 OFC II」を採用。対角線方向の2本をそれぞれ撚り合わせることにより、ケーブルより発生する放射ノイズを打ち消し合い、不要ノイズの低減を図っている。
なお、導体には純日本製C1011 OFC導体(国産第一種OFC)を使用。オーディオに特化した導体により、繊細な音楽表現を実現したとアピールしている。また、導体構成は前機種同様の175本/0.12mmを継続し、ケーブルの取り回しと音の柔らかさを両立したともしている。
絶縁体とシースには耐燃性ポリオレフィンを使用。また、シースの上にはPVCコーティングを施すことで外部ノイズ遮断を図るとともに、踏みつけなどの不測の事態による断線からケーブルを守るよう配慮している。
4.0sqという大容量仕様にすることで、4口電源をフルに使用しても安心した電力を供給できるよう配慮。オーディオ用途だけでなくホームシアター用途にも適したモデルだとしている。なお接続する機器の合計使用電流量は15A以内で使用するよう案内している。
そのほか、アース線を追加し、アースを持つ3極のオーディオ機器に対応。また、コンセントカラーや外装スリーブのカラーリングによってデザイン面にも配慮したとするとともに、外装スリーブの制振効果によるS/N向上も図っている。
コンセントをつなぐ内部配線に、2.0mmの国産純銀線を贅沢に使用。表面をスキンパス処理しており、銀特有のギラつきとは無縁の画角の広い音像表現を実現しているという。また、アース線にもオヤイデ電気の開発した導電率102%を誇る「102 SSC」を使用している。
プラグ部には、同社の完成品として初のARMOREDシリーズ電源プラグを搭載。コンセントと同素材であるリン青銅のブレードに厚肉銀ロジウムメッキ、そして本体を締結するメカニカルアース機構による徹底した制振作用を持つ等「AP-037」を「OCB-1 EXs II」専用カラーでモディファイした。
コンセントには、累計出荷数100,000個に及ぶ同社製完全日本製コンセントSWOシリーズから、リン青銅に銀ロジウムメッキを施した「SWO-DX/ULTIMO」を採用。こちらもOCB-1 EXs II専用カラー(ブルー)を採用している。
コンセントボックス部は、高い剛性を持つというエンプラ素材「ポリブチレンテレフタレート」にGF(ガラス繊維)を30%配合する筐体素材を採用した「PBT-GF30」。PBT樹脂はテレフタル酸(TPA)と1,4-ブタンジオール(1,4−BG)を重縮合させて得られるポリエステル樹脂で、成形性、電気特性、難燃性、耐薬品性、耐熱老化性、耐候性、着色性に優れた結晶性のエンジニアリングプラスチックだという。
この素材にガラス繊維(GF)を含有強化。これにより、引っ張り強度とシャルピー衝撃強さは通常の2倍以上、DTUL(荷重たわみ温度)は無含有が50〜85℃に対し、3倍以上の200℃と、高温化での寸法安定優位性を実現したという。
また、モノコック構造を採用し、コンセントの固定は底辺より4本のポストを立ち上げすることで、振動を直接シャーシ底辺に伝達するようにしている。
そして本体肉厚は汎用塩ビ製品(塩ビ2.8mm厚)の1.4倍以上となる4mm厚を確保。さらに素材にEMIを配慮しカーボンを加えることで周辺機器間で生じる影響を最小限に留めるようにしたほか、底辺に直径13mmの足を出すことにより、床面と本体の接触面積を小さくし共振を最小限に抑えるようにしている。
オーディオ初心者やミドルクラスのオーディオシステムにマッチする製品として、初代発売から30年以上に渡り展開されているロングセラー機「OCB-1シリーズ」の最新モデル。シリーズとしては今年4月にリニューアルしてエントリーモデル「OCB-1 ST II」とミドルモデル「OCB-1 DXs II」が展開されているが、今回、シリーズ上位モデルとして「OCB-1 EXsII」が登場した。
ケーブル部には、同社製電源ケーブル「L/iシリーズ」で実績のある「4芯スターカッド構造」を踏襲した新ケーブル「L/i50 OFC II」を採用。対角線方向の2本をそれぞれ撚り合わせることにより、ケーブルより発生する放射ノイズを打ち消し合い、不要ノイズの低減を図っている。
なお、導体には純日本製C1011 OFC導体(国産第一種OFC)を使用。オーディオに特化した導体により、繊細な音楽表現を実現したとアピールしている。また、導体構成は前機種同様の175本/0.12mmを継続し、ケーブルの取り回しと音の柔らかさを両立したともしている。
絶縁体とシースには耐燃性ポリオレフィンを使用。また、シースの上にはPVCコーティングを施すことで外部ノイズ遮断を図るとともに、踏みつけなどの不測の事態による断線からケーブルを守るよう配慮している。
4.0sqという大容量仕様にすることで、4口電源をフルに使用しても安心した電力を供給できるよう配慮。オーディオ用途だけでなくホームシアター用途にも適したモデルだとしている。なお接続する機器の合計使用電流量は15A以内で使用するよう案内している。
そのほか、アース線を追加し、アースを持つ3極のオーディオ機器に対応。また、コンセントカラーや外装スリーブのカラーリングによってデザイン面にも配慮したとするとともに、外装スリーブの制振効果によるS/N向上も図っている。
コンセントをつなぐ内部配線に、2.0mmの国産純銀線を贅沢に使用。表面をスキンパス処理しており、銀特有のギラつきとは無縁の画角の広い音像表現を実現しているという。また、アース線にもオヤイデ電気の開発した導電率102%を誇る「102 SSC」を使用している。
プラグ部には、同社の完成品として初のARMOREDシリーズ電源プラグを搭載。コンセントと同素材であるリン青銅のブレードに厚肉銀ロジウムメッキ、そして本体を締結するメカニカルアース機構による徹底した制振作用を持つ等「AP-037」を「OCB-1 EXs II」専用カラーでモディファイした。
コンセントには、累計出荷数100,000個に及ぶ同社製完全日本製コンセントSWOシリーズから、リン青銅に銀ロジウムメッキを施した「SWO-DX/ULTIMO」を採用。こちらもOCB-1 EXs II専用カラー(ブルー)を採用している。
コンセントボックス部は、高い剛性を持つというエンプラ素材「ポリブチレンテレフタレート」にGF(ガラス繊維)を30%配合する筐体素材を採用した「PBT-GF30」。PBT樹脂はテレフタル酸(TPA)と1,4-ブタンジオール(1,4−BG)を重縮合させて得られるポリエステル樹脂で、成形性、電気特性、難燃性、耐薬品性、耐熱老化性、耐候性、着色性に優れた結晶性のエンジニアリングプラスチックだという。
この素材にガラス繊維(GF)を含有強化。これにより、引っ張り強度とシャルピー衝撃強さは通常の2倍以上、DTUL(荷重たわみ温度)は無含有が50〜85℃に対し、3倍以上の200℃と、高温化での寸法安定優位性を実現したという。
また、モノコック構造を採用し、コンセントの固定は底辺より4本のポストを立ち上げすることで、振動を直接シャーシ底辺に伝達するようにしている。
そして本体肉厚は汎用塩ビ製品(塩ビ2.8mm厚)の1.4倍以上となる4mm厚を確保。さらに素材にEMIを配慮しカーボンを加えることで周辺機器間で生じる影響を最小限に留めるようにしたほか、底辺に直径13mmの足を出すことにより、床面と本体の接触面積を小さくし共振を最小限に抑えるようにしている。
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