トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2020/07/31 15:55
限定生産のローズウッド板仕上げも

VPI、旗艦ターンテーブル「VPI Prime Signature」。アルミ製重量級プラッター搭載

編集部:川田菜月
エソテリックは、米VPI社のターンテーブル “Primeシリーズ” より、フラグシップモデル「VPI Prime Signature」と、ローズウッド突板仕上げの限定生産モデル「Prime Signature RW」を8月1日に発売する。価格はVPI Prime Signatureは1,250,000円(税抜)、Prime Signature RWは1,400,000円(税抜)。

「VPI Prime Signature」

VPI Prime Signatureはベルトドライブ式ターンテーブル・システム。約9kgのアルミ製重量級プラッターを搭載することでランブル・ノイズを大幅に排除し、高いイナーシャによる安定した回転精度を実現するとのこと。回転数は33 1/3、45rpmに対応。

ローズウッド突板仕上げモデル「Prime Signature RW」

また、プラッターを下から支えるインバーテッド・ベアリング方式を採用し、盤面に対してふらつきの最も少ない理想的なベアリング配置を可能にしたとのこと。駆動ベルトはスピンドルシャフトのほぼ中央に掛けることで、シャフトへの負担も大幅に軽減するという。

アメリカ製300rpmのACシンクロナス・モーターを採用。総重量6.6kgのステンレスハウジングに収めてモーターの振動を抑制する。また専用のステンレス製スタビライザー(シグネチャー・ウエイト)を付属し、さらなる高音質再生が可能だとしている。

10インチのJMW 10-3D Referenceトーンアームを採用。軽量の樹脂製ワンピースアームで、トラッキングエラーと不要共振が極めて少ないとのこと。さらにピンポイント・スパイクによるユニ・ピボット構造のベアリングを採用し、アームの感度やコンプライアンスを極限まで高めたとしている。

また、ピボットに載せてトーンアームケーブルのレモコネクター(スイスLEMO社製)を接続する合理的な設計によりカートリッジ交換の不便さも軽減したという。内部配線にはNordost Referenceワイヤーを使用。レコード掛けたままアームの高さを調整できる「VTA Base on the Fly」も採用する。

異種素材を組み合わせたリジッド構造のキャビネットは、肉厚アルミニウムを高い内部損失を誇る重量級MDF素材で挟みこんだサンドイッチ構造とし、さらにステンレスを加えることで、優れた制振性と高いハウリングマージンを確保。素材固有の共振モードを効果的に分散し、クリアでナチュラルな音質を再生するとのこと。フットには三層構造のアイソレーションフットを採用する。

筐体カラーはブラック仕上げに加え、限定生産でローズウッド突板仕上げモデル「Prime Signature RW」も用意する。最大外形寸法は553W×280H×400Dmm、質量は約30kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB